プロローグ
突然俺の自我が目覚めた。
辺りを見渡すと大勢の人が周りに立っている。
みんなの頭の上にはガーランドやトキ、Kaoriと名前らしきものが見える。
何人かは前に進んでいっている。
俺もみんなに習って前に進んだ。
前方には、神々しい金色の光を放っている女神像が見える。俺は女神像に話しかけた。
その瞬間、俺は真っ黒の異空間に飛ばされた。
‘ラインよ、よく来ましたね。
この世界は様々な種族が住む世界アイールド’
‘あなたは人間として、この世界に生み落とされました。
今アイールドは魔族からの進行を受けています’
‘またアイールドに住む者同士でも争いは耐えません。
あなたの力でアイールドを一つにしてください’
‘まずはあなたの武器を選びなさい’
ラインってのが俺の名前らしいな...。
俺は周りを見回した。
いつの間にか武器がたくさん並んでいる。
剣、ライフル、槍、ブーメラン、ロッド、鎌...etc
俺はテキトーに歩き、1番近い武器を手に取ってみた。
■大剣
全てを切り裂く大剣 破壊力は抜群 範囲攻撃が得意
攻撃力:5
スピード:2
俺は大剣を手に取り振ってみた。
お、重い。確かに威力は高そうだけど、この武器を俺が扱うのは難しそうだ。もっと手軽なやつにしよう。
■弓
どんな獲物も穿つ弓 遠距離 素早い連射攻撃 相手を麻痺
攻撃力:3
スピード:4
弓を放ってみた。俺が狙った方向には飛んでいかなかった。命中率が高い人が装備すれば強そうだが、俺には難しそうだ。
■爪
圧倒的なスピードで敵を翻弄する爪 相手を気絶
攻撃力:2
スピード:5
両手に爪を装備して、軽くシャドーボクシングをしてみた。うん、軽くていい感じ。けど、両手両足を使い続けるのってしんどいよなぁ。
■刀
空間をも切り裂く刀 連続剣 出血持続ダメージ
攻撃力:3
スピード:4
刀を握ってみた。その瞬間に不思議な感覚があった。
刀を一振りしてみる。軽くて使いやすい。
俺の武器は刀にしてみよう。
‘あなたの武器は刀でいいですか?’
はい
周りにあったたくさんの武器は一瞬で消えた。
俺は刀を仙骨の辺りに装備した。
‘次にあなたの性格を診断します。これはあなたの今後の運命を決める大切な質問です。素直に答えてください’
Q.あなたは情熱的ですか、クールですか?
A.情熱的だと思う
Q.好きな色は?
A.黒
Q.戦う方が好きですか?それとも支援する方が好き?
A.戦う方が好き
Q.あなたの利き腕は?
A.右利き
Q.力、敏捷、知性。この中で伸ばしたい能力は?
A.力と迷うけど、敏捷かな
‘あなたのことが分かりました。この賢者の石を授けましょう。身体の好きなところに賢者の石をはめ込んでください,
目の前に無色透明なクリスタルの様な石が浮いている。
俺は賢者の石を左手の掌に押し込んでみた。
石は掌に吸収された。
ほのかに掌が赤く光っている。
なんだったんだこれ?
辺りはぼやけ出し、俺は地上へと戻された。