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魔術師、異世界をソロで往く 帝国編  作者: 迷子のハッチ
第4章 セルボネ市で暗躍
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第32話・2 ダンジョン攻略を延期した理由(2)ー2

暗躍のお話は閑話の前で出します。

 今回の襲撃で頭に来るのが私の名前を間違えたことです。

 読み書きの拙い者に乗船名簿でも読ませたのでしょう。

 さすがにギルドから漏れたとは考え難いので。

 身分証を見せたのはギルドだけ、名前を書いたのはギルドの入会申込書と乗船名簿だけ。

 とすれば乗船名簿を、読み書きの拙い者が読んで、名前を書き写したと考えられます。


 怒りとあきれからつまらない物事を考えてしまいました。

 さて、気を取り直して今後について考えましょう。


 この盗賊宿の地下室にあった書類やお金、貴金属や宝石、魔石や魔物の部位、魔金属のインゴットなどは全て押収したそうです。

 他の塒にもあると思うが、彼らの動きを追っていけば分かることですね。


 私達は盗賊宿からかなり離れた倉庫街の路地に神域の扉を開き、今日の活動を終えることにしました。


 あまりの状況の変化に気疲れして気持ちも落ち込んでしまいましたわ。


 その夜、疲れた体に鞭打って、盗賊宿から押収した魔石の内10級と9級を使い、偵察用の虫型土人形を百体程作った。


 偵察バグと名付けた偵察用の虫型土人形は。

 足で移動でき、羽で短距離を飛べる、音声と映像を送信できる。

 魔石に込めた魔力が尽きれば動きを止め、土に戻り崩れる。

 どこにでも居る虫に擬態している。

 以上。(疲れて機嫌が悪いね by妹)


 偵察バグをウエストバッグに入れて、カスミ達用の神の依り代の発育状況を見る。

 少し大きくなっている様だ。

 馴染んだ頃合いなので、2つの塊に分ける。

 神力を依り代に籠めていく、やがて依り代がゆっくり2つに分かれた。

 又しばらくこのままにしておく必要がある。

 (気分転換になったわ by小姉)

 (お風呂でも入って体を休めな by大姉)


 夜8時(午前1時)頃、レタがナミを外へ出したいと言うので、玄関まで赴く。

 ナミにはベルトポーチではなく偵察バグ入りのウエストバッグを預ける。

 ナミを送り出した後。


 ドロップ品置き場に入り、ナミがアイと回収してきた物を分類していく。

 恐らく闇ギルドだと思う彼らの塒から拾得してきた内容は。


 貴金属は金の鎖やペンダント、指輪などがある。

 宝石類は真珠やサファイア、ルビー、ダイヤなど。

 魔石の内10級と9級を偵察バグに使ったので無い。

 残りの魔石は8級が59個、7級が20個、6級が3個あった。

 魔物の部位は毛皮が3枚、角が1つ、魔糸が15束。

 魔金属のインゴットはミスリルの板3枚(不純物が多い粗悪品)のみ。


 これらはドロップ品置き場に種類ごとに分け、さらに南闇ギルド押収品として集める。


 お金は結構多かったが、掛けたり磨り減ったものが多い。

 雑多な種類の金貨(欠けた物も入っている) 5袋(凡そ100㎏)

 雑多な種類の銀貨(欠けた物も入っている) 32袋(凡そ300㎏)

 雑多な種類の銅貨(欠けた物も入っている) 127袋(凡そ1000㎏)


 全て錬金空間で精錬し金、銀、銅、鉛、錫、亜鉛、鉄、その他雑多な金属の塊へと分けて1㎏のインゴットにする。


 金延べ板  60枚と端数。

 銀延べ板 181枚と端数。

 銅延べ板 522枚と端数。

 鉛延べ板 375枚と端数。

 錫延べ板 162枚と端数。

 亜鉛延べ板145枚と端数。

 鉄延べ板   3枚と端数。

 その他の雑多な金属の塊  10㎏ぐらい。


 各種延べ板は錬金倉庫へ仕舞うため、作業を終えると自分の部屋へ帰る。

 その後錬金部屋で続けて錬金を行い聖域を布に付加しながらナミの帰りを待つ。


 ナミは夜11時(午前4時)頃に戻り、食堂でお茶を飲みながら、今夜の報告兼反省会を行う。


 ナミの報告は「偵察用バグを盗賊宿の頭達に一人当たり10匹程仕込んでござる」

 「死体はまだ発見されてないでござるが、今朝にも見つかり、騒ぎになり申す」

 「拙者、全力で闇ギルドの塒を突き止める所存」


 レタが「主様は当分この神域の部屋から出ない方が良いと愚考するであります」

 「外へ出るのは、ナミのみで後は偵察バグでの監視で彼らの塒を全て暴いてやるであります」


 「塒が全て分かった後一気に襲撃するのでありまする」

 「わかったわ、レタに任せます」レタに闇ギルドの件は一任します。


 「アイはその間どうしますか」とアイに聞くと。

 「神域の部屋全ての家事全部アイに任せてほしいです」と思わぬ返事が。


 「はい、ナミやレタも手伝ってくれるそうですのでオールワークスになります」

 「ではレタは執事でお願いするであります」


 「2人ともそれで良いのならお願いするわ」2人の希望を叶えることにする。

 「ナミはしばらく忙しいけど、落ち着いたら何かしたいことはないかしら」

 「拙者至高の料理人を目指すでござる」おやまぁ。

 「良いことですナミには厨房をまかせます」どこから執事やらオールワークスに至高の料理人が出てきたのでしょう。

 (カスミちゃんはお喋りに飢えてたのよ by妹)


 「みなさん、今日は本当にお疲れ様、今日動くのは夜になってからです。今は休みましょう」

 皆を解散させて私も寝ることにします。

 ダンジョン攻略は中断するしかないですね。


 再開できるのは何時になるのでしょう。


東西南北の頭を粛清した後は証拠隠滅です。

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