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魔術師、異世界をソロで往く 帝国編  作者: 迷子のハッチ
第4章 セルボネ市で暗躍
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第30話 ダンジョン攻略準備編(4)

始めての中級の魔物との戦闘です。

 16階、初級の魔物が出る階が終わり中級の魔物が出る階に入った。

 これまでにこのダンジョンで得た物は。

 魔石 10級 魔石46個

9級魔石33個

8級魔石86個

 ドロップ品

魔糸10グラン(約7キロ)

蜂蜜8グラン(約5.6キロ)

キラーマンティスの鎌足3本


 8級の階の最下層15階の5匹の魔物(キラーマンティス、蜘蛛、蜘蛛、蜂、コブリン)ではアイの火の壁を突破できる魔物はおらず。

 ナミと私の攻撃で倒せる魔物だけでした。


 今は昼の8時(午後1時)ごろかしら。

 早いとこ人気のない場所を探してお昼にしよう。

 何せこの場所はだだっ広い原野だから。


 レタに探させると少し歩いた場所に、人の高さ程ある岩がゴロゴロあると言うことなので、魔物を排除しながら行くことに。


 16階で出てくる魔物はオーク系と狼系が多いようで、岩場まので間にオーク3匹、狼6匹が襲って来た。

 最初のオークは単独で、その直後に狼は集団で取り囲むように。


 オークは状況の変化に戸惑ったようで。立ち止まっている。


 私達はアイが火の壁で防衛し、ナミは火の壁の外で狼1匹を倒し、2匹にクナイを投げてダメージを与えた。

 私がアイスジャベリン(氷槍)でオークを攻撃をする。


 狼のリーダーはオークより決断するのが早く、残り2匹に引き上げの遠吠えをすると逃げ出した。


 しかしナミの速さには及ばなかった。

 リーダーの後に続こうとした2匹の額にクナイが生え。

 リーダーの顔に黒い霧が纏わりつき視界を奪った。


 ナミに視界を奪われ混乱した狼のリーダーは、方向を間違え火の壁に突っ込んでしまった。


 僅かな時間で処理出来たが狼やオークの喚き声は五月蠅く。

 声を聴いて更に2匹オークがやって来た。


 アイがオーク2匹が来る方へ進み。

 オークがアイを見つけて襲い掛かるタイミングで落とし穴に落とした。

 1mほどの深さの穴に2匹のオークがはまり込み身動きできない。

 直ぐに、アイがミスリルの昆でオークの頭を勝ち割り勝利した。


 今回の襲撃で7級の魔石9個、狼(迷宮毛長灰色狼)の毛皮が1枚ドロップした。


 奇襲からの包囲する敵との戦。

 直後の各個撃破。

 敵殲滅後の新たな敵の急襲。

 敵の勢いを利用した罠と敵の撃破。


 ここまで対応できれば1チームとして行動しても問題ない。


 岩場から神域の扉を抜けて、神域の部屋の玄関で今日の締めを言う。

 「みんなご苦労でした」

 「今回の探索で1チームとして行動出来た」

 「このことは今後の探索に大いに力となるに違いない」

 「私は皆を称賛したい」

 「以上だ」「今日の探索は終了した」「解散」


 レタは直ぐに装備を脱ぐとシャワーを浴びに浴室へ。

 アイとナミも装備を脱いで後に続く。


 私はみんなが浴室へ行っている間に、神域の部屋の拡張をする事に。


 大きな区分けは、玄関の間を中心に周りを取り囲むように部屋を配置する。

 玄関の正面通路の奥に私の部屋(ほぼ今と同じ)と作業部屋、さらに奥に材料の保管庫。

 玄関の右側は厨房、食堂、食糧品倉庫、備品倉庫、武器庫。

 玄関の後ろ側は皆の個室と客室(予備の部屋)に居間(台所付)、浴室、トイレ、洗面所、洗濯部屋。

 玄関の左側は決まっていないが、図書室は作る予定なので大き目の部屋を1つ。


 玄関の間は、玄関が壁に付いているので、部屋が2つに分けられている。

 正面を正面の間、後ろを後ろの間とする。

 後ろの間へは玄関の両側に扉の無い出入口を設ける。

 正面の間に装備や靴などを収納するロッカーを置く。

 後ろの間にドロップ品の収納する棚を設置する。


 お風呂に入っているレタに私の基本設計を検討させ、みんなの意見を反映させながら神域の部屋の拡張を行った。


 皆がお風呂から上がり、お昼ご飯を作るころ部屋の拡張が終わった。

 細かな所は各部屋へ行って作り込む。最初の設計から変わった部分は。


 玄関から私の部屋までの通路が玄関と私の部屋の間の通路にみんなの執務室を6部屋設置した点。

 執務室は執務机に椅子、書類入れ用棚、応接セットに簡易台所(お湯を沸かせて、洗い物が出来る)。


 玄関の間の外側に1周する通路を作った。


 玄関の間を大きくし、正面の間にシャワー室と簡易治療が出来る台や椅子に薬品棚を追加で作った。


 後ろの間にも収納棚以外に、中央に仕切りの壁を作り、獲物の解体が出来る施設を作った。

 この部屋は正面の間に行く以外出入口の無い部屋となる。


 昼食はパンケーキと蜂蜜(先ほどのドロップ品)にお茶。

 (蜂蜜売る気ないでしょ by妹)

 迷宮賊の件からしばらく黙っていたカスミちゃんは、もう大丈夫なようね立ち直りが早いのは若いから?それとも食欲に気をとられて?


 ゆったりとお茶を楽しんで。

 私もお風呂でのんびりしたかったよ。


 皆に急かされて、一緒に各部屋を回り詳細部分を作っていくことに。


 午後7時ごろに詳細な手直しも終わり。


 アイとナミが夕食を作りに新しい厨房へと向かい。


 私とレタは2人のカスミ用、神の形代の成長具合を確認。


 そろそろ2つに分離できそうなので、神力を形代に籠めゆっくりと2つに分けていく。

 分かれた形代を人型へ変化させて終わり。

 又、しばらくそのままに安置して今の型になじませる。


 終わったので、食堂へと向かう。


 食堂に行く途中で後ろの間に寄る。

 これまでのドロップ品で売り払ってない物を収納棚に種類別に収めていく。

 前から持ってたキラーマンティスの8級の魔石2個とアーティファクトの腕輪も一緒にする。


 食堂ではアイとナミが作った夕食が並んでいて美味しそう。

 パンケーキに蜂蜜は3度の食事毎に出てきそう。

 プラスでバターとチーズがセットになるのかな。

 メインはソーセージ入りのシチュー。

 熊さんの野菜ゴロゴロ煮並みの美味しさですね。

 (まだまだです by妹)


 食後お茶を飲みながら6人でお喋りをする。

 この時間が愛おしい。


 しばらく(食料が持つ間)このまま神域の部屋で物作りします。


迷宮ダンジョン賊がカスミちゃんのトラウマにならなくてよかったです。

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