3章1‐3 料理人になります。
『これより、第3週目の結果発表の時間となります』
やれる事はやった。後は結果を聞き受けるだけ。
3週目は多目的ルームにて大々的に結果発表が行われる。マイクはいつもの花山。
『3週目で1位を獲得したグループのアイドルにはなんと、アイドルホール1日貸し切りの権利が贈呈されます。果たしてこの豪華景品を獲得するのは、一体どのグループになるのか』
ちなみに貸し切りできる日は既に決まっていて、学期末テスト終了後となっている。投票直前のベストタイミングで大きな上がりとなるこの景品は是が非でも獲得したい。
『今回は3位からの発表となります。それでは、第3位! 87000P、みつなちゃん公認! 特選濃厚とんかつソース!!』
会場からは拍手が沸き起こる。しかし、当の緑沢チームはいまいち喜び切れてない様子。仕方がない。自信もあり1位を期待していたろうからな。寧ろ喜びより喪失感のが大きいだろう。
禁じ手まで使ったのにな……。1つ1000円というストロングソース。これは前回の橙田グループの時と同じ手法で、グループで豚かつに合うソースを持ち寄り厳選した物。豚かつの他にも合う料理が紹介されて食欲を刺激されたので俺も購入した。
――だが、これだけではインパクトに欠ける。所詮は二番煎じ。3位には届かなかったろう。そこで禁じ手。
「このソースを買った生徒限定! みつなちゃん手作りとんかつ御馳走イベントにご招待!」
……ようこんな汚い商売思い付いたな。しかも審査に通す時にこの事は黙っていたらしい。ギリギリ違反とは言えないラインでかつ販売直前となれば止め難くなると踏んでの事だろう。俺もまんまと乗せられたよ。
ここまでしても3位止まりだった理由は、このイベント自体で緑沢に会える訳ではない事と、この限りなく黒に近いグレーな手が反感を買ったからではないかと推測している。
『続きまして、第2位! 113600P、俺達は離れてようがいつでも繋がっているぜ! ゆいかちゃんブラザーバンド!』
よしっ。唯一恐れていたグループが2位で一気に緊張が解ける。
これもまた禁じ手グッズなのだが、これ素直に上手いと関心してしまった。反感を生むようなやり方でもないしな。
一見ただの1つ800Pのブレスレット。だが、このブレスレットの真の恐ろしさはこれを付けた時の効力にある。
「このブレスレットはゆいかちゃんも付けます」
実物写真を見た時に解かる、2つ重ねる事で1つの柄が完成するその仕様。後はお分かりだろう。
これにより、掠る事すら許されない神聖な存在に腕だけでも触れる事ができてしまう、超絶チート級アイテムと豹変した。
青松だからこそ打てた手だ。アイツは男女問わずナチュラルに触れてくるからな。他のアイドルが頼まれてもセクハラとしか捉えないだろう。それでも前までの青松だったら狡い手だと断ってたんじゃないかとも思うが。これも変化による物なのか。
これを最初に見た時は正直冷や汗をかいた。勝つ為にそこまでやるか、と。それでも結果は2位。
敗因は800Pである事だろうか。ブレスレットの質に拘ってしまったのか、飛ぶように売れていたが、どうせなら1つ500円にして2種類出すべきだった。腕は2本あるのだから。
まぁでもこれは結果論で、3週目でその単価は弱かったってだけだ。低単価商品を出すグループがいれば800円という単価も強くなる事もあった。――いや、いるにはいたが、そいつは1位だから返って餞≪はなむけ≫となってしまった。
そもそも単価がどうであれ1位には届かなかったから、単純に相手が悪かったな。
『そして、いよいよ栄えある1位の発表です! 第1位は! 16800P、かこむちゃん特製ラベルドリンクとなりまーーーす!! おめでとうございまーーーす!!』
……まぁあの売れ行きなら当然か。なんたって今日は凄く暑かったからな。そりゃ飲み物は売れる。
1つ100P。250mlの細い缶で中身はスポーツドリンク。色々な種類の飲み物を売りたかったが、ラベル複数はよくても中身は駄目だそうでスポドリとなった。
単価は安いが1000Pまで売る工夫はした。特製ラベル10種類という暴挙で。ただ種類が多いのではなく、3つ繋げる事で1つの柄が完成する様にした。1つのテーマに沿った黄谷が3人というシュールなものだが。それを3セット。そして、その3セットを揃えた人間のみが買えるシークレットが1本。
グッズの購入終了の昼休みまでに。1度ならと1セット300P、計750ml。この暑さでは2時間持てばいい方。切れてしまえばまた喉が乾く。こうしてまた1セット。どうせなら3セット買ってシークレットも手に入れよう。そんな思惑が上手くハマった。
敵は水道及び水飲み場。なので授業が終わった瞬間、そこへ駆け付け売り込みをした。ルール上、個人への売り込みが禁止なので、周辺で呼び込みという形でだが。
購入はアプリで購入ページを見せるだけで手渡しが可能なのも追い風だった。
課題は冷えた状態での提供。すぐに提供できなければ敵に客を取られてしまう。無論対策は講じた。なんせ数か月前から考えていたからな。
まず3階多目的ルームに大型冷蔵庫の搬送。ここには機材搬送用の大型エレベーターがあるから頼めばすぐにやってくれる。だが、教室から多目的ルームまでは多少の距離がある。往復してはラグが生じてしまう。
なのでそこは氷水を入れたクーラーボックスに保管してカバーした。そのストックがなくなるまでにダッシュで補充するパワープレイ。毎時間それを上手い事分担して9人で回すのはかなり大変だったが、甲斐はあった。
そして、勝利の要因となった追い風達。
1つ。うちのチームが自信を失い、俺の意見が通り易い状態であった事。1回目は様子見したが、もし2回目で1位を取る可能性があったのなら裏で工作をし下位へ持っていくつもりだった。飲み物という案は地味で通るかの不安があった。
2つ。被りがなかった事。1、2回目において、需要よりも愛のあるグッズが1位を取った事により、どこのグループも暑さ対策グッズを出さなかったので需要ががこちらに集中した。
3つ。高単価商品を販売するグループが多かった。1000P商品ばかりだったら恩恵はなかったが、7~800円のグッズが多く、100円という隙間に入れ易い価格が有利に働いた。
4つ。晴れた事。気温30度、6月特有の湿気による蒸し暑さ。そして、何よりも大きな要因であった……いや、これは自分で引き起こした事だから追い風とは言わんか。
まぁそんな過程を得て、無事1位を獲得しましたと。よかったよかった。
『という訳で、再びかこむちゃんチームに大きな拍手ぅ~!』
……面白いイベントだったな。客観的に見てだが。
自分らが考案したグッズが形となり、客に売るのは楽しいだろう。それを1週間で実現させられるのは自らの生産ラインを持つ流創ブランドだからこそ出来た事。他では味わえないだろう。
1位を取ったグッズの傾向も、需要よりも愛のある商品が勝った事も興味深い事象だった。
理事長が言っていた。分析や計算なんかじゃこの世の中では勝てない。心からの好きを反映した物が人の心を掴むと。
こうなると分かっていたのかもしれないな。……まぁ俺が台無しにしてしまったが。
『かこむちゃんグループリーダーの鹿誠君、ステージへ!』
「――ふぁッ!?」
「……凱旋だ。行ってこい」
「いや、聞いてないんだが?」
なんで事前に言わないの? なんで1位取ったのに罰ゲーム受けなきゃいけんの?
『鹿誠く~ん、いますよね~?』
マジかよ……しゃーない。適当に終わらせよう。
嫌々ステージに上がると俺のテンションに反し会場は盛り上がる。とりあえずこの学園の生徒は盛り上がっとけばいいってとこある。同時に後ろめたい気持ちが湧く。正攻法で勝った訳じゃないから真っすぐにこの歓声を受け止められない。
『いや~おめでとうございます! それでは何かコメントをお願いします!』
出た一番困るやつ。
『えーと…………今回はまぁ、グループのみんなの力があったからこそ勝てたと思います。たった9人でしたけど精鋭揃いでした……また一緒に戦えたらいいなぁ、と思いました……はい』
『は~い、面白味のない素朴なコメントありがとうございました~!』
お前覚えとけよ。会場の奴らも笑うなや。
『は~いではさっさと席に戻ってどうぞ~』
罰ゲームから解放され席へ戻ると、
「文空殿ぉ! 感謝したいのは我々の方ですぞ……」
「そうですよ。貴方様ならやってくれるって、僕信じてましたから……」
なんで泣いてんだコイツら。黄谷グループの奴らが俺の元へ駆け寄る。化け物に囲まれた。
……まぁでも楽しんで貰えた様で何よりだ。俺は考案こそしたが、その後のラベルや、売り込みタイムの時に流した、黄谷からドリンクを貰うシチュエーションPVの作成は盛り上がっていたし、販売時の多忙さによって貢献していた感もあったろうから、満足できたんじゃないだろうか。
『そしてお待ちかね! 見事豪華景品を獲得したかこむちゃんのご登場で~す! おいで~!』
それも聞いてないんだが。
「おら、お前ら黄谷が来るから――ってもう座っとるし」
犬レベルの本能だな。
『は~い、どうも~かこむちゃんひょも~!』
「かこむちゃあああああ!!」
「うおおおおお、わあああああ!!」
盛り上がる黄谷チーム。さっきの茶番はなんだったんだ。
『今日もパワフル元気ですね~! じゃあさっそく勝利コメントをもらっちゃいましょっか』
『えーと……今回の勝利は色んな事が重なって得た勝利ひょもけど、そういうの全部含めて、私の実力だと思ってるひょも。そう、とても素敵なファンに恵ま……うぅ……うぅ……びんな~~~ありがど~~~!!』
折角台本書いてきてたろうに泣いちゃったよ。
「そんなことないですよ……かこむ様がとても魅力的だからこそ己を鼓舞できたんですから……」
「感謝したいのはこっちですよ…………」
また泣き出しやがった。情緒不安定かこいつら。隣の佐々木に至っては俯いて漢泣きしとるし。てか、関係ない奴らまで貰い泣きしてるじゃねぇか。
……でもそうか。言われてみればイベントで大きな成果を挙げたのは初めてかもしれない。基本的にここのイベントって人気が低いアイドルは不利になり易いからな。だからこそこの結果は喜ばしい事なのだろう。
『よかったね、かこむちゃん。――はい、それでは景品であるアイドルホール貸し切りですが、もう既に何をするか決めてたりしますか? またはしたい事とか――』
『演劇をやりたいひょも!!』
即答。勝つつもりでいたのだから、決めておくのは当たり前な事だ
☆
「いやー今回お前には特によく働いて貰ったし飯でも奢ってやるよ。ガスト行きたい気分だろ? そうだろ?」
結果発表を終え、残りの時間はグループでの祝勝会、又は反省会が行われる。普通に帰らせてほしい。現在グループ唯一の祝勝会会場へ向かう道中。
「――ねぇ、文空」
「……なんだよ」
「やっぱり偶然と思えないんだけど」
「くどいぞ。幸運の女神が微笑んだだけと言ってるだろう」
「普通ならそう思うけど、文空だからね? 文空なんだから、寧ろ確信しかないよ」
「人の事をなんだと思ってる。まぁ感想を提唱するのは自由だから好きにほざいてりゃいい」
「……まだまだ信用されてないんだね。これでも頑張ってるつもりなんだけどなぁ」
「……信用かどうかは知らんが、頼りにしてる」
「えッ!? 急に何さ、気持ち悪いな」
「なんでだよ……。今回のイベントで痛感したんだ。きっとこれからも俺1人では厳しい局面が度々訪れるだろうからな。お前は俺の足りてない部分を埋めてくれる。だから、これからも頼らせてほしい」
初めて本気でイベント。実際に臨んで痛感した。1人で戦う事の厳しさ。
「ふっ、仕方ないなぁ……僕は君の相棒だからね。手を貸すよ、犯罪事以外ならね!」
「ああ、頼む。だが相棒は止めてくれ」
そして、手足がある事の便利さ。人付き合いが皆無な俺に、見事に無い物を埋める人間が身近にいる事。その巡り合わせには感謝せんとな。
反面、コイツの言う友情という物は一切感じる事ができない。何故だろうか。これだけ関わる時間が多ければ、多少なりに感じる事はある筈なんだがな。いけないと思おうとする気持ちはあるのだが、どうしても『使う』という解釈から離れられない。
別にコイツに限った話ではない。人に好意という物を感じる事ができない。黄谷に向けるのも尊敬、敬意であって好意ではない。
その感情が欠落しているのか。それともあの時の事を引きずっているのか――。
虚しい……。それを心底どうでもいいと思っている事が。
☆
さて、ここに来たのは何度目だろうか……一般生徒が立ち入る事はそうそうないと思うんだがな。
「なんでしょうか理事長先生」
「……まず最初に褒めておこうか。校内のエアコンの不具合を装ってスポーツドリンクを売るとはね」
あちゃ~バレてたか。この暑さでエアコンが壊れてればそりゃ売れる。
校内のエアコンの大本は一つ。なのでその根本に細工をすれば大半の教室のエアコンは止まる。だが、誰かが意図的にそれを成したとなれば、最悪俺らを疑う人間が現れる。
なので、業者が点検を怠り不具合が生じた様な状況を作った。業者がミスをする様な事はほぼない。だが、もし不具合が生じたとして、自分の見落としではないと証明できるだろうか。幾度と繰り返し行う事を鮮明に覚えていられるか。覚えてたとしてどう証明するのか。
この手を思い付いてから2ヵ月以上あった。他者を伝い専門的な知識を得るには十分な時間が。だから一般人には知り得ない方法を取った。それなら業者が強く出たとこで生徒まで火が回る事はない。
この学園の裏口。主に物流トラックやアイドル科から多目的ルームへ行く通路。一般生徒は侵入禁止で人通りも少ないこの場所に大本はある。ただし、アイドル科に出入りできる俺は別。そこで監視カメラの死角から実行。
結果、上手い事作用した。エアコン無しで授業を受けるのは本当にしんどかった。40人もの生徒が密集してる事もあり蒸し暑く、汗で握るシャープペンが滑る様な状況。集中力が湧かずに只管に喉が乾く。己を通し、この行いの効力を強く実感した。
――とまぁ、今はそんな事よりもだ。
「なんの事でしょうか。俺がやった証拠でもあるんですか」
「…………」
不具合を装った。そう言った時点で嫌な予感がした。詳しく知りすぎている。すぐに理事長の放つ異質な空気を察知する。
「……何か、あったんですか?」
「――君には失望したよ」
なんだ? 何が起きた……。
「……と言いますと?」
「踏み込んだ手を打つのはいい。でもそれはリスクを鮮明に見通して行わねば、ただの無謀な飛び込みだ」
「ッ!?」
まさか、誰かに知られたのか?
冷や汗がこめかみを伝うと同時に全身からも噴き出るのを感じる。確かに監視カメラには映らずに実行した。使用した工具だって証拠隠滅は完璧にできた。バレる筈がない。
「……見たまえ」
「これは!?」
理事長のノートPCには、俺が犯行を実行する映像が流れていた。
嘘だろ……こんな処にカメラは設置されている筈がない。下調べは念入りに行った。なのにどうして?
「君は知っているよね。君を狙う存在がいる事――」
「まさか……」
すぐに理解する。俺に宣戦布告したあの1年か。
「飲み物を売ると知った時点で君がこの手を打つ可能性は読めた。同時に君を狙う存在が動く事も。……かこむちゃんを守る為だ。私が直々に動いたよ。だからこれが表に出る事はない」
「あ、ありがとうございま――」
「ありがとうじゃないんだよ。君の迂闊な行動のせいでかこむちゃんの活動歴に傷が付くところだったんだ。この重大な責任をどう取る? いや聞くまでもない。その席は君に相応しくなかったんだ。降りたまえ」
その通りだ。これが公に出ていればこれからの黄谷の活動に悪い影響が必ず出る。それ程の大失態。
――でもそれはなんの保険も掛けていなければの話。
「別にバレた事を想定していなかった訳じゃないですよ」
「ほぅ……と言うと?」
俺はスマホを取り出しアプリを起動、操作し、理事長の机に置いた。
『――それじゃあもし、また何か弊害が立ち塞がった時、思考の果てにまた機材を壊すべきと判断したなら、理事長先生は許してくれますか?』
『……うーむ、それは実際に直面しなきゃ判断しようがないが。その行いが結果的にかこむちゃんの為となるのなら、その判断を尊重すると思うよ』
「これは!? あの時の……」
体育祭後に録音していた音声。その時から俺は動いていた。こんな時の為の言質。
「尊重してくれるって言いましたよね? 俺はその言葉を信じ実行に移した熱心で無鉄砲なお馬鹿なマネージャー。これを公にして笑い話にする。理事長先生は黄谷の為に俺の肩を持つ。どうでしょうか?」
今回の結果は無しになるだろうが、これでダメージは軽くなる。印象操作には最適な瑛介を利用する。
「ふっ、そんな事の為に……でも私に頼るのは頂けないな」
「頼るんじゃない。使うんですよ。舞台装置です。あなたは黄谷を見捨てる事を絶対にしない。それを理解しているだけです。そう、ただの自然現象です」
「はっはっはっ! この私が舞台装置か……やはり君は笑えるな」
「もし俺をこの席から降ろすと言うなら、俺はあなただろうが突き落として見せます」
「ほう、それは楽しそうだね……。でもまだ止めておいた方がいいと思うよ」
「……冗談です。気概を見せたかったんです。でも、今回の事は見逃してほしいです」
頭を下げ懇願する。突き落とす事はできる。でも、それはしたくない。理事長は黄谷にとっての恩師であり、俺にも親の様に接してくれている。この人は悪人ではない。だから手を下す気になれない。かと言ってそれを表に出せば舐められるだけなのでしないが。
故に泥臭く乞う。期待する答えを得れるまで。
「すまないすまない。ちょっと意地悪をしすぎたよ。悪かったね。ただ危機的意識を持って欲しかったんだ」
「ありがとうございます。こうれからはより一層身を引き締めていこうと思います」
「似合わないねぇ……。ちなみに見逃すつもりはないよ。だからさっさと片を付けるんだ」
「そのつもりです。正直甘く見ていました。素性もまだ掴めていないので……夏休みが明けるまでにはどうにかします」
この件で明確に邪魔な存在へと成った。真っ先に潰す。
「よし。でも取返しの付かない手は下さない様にね。その人物を理解し、それが正しいと思ったのなら止めはしないが」
「分かりました」
……甘いな。攻撃したんだ。やり返すのは当たり前だ。俺にどんな因縁があるかは知らないが、容赦するつもりはない。
お陰で楽しみになってきたな。夏休みに行われるという高咲のイベント。ヤツを引っ張り出すらしいが、どんな手段を使うのか。
もし本当にそれができるのなら、その後は俺が料理する。
今年の夏休みはいつもより楽しめそうだ。




