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河はあまりに広く、あなたはあまりに遠い  作者: 無憂
第一章 河の洲に在り
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妻を娶らば

 その後、四月になると劉文叔は常安の太学たいがくへと旅立って行った。途中、新野の鄧偉卿の家で一泊し、やはり太学に入る予定の鄧仲華――鄧氏陂の対岸の鄧家の息子――と連れ立ち、何事もなく宛を経由して、武関から関中へと入ったはずだ。


 何しろ、鄧仲華はわずか十三歳。『詩』を治めた天才少年とはいえ、家族が心配するのは当然で、仲華の母は劉文叔にしつこいほどに頭を下げていたという。


 舂陵しょうりょうでの最後の夕方、白水の畔で交わした約束は、まさしく初恋として陰麗華の胸に刻まれていたけれど、だが文叔が結婚を申し込むのは、彼が遊学から戻った後のことになる。だから、今のところ、劉文叔にとって陰麗華は単なる妹の友人でしかなくて、常安への旅を見送りたいとも言い出せなかった。――そんなことを言ったら、母にも兄にも「なぜ?」と聞かれるのは明らかだったし、あの日の約束を人に告げることも、陰麗華は恥ずかしくてできなかった。

 

 ――結局、二人の間は何も変わることがなくて、あの約束すら儚い夢のように思えてくる陰麗華であった。




 天鳳元年(西暦十四年)の秋、皇帝は地方制度の大々的な改革を打ち出した。長安城とその周辺を六郷に分け、各おの長官として「師」一人を置いた。首都圏である三輔さんぽは京尉、師尉、よく尉、光尉、扶尉、烈尉の六尉郡に編成された。

 一方、三輔の周辺の準首都圏である河内かだい郡、河東かとう郡、弘農こうのう郡、河南かなん郡、潁川えいせん郡、南陽郡は、河東が兆隊ちょうすい、河内は後隊こうすい、弘農が右隊ゆうすい滎陽けいよう祈隊きすい、潁川が左隊さすい、南陽は前隊ぜんすい六隊りくすい郡へと改められ、六尉、六隊の長官は特に大夫と称することなった。――これらは『周礼しゅらい』の六郷りくきょう六遂りくすいの制度に依拠するものだが、従来と全く異なる名称と地方区分など、急に覚えきれるものではない。さらに洛陽を有する河南郡に至っては、他郡から割いて県の数を三十まで無理矢理に増やし、元の河南大尹かなんたいいんは「保忠信卿ほちゅうしんけい」と名を改めた。(つまり、もとの河南郡は保忠信卿と祈隊きすいに分割され、そのあおりで陳留郡が消滅した。)


 地図の上と理念だけで線引きされた地域区分に、民衆はもちろん、現場の郡県吏も大混乱に陥る。その後も毎年のように変更が繰り返され、五たび名前を変えた後、結局元に戻った郡まであって、官吏も憶えきれないから、詔が下るたびに、「元の〇〇県であった、△△」と注記する有様――思いつきのような迷惑極まりない改革に、当地の郡も人々も疲弊した。


 ……王莽改革の迷惑さを表現するために長々と記述したが、要するに南陽郡は前隊ぜんすい郡と名を改め、郡治の宛が南陽と呼ばれることになった。つまり、漢の南陽太守は天鳳元年以降は、前隊大夫と称する。


 「なんでこんな名前に変えるんだか……」


 あまりに複雑で憶えきれないため、焚火の灰を地面に敷いて、枝で地図を描いていた陰次伯が、思わず溜息をつく。とくに河南郡のあたりが全然、憶えられそうもない。憶える努力などとっくの昔に放棄した鄧少君が、馬鹿馬鹿しいと思いながら枯れ木を焚火に突っ込み、火勢を上げる。


 「もう、それいいからよ、そろそろ栗、焼いてくれよ」

 「あ、ああ……わかった」


 次伯が菜園で取れた栗の実を、焚火の灰に埋め込む。


 「宛のまち、なんか面白いことあったか?」

 「いやあ?別に?……ていうか、今は南陽って言うんだぜ?」

 「知らねぇよ、そんなこと!」


 次伯は宛の市まで穀物を売りに出かけて、戻ってきたところだ。鄧少君は苛立たし気に言う。


 「俺は別に吏になる気もねえし、長安も行く気がしねえから、どうでもいいんだよ!」

 「何、苛々してんの。……年下の仲華が太学たいがくに入って、妬いてるの?」

 「誰がっ! 太学なんか、死んでも行くかよっ!」


 座学が大嫌いな少君は、太学と聞くだけで虫唾が走った。


 「ああ、そう言えばさ、朱仲先に会ったよ」

 「朱仲先?……ってああ、宛の?」


 朱仲先は宛の人だが、早くに父を失い、母方の復陽侯家の劉氏で育った。復陽は舂陵しょうりょうに近く、同じ劉氏同士で交流もあったので、仲先は劉伯升、文叔兄弟と仲が良かった。彼はつい最近、常安の太学から宛に戻ったのだと言う。


 「なんかさ、僕が陰家の長男だと聞いて、妙なことを言うんだよ」

 「妙なこと?」

 「おぬしが例の、陰麗華の兄かって」


 鄧少君が怪訝そうに陰次伯の顔を見る。


 「陰麗華ぁ?」

 「そう、妹が何かって聞いたらさあ……」


 そこで陰次伯が困ったように眉尻を下げる。


 「なんかね、ほら、舂陵しょうりょうの劉文叔、憶えてる?」

 「ああ、あの、くだんねぇことばっかり言ってた、ちゃらちゃらした色男、憶えてるよ」


 鄧少君が舂陵で見た、はっきりした顔立ちの美男子めいた男の顔を思い出す。そう言えばあいつ、陰麗華にベタベタ触りまくっていて、傍で見ていてそのたびに殴りつけたい衝動を抑えるのに、大変だった。

 

 「その劉文叔がね、太学で、『妻を娶らば陰麗華を得るべし』とか言ってるらしいんだよ」

 「はああああ?」


 鄧少君がガバリと身を起こし、今にも陰次伯に殴りかかりそうになる。


 「なんだよそれはっ!」

 「僕が、妹はまだ十歳だけど……って言ったら、朱仲先が茫然として、『まさか!』って。すごい美少女で、南陽に戻ったらすぐに結婚を申しこむんだと、嬉しそうに話していたから、仲先はもう、十五六にはなってるだろうって思いこんでたらしいんだ」


 陰次伯が眉を顰め、長い枝でグリグリと焚火を突っつく。


 「……確かに、あの文叔って人は妙に調子のいいところがあったし、何しろ顔はいいしで、麗華にも馴れ馴れしかったけどさー。……でも、麗華は十歳だぜ? 十歳相手に結婚するとか、ちょっとやばくない? いや、確かにうちの麗華は可愛いけどさー」


 その話を聞いて、鄧少君はかーっと頭に血が上り、爆発しそうになった。


 そう、十歳。まだまだ子供。でも――。


 俺だって麗華と結婚したい! いや、先に目をつけたのは、俺だ。何しろ、生まれた時から知ってる。ただ、近すぎて、今の今まで気づかなかっただけで――。


 「あ、…う……」

 「あれ、少君どうしたの?」


 鄧少君が突然の覚醒に茫然としていると、次伯が心配そうに声をかける。


 「あ……」


 少君が口を開こうとした瞬間。


 パーン!と栗が突然焚火から弾け飛んだ。パン、パン!と次々と弾けるそれに、ぎゃっと次伯が頭を抱える。


 「うわっ……ヒビ、ヒビ入れずに突っ込んだのかよっ! このクソがっ!」

 「うわああだってぇえええ! 少君が早くしろって急かすからぁああ!」

 

 ……というわけで、弾ける栗のせいで、この話はうやむやのまま終わったのだが。


 




 その一月ほど後のこと、陰麗華は母・鄧夫人の部屋に呼び出される。

 秋も深まり、朝晩の空気は冷たい。いまは吹き抜けの部屋で、冬はあまりに寒いので戸を立てるけれど、隙間風がひどい。方爐ほうろと言う四角い青銅製の、脚のついた火鉢に薪を入れ、火を燃やすが、手炙り程度である。牀の上に敷く筵や席を綿入れやフェルト、あるいは毛皮にし、衣裳も綿入れにして寒さをしのぐ。

  

 麗華が母の隣の牀に座ると、母の近侍である婢の増秩が、方爐に置いた五徳にかけた壺から、生姜と蜂蜜を入れた飲み物を、おおぶりの陶器の器によそい、陰麗華に差し出した。


 「お飲みなさい。……今年は秋のうちから寒さが厳しいわ。いったい冬はどうなるか……」

 

 鄧夫人は部屋の隅に控える曄に気づき、手招きした。


 「そこは寒いわ。もっと火の側に。……その衣服で寒くない?」

 「いえ、大丈夫です、太太おくさま

 

 曄が遠慮するが、鄧氏は横に立つ増秩を振り返って言った。


 「そろそろ曄もこうがい(=十五歳)の年ね。これまではおはした仕事でも何でも、こなしてもらったけど、そろそろ麗華の侍女らしく、上の仕事だけでいいわ」

 「もったいないことでございます」

 「匡も頭がいいから、家令の仕事を覚えさせたいし……」


 鄧夫人は木簡に粘度の高い墨でサラサラと何か書きつけると、それを増秩に渡す。


 「二人はお前の子供だけど……父親の姓は何と言うの」 

 「父親は……認知されておりません」  

 「お前の姓はなんだったかしら?」

 「……はい、于、でございます」 

 「そう、母親と同じ姓なのは外聞がよくないけれど、何かの折に姓がないと厄介だから、それで書類を作成しておくわ。いずれ〈奴婢〉から解放して、〈庶人〉にしたいと思っているの」

 

 そんな話を始めた母に、陰麗華は少し驚いて、思わず曄を見る。曄も切れ長の目を見開いている。


 「ここ数年はうちも旦那様が亡くなったり、南陽も落ち着かなくて手続きできなかったけれど、曄が成人したのはいい機会だから――」

 「太太おくさま!」


 増秩が、感極まったように女主人の足元に縋りつく。


 「わたしどもはずっと、太太おくさまやこの家にお仕えしとうございます!」

 「ええ、もちろん、そのつもりよ? でも、奴婢をあまり多く保有していると県官おかみに目をつけられるし、何かあった時に財産として没収されてしまうのよ。……どうも最近、いろいろときな臭いのよね。六筦りっかん法とやらは厳しくなる一方だし、貨幣も頻繁に改鋳される。南陽にやってくる地方官次第で、うちのような家は目をつけられやすい。だから、奴婢はできる限り減らそうと思っているの。〈奴婢〉ではなく、〈庶人〉の身分でうちで雇って、もちろん、給料も出すわ。その代わり、仕事の質もそれなりに期待するけれど」

 「ええ、ええ、心の限り、お仕えさせていただきますとも!」


 増秩が言い、曄も膝をついて女主人に頭を下げた。鄧夫人は曄に命じて女中頭を呼びに行かせる。一緒に戻ってきた女中頭に、鄧夫人が命じた。


 「増秩と、曄、それから匡は、邸内の仕事の専従にするわ。曄は年頃だから、もう少し衣類の格を上げてあげて。麗華付きにするつもりだから」

 

 女中頭が頷いて、曄を連れて出ていく。倉にある古着を見繕うためだ。


 「増秩、お前は主に、下の息子たちの世話をお願い。そろそろ、家の差配を本格的にわたくしが行い、将来は次伯に伝えるようにしなくては。匡は次伯とわたくしの連絡役のようなこともやってもらうわ。忙しくなるわよ?」

 「太太おくさま……行き倒れ同然だったわたしたちを拾ってくださったばかりか、よくしてくださって……」

 「あなたを拾ったのはわたくしの母で、わたくしではないわ? もう……十五年になるのねぇ……」

 

 鄧夫人が湯気の立つ湯呑を口元にあて、遠くを見るような目をする。一人だけ話がわからない陰麗華が――そもそも、なぜこの場に呼ばれたのかすら、わからないのだが――首を傾げていると、母が気づいて笑った。


 「ああ、そうそう、麗華を呼んだのはね、曄たちの事情を話しておこうと思ったからなの」

 「事情……? さっきの、行き倒れ同然……ってことですか?」


 鄧夫人が頷く。

 

 「そうあれは……今の天子様がまだ、そこの東郷にお住まいだった時よ。新野県の東郷が『新都国』という名で、天子様の封地だったのよ。でも天子様の代替わりで長安を追い出され、封国に閉じこもっておいでだった」


 今の天子――つまり王莽――は、成帝の母、元帝王皇后の甥である。成帝が子の無いまま崩御し、甥の哀帝が即位した。その哀帝の外戚である氏、丁氏との抗争に破れ、王氏は長安を追われてそれぞれ領地に戻った。これを「就国しゅうこく」と言う。


 一種の謹慎期間ではあるが、何せ宮廷貴族として、絶大な権力を振るっていた一族だ。同じ列侯と言っても、代々、土地に根をおろし、当地の豪族層と変わらぬ暮らしをしてきた舂陵しょうりょう侯や安衆侯とは違い、邸第おやしきで使役する奴婢の数も多く、奴婢や領民に対する意識も異なる。豪族にとって農民や下戸こさくにん、奴婢は、豪族の収入を支える大事な労働力である。豪族の当主は家や田畑の経営に自ら目を光らせ、時には自身や一家で労働に参加するから、当然、奴婢や農民との距離も近い。だが、都の宮廷生活に慣れた王氏の人々の目には、田舎の奴婢や領民など、彼らに奉仕すべき塵芥のような存在としか映らなかった。些細な失敗で折檻を受けたり、扱いはけしていいものではなかったという。


 「天子様は、早くに父を亡くして若い頃はご苦労なさったそうだけれど、天子様のお子様がたは贅沢にい育たれたんでしょうね。それが都を追われ、こんな田舎に押し込められて、いろいろ鬱屈が溜まっていた。そんな中で、ご令息のお一人が奴婢を殺したという事件があって……」


 普通は内々に済ませる事件を、王莽は表沙汰にし、敢えて息子を断罪した。――王莽の高潔さに、何も知らない遠方の人々は喝采を送り、王莽の中央復帰を熱望したという。だが。


 「たぶん実際には、そんなことではなくて――殺されたのは、天子様ご自身の御婢ぎょひだったそうよ?」

 「御婢……」


 陰麗華が聞き慣れぬ言葉に首を傾げる。その様子に、母の鄧夫人は苦笑した。


 「ああ、我が家にはそんなのはいないから、お前は知らないかも知れなけれど、主人の()()()()を承るはしためよ。それが、どうやらご令息のご用をも承っていて、それを知った天子様が激怒なさった――」


 夜のご用、という含みに、陰麗華は戸惑う。


 「まあ、あくまで噂だけれど、当たらずと雖も遠からずではないかと、わたくしは思っているの。それで――」

 

 鄧夫人は淡々と続ける。


 「あの年、正月の朔日に日食があったの。それでね、当時の天子様は天の怒りを恐れ、今の天子様を都にお呼び戻しになった。一族もみんな、長安へと馬車を連ねて意気揚々と戻って行ったわ。――たくさんの、奴婢や使用人を虫けらのように邸から追い出してね」


 陰麗華が目を丸くする。王莽の領地は新都国に残るけれど、家族すべてが長安に遷れば、多くの使用人は無駄になる。最低限だけ残して、後は暇を出したのだ。もともと、東郷にはそれほどの大家もないから、多くの者は新野や、あるいは宛へと流出する。


 「増秩を拾ったのは、元寿元年(西暦前二年)の、ちょうどこんな季節よ。たまたま雨が降ってずいぶん、寒い日だったわ。お母様の実家の、湖陽のはん家から戻ってくるときに、道端でうずくまる増秩と、ほんの子供だった匡を見つけたの」


 その日のことを思い出したのか、増秩は痩せた手で顔を覆った。鄧夫人の母の樊氏が慌てて車を止め、近づいてみれば、なんと増秩は身ごもっていた。


 樊氏は急いで母子を新野の鄧家の邸に連れ帰る。治療の甲斐あって親子は持ち直し、増秩は無事に出産した。それが曄だ。


 「では、増秩たちは以前は新都侯家の……」

 「ええそう。でも、このことは、余所では口にしてはだめよ」


 母の言葉に、陰麗華も慌てて頷く。どういう事情で増秩親子が放り出されたのかはわからないが、今の天子にとって、不名誉な事実であるには違いない。

 

 「増秩たちを保護する目的もあって、曄や匡は奴婢としておかみには届け出ていたけれど、そろそろちゃんと解放して、その上でうちで雇おうと思っているの。匡はいずれうちの家令に、曄はうちの使用人の誰かと縁づけるつもりでいるけれど、しばらくはお前付きとして働いてもらうことにするわ。小間使いというよりは、一種の監視要員ね」

 「監視? わたしを?」


 陰麗華が目を丸くする。母に監視されるようなことを、しただろうか?

 鄧夫人は若い頃の美しさの十分残る顔をすこしだけ曇らせた。


 「最近、陰麗華が南陽一番の美女だという、妙な噂が出回っているようなの。何度か、結婚相手にと問い合わせもあって……まだ幼いからと断っているのだけど、なかなか引いて下さらない。これまでは子供だからと、あまり気にせず自由にさせてきたけれど、しばらくはお前の身の回りに気をつけようと思っているの。曄なら信用もおけるし、安心できるわ。いいこと、けして、一人で出かけてはだめよ?」


 母の言葉に、陰麗華がぽかんとした表情で見上げる。


 「南陽一の美女? わたしが? いったい誰がそんなデタラメを」

 「デタラメとまでは言わないけれど、南陽一の美女と言われてこんな子供が出ていったら、いったい何事と言われてしまうわよね。それにしても、いったいどこの誰が、くだらないことを言ったのかしらねぇ。……妻を娶らば陰麗華、だなんて。まだ十歳だってのに」


 そう言って鄧夫人は片手を頬にあて、訝しげに首を傾げた。



鄧偉卿:鄧晨。劉文叔の義兄。

鄧仲華:鄧禹。鄧家とは遠い親戚。鄧氏陂というため池を挟んで向こう側の家の息子。

鄧少君:鄧奉。鄧晨の甥。

*くどいようだが、鄧奉の字は作者が勝手につけています。なお、宇都宮清吉『漢代社会経済史研究』に所収の南陽劉氏の系図では、鄧奉と陰麗華の母鄧氏が兄弟姉妹で、鄧奉は陰麗華の「おじ」となっているけれど、作者は今のところ根拠を発見できていないので、その説は採らない。(たとえ今後、根拠が発見できても、鄧奉が陰麗華のおじさんだと、小説として困るので、無視します……汗)


陰次伯:陰識。

朱仲先:朱()。宛の人。




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