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初めまして。初投稿です。
のろのろ亀更新になるかと思いますが、温かい目で見てやって下さい。(*・ω・)*_ _)ペコリ
「世の中 顔が全てなんだ。」
いきなり下校中に立ち止まって 力強く言い放った私の事を、隣にいる咲子ちゃんは ぼへ?っとした 間抜けな顔で見ている。
そんな間抜けな顔をしてても、三つ編みおさげにオンザ眉なぱっつん前髪スタイルでも、更には眼鏡かけてても可愛いんだもん。
咲子ちゃんは本当に可愛い。可愛すぎてずるい。
んむむむ〜と、何か考えている顔をした後、咲子ちゃんは言った。
「優子ちゃん、いきなりどうしたの?」
心優しい私の親友、咲子ちゃんは 私の意見を即座に否定することなく、どうしてそんな考えには至ったのかを聞くことにしたようだ。
ああ、本当に優しいよねぇ、咲子ちゃん。可愛い上に優しいとか、ずるい。
優しくて可愛いとかずるいけど、好き。
「いやね、今日 体育あったじゃん。」
そこで、今日あったことを思い出す。
「ドッヂボールで、私がよっしーにボール当てられた時 すっごい鼻血でたじゃん。」
「よっしーのボール、凄く早いもんね。あんなに投げられるのすごいよね〜。優子ちゃんの鼻、すっごく痛そうだった。」
「うん、凄く痛かった。凹んだと思ったもん。まさに、よっしー女子じゃない説!ま、それは置いといて。それで、その時に三浦先生すぐに駆けつけてくれなかったけど、その後 結奈ちゃんが足によっしーのボール当たった時はすっごい急いで駆けつけてたじゃん。あれって絶対結奈ちゃんが可愛いからだよね?」
「うーん、どうかなぁ。優子ちゃんと結奈ちゃんの二人がよっしーのボールに続けて当たってたから、二人目の方が対応早くできたってだけじゃない?」
「かなぁ〜?絶対、私より結奈ちゃんの方が可愛いからだと思った。」
咲子ちゃんが えぇー?、とでも言いたそうな顔でこちらを見ている。
「うーん、でも それだけ?」
そんな話では納得できないけど、まぁ話合わせとくか、みたいな雰囲気で話を進めてきた咲子ちゃん。
「いや、まだある!5時間目 音楽だったじゃん。山田君が楽譜忘れてきたって言ってたから、見せてあげてたんだけど 全然お礼言ってくれないの!1時間ずっと見せてたのに!」
「山田君はね〜、期待するだけ無駄な気もするけど。」
「でもね!帰りの会の時に、美玲ちゃんが山田君にプリント渡した時は すっごい笑顔でお礼言ってたんだよ!あれも絶対 美玲ちゃんが可愛いからだよね?」
「山田君は 美玲ちゃんが好きなんじゃない?」
「好きも嫌いも、やっぱり基準は顔が可愛いか、可愛くないか、でしょ?」
咲子ちゃんの眼鏡の奥の瞳の温度が少し下がった気もするが、続ける。
「、、だからね 私。きっと顔では勝負できないとわかってるから、あざとさを身につけようと思うわけよ!」