表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

序章

ゲームでやってたら頭に浮かんだ。

少女は走っていた。

「ハァっハァっ」

ただ何かに追いかけられているのか涙を流しながら逃げていた。

「助けて!」

少女はそう言って涙を流しながら逃げていた。

「キルルルルルルル!」

少女の前に紫色にサーベルを持った複数の人形の魔物キトトが少女を囲んだ。

「やめて、来ないで!」

少女はそう言って涙目になりながら泣いていた。

「キトトトト!」

キトトはサーベルで少女を刺し殺そうとした。

だが。

グシャっ。

何かがキトトの一体の体を掴み紫色の煙のように消滅した。

「貴女は?」

少女はじっと女性を見た。

黒い髪に赤い瞳の女性はじっと少女を見ていた。

「さぁ、いただくとしようか」

そう言って女性の片腕は禍々しい赤と黒が混ざりあった巨大な腕になっていた。

その姿はまさに魔獣の頭の様な形をしていた。

死神(チェイサー)(ウルフ)の餌になるのはお前らだ!」

そう言って女性は走り出してキトトを喰らい始めた。

魔獣の頭をした腕はキトトをバキバキと骨や血や肉を喰いながら全てを喰らい尽くした。

「ふぅ、もう大丈夫だよ」

女性はそう言って無表情で少女に魔獣になっていない方の手を差し出した。

「貴女は誰ですか?」

少女はそう言って女性に聞いた。

「私?私は・・・」

女性はいきなり少女を見て悲しげな顔をしていた。

「私はね、カガリっていいます」

カガリはそう言って頭を下げた。

どっさ。

するといきなりセリアは意識を失い倒れた。

「お姉さん?」

カガリは女性の体を揺すった。

だが女性は動かなかった。

カガリは女性を背負って家まで運んだ。




1人の女性と小さな少女が出会い新たな伝説の1ページが始まった瞬間であった。

昔から書いてみたかった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ