表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【合計100万PV感謝!】現実は難しいので、VTuberはじめました! 〜陰キャから抜け出すために始めた配信活動だったけど、有名配信者たちからの人気がすごいです〜  作者: もかの
2章.1節:2度目の初配信

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

49/90

第46話.初配信 byそうら

※2023 9/6 少し加筆しました。

あの後も、先輩方とチャットでお話したり(めっちゃ緊張した……)、何人かでアニカーをしたりして(最高の体験、ありがとうございます!)、今の時刻は5時になろうとしているところ。


僕と祐希、それからりーは通話しながら、そうらさんの初配信が始まるのを待っていた。


さっきまで優奈も一緒に通話してたけど、配信の準備を始めるということで5分くらい前に退出した。


「もうすぐ始まるね〜」

『といっても、いつもとそんなに変わらんだろうがな』

『ゆなっちの配信楽しみだなぁ!』


そうそう、いつの間にかりーの優奈に対する呼び方がゆなっちに変わってたんだよね。仲良くなった証拠かな?


まぁ可愛いのでなんでも最高です。


そうしているうちに、そうらさんの配信画面はましろさんが描いてくれた待機画面になっていた。


そして、既にコメント欄も騒がしくなっているようで。




:きちゃああああああああ!!!

:きちゃ!

:いや、待機画面神か?

:そうらんのイラストは黄緑の髪に水色の目、そして紺ジャージ。無表情なのに可愛いなぁ

:ミックスライブの初配信までイラスト公開しないスタイルは、直前までははよ見せろって感じだけど、いざ始まると初配信時の新鮮味が増すから最高

:てかこれ、ママましろさんじゃね?

:……確かに零くんと雰囲気似てるかも

:まぁまぁ、配信始まったら本人が話してくれるでしょ

:同接7万か……

:ミックスライブ新規生の注目度がうかがえるな

:それにしても多いだろw

:あと、ミックスライブが初配信に被せて配信するの禁じてるのも大きい

:ミックスライブの方針は神、はっきりわかんだね




お、早速そうらさんのママがましろさんって気づいてる人もいるみたいだね。


『優奈はどんな配信するだろうな』


そう祐希が言ったところで、配信が始まった。


『あ〜あ〜、みんな聞こえてる?』


なんの緊張感もない言葉で初配信が始まった。




:聞こえてるよ〜

:当たり前のような緊張感のなさ

:何年も配信してるかのテンションで草

:緊張感つってもそうらんのイラストができただけで、あとはいつもどおりの配信だもんな




「そそー。だから緊張とか一切なし。あとさっきママがましろさんじゃねって言った人、よくわかったね。大正解」




:それでも一応は初配信っていう体だから雰囲気だけでも出さないと初見さんが困ってしまう

:どうも、絶賛初配信ってこんな感じなのかと思っている初見です

:どうも、こんな感じでいいなら自分でもできそうと思ってる初見です

:普通はこんな感じじゃないので安心してください

:うん、できないからね?

:てか、やっぱりましろさんだったか

:まぁイラストがそうだもんね

:ましろさんって誰?

:あ、完全なミックスライブ推しか。零くんは知ってるだろ? その人のママなんだよ

:聞いたこと無いけど、俺が無知なだけ?

:いや、私も聞いたことなかったし

:まぁ最近話題のイラストレーター程度に思ってもらえればいいだろ

:なるほど

:一つの箱に同じママがいるって何気に見るの初めてかも

:確かに

:もしかしたら3期生全員ましろさんがママなんじゃ……

:いや、流石にないだろ




「それはお楽しみに。それじゃ、早速進める。零様みたいにみんなに決めてもらうスタイルでもいいとは思ったけど、今回は企業だからわたしが勝手に決めた。はい、ドン」



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

・名前 そうら

 きゅいあさん以外はそうらんって呼んでもらって大丈夫

・君たちのことはそうらっとって呼ぼうかな

・ファンアートはそうらーと

・はじめはそうらちは

 終わりはどうでもいいっしょ

・配信タグはそうらさんがきましたよ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




:はい、ドン。ありがとうございます!

:お楽しみには絶対なんかあるやつ……

:え、マジで全員ママ同じとかありえんの?

:零くんスタイルの決め方のほうが絶対珍しいと思うけどね

:え、零様?

:解説しよう! そうらんは以前零くんの配信で初コラボしたときに、零くんの魅力にやられて、それ以降零様と慕っているのだ! そのため、零くんガチ恋勢の人も零様と呼ぶようになったのだ!

:解説助かる

:つまりそうらんは零くんのガチ恋勢ってこと?

:多分

:てか、この人スライドでもふざけてんなw

:相変わらずきゅいあはその呼び方、ダメなんですね

:終わりはどうでもいいっしょ、は草

:もうちょっとさ? 真面目にいこうや?




「とりあえず、はじめの挨拶してないししておく。皆さん、そうらちは。3度の飯とゲームが大好き。零様親衛隊のそうらですよっと」




:3度の飯と、なんだねw

:零様親衛隊がいつの間にかできてるんだが

:そうらん挨拶にツッコミどころありすぎw

:ただ、もうすること無いんじゃない?

:まだ30分、あと20分くらい残ってるよ?

:すげー、初配信に言う事じゃねぇw

:しょうがないじゃないか、初配信(笑)だもん




「何言ってるの? いつ誰が1時間近く配信すると言った? いつ誰が初配信は1時間近くしないといけないと言った?」


その言葉を残して、そうらさんの初配信は幕を閉じた。


……なるほど。確かに1時間近くやれとは誰も言ってないね……。


『いや、たしかに言ってないけども!』

「おーけー。真似する」

『ん、初配信終わりました』

『優奈っち! おかえり!』

『璃奈っち、ありがと〜!』

『優奈が敬語じゃない……?』

『祐希さんはだまってください』

『ハイ』

「りーが仲良く出来てるみたいで兄は嬉しいです……」

『んじゃ、俺も準備するから一旦抜けるわ』

「祐希も頑張ってね」

『祐希さんもファイト! です!』

『うんまぁ、そんな頑張ること無いけど、頑張るわ』











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
▽▽▽カクヨムで大人気の現代ファンタジー! よければこちらも読んでみて下さい!▽▽▽
【「」80万PV】自宅が最難関ダンジョンの隠し部屋になった件〜隠し部屋で最低限学んだスキルは、どうやら地上では強すぎるらしい〜
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ