森の中のダンジョン3
何とかダンジョンを掴めてきた気がします。
宜しくお願いします。
5階層、苔むした地面に幅1.5mの川が流れている。
川の流れは緩やかで泳いでも渡れそうだが・・・。
川の深さは判らず、透明度は少し低く、下は濁っている感じだ。
1ヶ所跳んで渡れそうな位狭い場所もあるが。
「ミアさんや、凄いね。」
『索敵ビンビンですね、川の側に寄れば一斉に来ますね。』
桐華は川に向かってサンダーを少しの間放出し続ける!
川から魚と蛇と蛙が水面上に跳ね跳び魔石に次々変わる。
もう一度索敵すると1つ大きな反応だけ未だ残っている。
「あちゃー、主みたいなのが残っているかなぁ?」
桐華は少し考えて川岸に近付くと、エビルプラントの蔦が桐華を襲う。
桐華はそれを避けると川岸から離れ少し考える。
川上を凍らせてソイルクリエイトで川の入口を一時塞ぐ、水が無くなるのを待つ。
エビルプラントにファイア!終了!!
桐華は干からびた川底に降りて魔石を収納する。
川底には防具が一式沈んでいたようだ。
『桐華様、鑑定によると相当防御力高いようですよ。
材質はミスリル、装着者に合わせての伸縮魔術、衝撃防止と魔法防御の術印が各パーツに施されています。』
桐華はガントレットと左に着く小さなシールド・レッグアーマー・ブレストプレート・ショルダーガード・グリーブを装備予定にする。
兜は嫌だなぁ、他のも要らないしと収納しようとした時、
『何か物足りないですわ桐華様、ミスリル防具の余りと先程の唯の?金の王冠とで加工させていただいて宜しいですか?』
まぁいいかとミアに任せる。
ミアは水魔法クール(氷系)を資料閲覧で覚える。
次にミスリル兜・金の王冠・予備の桐華丸・地面の物質をマテリアルコンバージョンとメタルクリエイト・ヒート・クールで最高硬・最良靱性・最高魔法伝導率を目指して成分調整・焼入れ・焼き戻しをし大刀と小刀・ティアラ・超薄々鎖帷子を作る。
刀用の鞘等は余った材料で加工した。
『出来ました!真性桐華ラブ!・・・かんて・・・デェヴゥ?』
「どうしたの?てか、ラブはやめなさいって前言ったでしょ!
真性って新生にして!フケツ!!
で、鑑定がどうし・」
『と・ととと、桐華しゃま!これは良いものです!
何も心配なさらずお使いください!
も・もう最高級品間違いなし!ミアお墨付きですよん。
あ・鑑定しちゃダメ・ズルいやめてください、怒らないで、お願い桐華さま。いやっ。』
ジーと鑑定結果を咀嚼するする桐華。
「何?
あたしの覚えた魔法はそんな伝説級素材作れちゃうの?」
『こ、これは偶然の産物ですわ。』
「ねぇ、もうこのレシピ有るんだよね?
次も作れるんだよね?」
『・・・はぃ。』
ミアも観念したようだ。
「誰にも言えないよ、こんな事、はぁ。」
刀は桐華とミアで桐華丸 極とした。
鑑定結果
大刀(700mm):桐華丸 極 : オリハルコン 最上級大業物
小刀(500mm):桐華丸 極 : オリハルコン 最上級大業物
ティアラ・鎖帷子(極小鎖) : オリハルコン
鞘・鍔・柄オリハルコン : 魔力伝導率極大
桐華は装備を装着し川の向こうに渡ると、壁と氷の魔法を解除して先にある階段を降りていく。
読んでいただきありがとうございます。
カルアとミア
『僕もダンジョン潜りたいです。』
『ダンジョンの中は階段もあるし、狭いし薄暗いですよ。』
『歩き難いとこは無理です、飛べない処も無理です。』
『それに、草無いですよ?』
『お留守番してまーす!』
食欲に負けたカルア。
‘私の桐華様には私だけ居れば良いのです’
ミアの桐華愛が・・・怖い。




