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3‐4 どうすればこの呪いは解けるのか。

 それから、1週間が経過した。

 あの後の黄谷はというと、外に一切顔を出さなくなり、イベントにも欠席し、SNSの更新すらも途絶えてしまい、完全に活動停止状態となっている。

 その原因は言わずもがな、鎌田もとい、電子工作部員――そして、俺だ。

 あの翌日、チャットにて謝罪のメッセージを送った。内容は『あのときは済まなかった。鎌田のせいで機嫌が悪かったんだ』と。

 だが、案の定既読すら付かずに無視された。ブロックされたんだろう。

 メッセージの内容は謝罪に言い訳を一言添えた簡素なものだが、これでも内容については葛藤を繰り返し悩んだ末に決めたものだ。

 最初は長文だったのだが、いざ読み返すと、ただ言い訳をだらだら書き込んでいるだけの気持ち悪い文章になっていたので全部消して、最終的にこうなった。

 ……まぁ、どんな言葉を送ろうが結果は変わらなかっただろうがな。

 俺のような腑抜けた人間に説教をされるなんて、黄谷もさぞ腹が立っただろうな。

 だが、あのときの黄谷の顔はとても怒っているようには見えなかった。涙を流して、怯えていて……。どこかデリケートな部分に触れてしまったのだろうか。

 あのときの黄谷の顔が今でも頭から離れず、それを思い出すと体に嫌な電流が走り、その度に胸が締め付けられる。

 この出来事は、俺の中での大きな悔いとして心に刻まれることになった。

 普通に励ましてさえいれば、こんな思いをせずに済んだというのに。どうして俺は抑えられなかったんだ。



「――文空、文空ってば」


「っ!? ……瑛介か、帰りホームルームは?」


「もう終わったよ」


「そ、そうか……」


 どうやらホームルームは気付かない内に終わっていたようだ。耽込みすぎたか……。


「電子工作部に色紙を渡しに行って以来、ずっとそんなんだけど、本当に何があったのさ? かこむちゃんも最近活動してないし、どうして訳を話してくれないのさ」


「いや、まぁ色々あってな……それより部活に行こうぜ」


 瑛介には色紙を渡したことにしておいたから、俺が原因だということは知らない。

 黄谷の方からも原因を話したりはしないだろう。

 あいつは鎌田と敵対していることすら俺意外には話していないからな。

 何故なら、それを話せば仲間も鎌田と敵対することになるからだ。あいつはそんな仲間を危険に巻き込むようなことを望みはしない筈。

 だから、俺が原因になっていることがバレたりはしないだろう。

 だが最近、瑛介は鎌田を疑い始めているから下手に動かれぬよう、できるだけ目を離さないようにしなければならない。

 面倒だが、俺が鎌田と黄谷の件について質問してしまったのが原因なので仕方がない。


「そうだね。けど、もしも何かあったら相談してよね」


 残念そうな顔をして言う。力になれないのが悔しいのだろうか。

 だが、その原因が俺にあると知ったら、こいつはどんな反応をするだろうな……。


「ああ。いざとなったら手を借してもらうさ……んじゃ行くか」


 俺達が教室を出て廊下を歩き出したときだった。


「……あ、すまん。忘れ物したから先に行っててくれ」


「え、何を忘れたのさ? 取りにいく程度ならすぐだろうし待ってるよ」


「あ、いや、それがまた時間が掛かりそうだから、先に行ってくれ」


「ふーん。早くコーヒー淹れてもらいたいしモタモタしないでよ」


「ああ。紅茶を淹れて待っててくれ」


 そう言い残し、俺は一旦教室へ戻る。

 ちなみに、忘れ物をしたというのは嘘だ。本当は廊下である人物を目にしたからだ。

 きっと俺に用があって待ち伏せているのだろう。だが、瑛介にはその人物と接触があったことすら知られたくはない。だから先に行かせた。

 そろそろ来るとは思っていたが……気が重いな。


 それから数分時間を置き、教室を出る。

 帰っててくれてないかと願うも、その人物は先程見たところから微動だにしていなかった。

 まぁ、しょうがないよな……。これはけじめだ。

 覚悟を決め、俺は気付かぬふりをしながら、その人物の前を素通りする。


「おい、待てよ鹿誠……」


「……ん、青松か。どうしたんだ?」


 青松が何故来たのかはもう分かりきっている。

 それにしても、鹿誠か……もう名前では呼んでくれないんだな。


「どうしたんだじゃねーよ……かこむの件で来たに決まってんだろ」


 冷静な口調で感情を抑えているようだが、その声には力がこもっていて、そこからは怒りの感情をひしひしと感じ取れた。

 そんな青松に内心怯えるも、取り乱さず、


「……場所を変えよう。ここじゃ人目に付きすぎる」


「どうだっていい。今すぐ――」


「学園に迷惑をかけるつもりか?」


「っ!? …………分かった」


 学園を引き合いに出し、諭すことに成功する。よかった。まだその判断ができるくらいの冷静さは残っていたみたいだ。



          ☆



 俺達は人目の付かない場へ移動する為に、人通りの少ない所の空き教室へと入った。

 青松の入室を確認し、扉を閉めると、


「お前、かこむに何しやがった!?」


 いきなり俺の胸倉を掴み、そのまま壁に叩き付けられた。

 女子とは思えない程の強い力で押さえ付けられ、これを振りほどくのは俺の貧弱な力じゃ無理だ。


「……なんのことだ?」


 俺は視線を逸らし、わざとらしく白を切る。


「とぼけんじゃねぇっ!! じゃあなんでかこむはあんなに落ち込んでんだよ。なんであんなに辛そうにしてんだよ。知ってんだよ、お前がその元凶だってな!!」


 怒りの中に悲痛さが混じったようなその声は、力みすぎにより潰れてしまっている。


「……だったとして、それがどうしたんだ……」


「テメェッ!」


 俺の挑発に、反射的に握り拳を作る青松。

 だが、殴りはせずに踏み止まる。


「……謝れよ……かこむに謝れよ……いつものかこむを返せよ……お前も分かってるだろ、あいつは今、大切な時期なんだよ。今頑張らねーと……あいつは……」


 もう青松の言葉からは怒りの感情は感じ取れなくなり、純粋な悲痛の叫びへと変わる。

 いつの間にか押さえ付ける力も弱まり、頬からは1粒の涙がこぼれ落ちた。

 本気で怒り、心から泣く。それだけ黄谷のことを大切に思っている証拠だ。


「……んなこと知るかよ」


 俺はそんな青松に更に挑発する言葉を放つ。

 すると、この言葉を聞いた直後に青松は瞳孔を開き、俺の顔を目掛け拳を放つ。

 だが、そこまで言ってもその拳は直撃することなく、目前で止められた。


「……なんだよ。殴らないのか?」


「…………」


 何も言わず、ただ歯を食いしばっている。

 誰も見ていないんだし、踏みとどまる理由がないだろうに。


「何発打ち込もうが俺は学園側にチクったりはしない。だから気が済むまで殴ればいい。だが、その代わり、黄谷にしっかりと伝えておいてくれ。俺を沢山ぶん殴っておいたってな」


 これはけじめだ。相応の罰であって、俺が殴られる事で少しでも黄谷の気が晴れるなら、物理的な痛みなんて安いもんだ。

 ――だが、結局青松は1発も殴ることなく、拳を下ろした。

 何故だ? 憎い相手が目の前にいるんだぞ。しかも、なんのリスクもなく好き放題に痛ぶれるというのに。


「……できねーよ……そんなこと聞いて……あいつが喜ぶ訳ねぇだろが……」


「――っ!?」


 俺は本当に馬鹿だな。そうか。そうだよな……あいつがそんな報告を聞いて喜ぶ訳がない。


「……もういい。お前を信じたオレが馬鹿だった」


 青松はもはや添えるだけとなっていた手を離し、そのままゆっくりと歩き去っていった。

 俺はそんな青松を見送るが、その背中にいつものような活気は感じ取れなかった。



          ☆



 その後、俺は部室へ向かっていた。

 先程の青松が頭をよぎる。あんなに怒っている青松を見たのは初めてだった。そして、泣いている姿も。

 まただ……。また胸が締め付けれる。

 改めて自分の仕出かしたことの大きさを痛感する。こんな思いをさせられるくらいなら、まだ殴られていた方がましだった。

 自業自得なのは分かっている。それでも、早くこの痛みから解放されたい。

 また黄谷が元気に活動しているところを見れば少しは和らぐのだろうか。


「何しょげてんのよ、この干物男」


 俯きながら歩いてた為に目の前にいた存在に気付かなかった。


「……赤宮か。なんの用だ?」


「別に~。たまたま用事があってここに来たから、あんたの馬鹿面を拝めてやろうと思ってね。アイドルを泣かす最低なマネージャーのね」


「もう知れ渡ってるのか……」


「やっぱりあんたが原因だったのね。……けど安心して。かこむは誰にも話してない筈だから」


「……そうか……」


 鎌を掛けられた訳か……。やはり黄谷は誰にも話していなかったか。


「にしても可哀想よね……かこむはあんな頑張り屋なのに、その頑張りも認められずに毎回7位で、退学の危機まで迎えちゃってさ。んで、挙句の果てに信じていたマネージャーにトドメを刺されるなんてね」


「…………」


 ごもっともだな。だが、今はそんな嫌味が心地よく感じてしまう。


「あーあ、私が順位を代わってやれたらなぁ……」


 それができたら苦労しないだろうし、最初から退学の校則も存在しなかっただろう。


「……お前は他人の心配なんてせずに、自分の心配だけしときやがれ」


「は? 何よそれ」


「一々そんな下らない事で押し掛けて来るな」


 俺はそう告げると、話し掛けるなといわんばかりに視線を逸らし、そのまま歩きだす。

 それから赤宮は何も言ってはこなかった。



          ☆



 ようやく部室の前へ辿り着く。大した距離を歩いた訳でもないのに、疲労感どっと押し寄せる。

 やっとゆっくりできる――と言いたいところだが、先程の青松のことを考えると、もしかして。

 悪寒が走る気持ちを焚き付け、俺は部室の扉を開ける。すると、瑛介が迎えてくれた。


「……どの面下げてここに来たんだよ、この屑が」


 冗談抜きの罵声で。やはりもう手遅れだったか。


「聞いたよ。最近のかこむちゃんの活動停止は君の罵倒が原因なんだってね」


 これは鎌田の仕業だな。恐らく、カメラの映像を見て何があったかを察したのだろう。

 今日の放課後に青松にその情報を流し俺の元へ向かわせ、その隙に1人になった瑛介との接触を計ったと。


「……俺が抜けて部活の継続は大丈夫なのか?」


 部活を継続していくには最低でも3人所属している必要がある。なので、俺が抜けてしまえば廃部となってしまう。


「余計なお世話さ。それについては鎌田副会長が特例を認めてくれたよ」


「……そうか。お前も鎌田に巻かれたか――だがそれでいい。んじゃ、またな」


 心配だった部分の確認が済んだので扉を閉めた。

 さてと、部活もなくなったことだし帰りますか。


「――よう鹿誠。どうだ、俺からの洗礼は喜んでもらえたか?」


 やはりいたか。惨めな俺を笑いに来ると思ってたぜ。

 俺はそれを無視して立ち去ろうとするが、


「まぁ待て。どうせお前はここまでされても、黄谷を諦めないだろうことは分かっている」


 鎌田は俺の進路を塞ぐように立ちはだかる。


「何故か……それは退学を絶対に阻止できる手があるからだ。だから余裕でいられる。そうだな?」


 邪魔だなぁ……。


「だから、今からその手を当ててやろう」


 まるで全てお見通しと言わんばかりの自信だな。


「それは――お前はアイドルの誰か1人を意図的に活動停止に追い込み、黄谷を6位にしようとした。違うか?」


 ご名答。大正解だ。

 俺はアイドルの1人を活動停止に追い込み、黄谷を6位にしようとした。

 投票期間中に活動停止になったアイドルは強制的に7位になる。これは橙田が活動停止になったときに騒がれていたことだ。あの時はギリギリ投票期間の前に活動再開できたから免れたがな。

 あくまで校則は5回連続で7位を取得すれば退学というルールだから、それで退学は免れる訳だ。


「やはり図星のようだな。その思惑が読めている以上、当然その手は潰させてもらう」


 どうやって? と聞いてあげようと思ったが、無視したままでもこいつは勝手に喋るからいいか。


「どう潰すか。それは活動停止となる原因にお前が絡んでいなかろうと、お前が原因だと結び付け無罪へと運ぶからだ。俺の積み上げた周囲の信頼。理事長の権力をフルに使わせてもらう」


 冤罪かよ……。と言いたいとこだが、いい手ではあるな。そもそも現活動停止なんてそう簡単には起こりえない以上、ある程度の行動は必要となる。その行動全てを悟られずに誘導するのは容易ではない。

 その上で更に免罪までも回避しなければならないとなると、この手はほぼ封じれたと思ったのだろう。


「まだだ。更にもう一つの手も潰させてもらった。それは、周りからの同情を誘い、黄谷へ票を入れてもらう方法だ」


 ほう、その手まで読んでたか。上出来ではないか。

 これは簡単な手だ。7回連続で5位を取れば退学になる。この校則は普通科生徒には知らされていない。

 だから高成績な生徒にこの校則を影で話し、同情を誘い票を入れてもらう作戦だ。

 無論、俺が口で説明するだけでは信用されないだろう。だから他のアイドルにも協力させる。瑛介に取材ついでに、黄谷に票を入れることを要求する音声を撮らせ、それを聞かせる。そうすれば疑いもされないし、寧ろ、アイドルからの頼みとなれば喜んで投票してくれるだろう。

 さて、この手を読めたのは分かったが、これをどう止めるのかは少し気になるな。

 今のところ、俺はこの手を止める方法を思い付いていない。


「専用端末を見てみろ。アイドル新聞のページをな」


 アイドル新聞だと?

 つまり瑛介がさっそく動いたということか? アイドル新聞のページを弄れるのは瑛介だけだしな。

 だが、鎌田が瑛介に絡んだのはついさっきのことで、その短時間で記事を作成することができるのか。

 俺はアイフォンを開き、アイドル新聞のページを開く。すると――


『新任マネージャー鹿誠文空、嘘の情報を流し票を要求』


 さっそく驚愕の見出しが飛び込む。更に記事を開き、内容を確認すると。


 ・我らが黄谷かこむのマネージャーに就任した鹿誠文空は、かこむへの票を集める為に驚くべき手を使っていた。

 その驚くべき手とは『投票で5回連続で7位になったアイドルは退学になる』という、架空の校則を述べ、同情を誘いかこむへ票を入れさせる。という凶悪な手法となっている――


 成程。随分と大胆な手に出やがったな。先手を撃って情報を流し俺を悪側へと誘導しておけば、俺の言うことは誰も信じなくなる。


「驚いたか? この記事は予め俺が用意していたものを町田に投稿させたんだ。更に念の為、町田には投票が終わるまでアイドルへの取材を禁止しておいた。これで裏でアイドルを使い嘘を信じ込ませる手は使えない」


 そこまで読まれていたか。随分と俺も買われているようだな。


「まぁ仮にアイドルに相談したとこで無駄だがな。もう既にお前への印象は地に落としておいたからだ。黄谷が活動していない故に起因と偽ることも容易かったぞ」


 なんて用意周到な奴だ。その執念をもっと他のことに費やせばいいものを……。何故そこまで黄谷を退学させることに拘るのか。

 だが、素直に関心したよ。褒めてやる。


「理解したか? お前がどんな悪事を働こうが、この俺が全て潰す。そして、同時に何かを失わせてやる。だからもう無駄な行動は止めておけ。これが最後の警告だ。もう黄谷のことは諦めろ。ほら、選択授業の申請用紙だ。もう提出期限は過ぎているが、俺が特別に取り合ってやる」


 勝負はついたと言わんばかりに、用紙を俺へ差し出してきた。

 なので、俺はそれを受け取るなり目の前で破り捨てた。

 どうであろうと、もう俺はマネージャーに戻ることはできないだろう。だから、選択科目を選ばなければならない。

 だが、それでも絶対に受け入れたりはしない。これは俺の意地だ。こんな奴に従うなんて死んでも御免だ。


「分からん奴め……お前のような無益な人間が、いい加減この俺の手を煩わせるな。少しは身の程を弁えてほしいものだな」


「俺が無益か……なら、人から幸せを奪うお前はただの“有害”だな」


 俺はそう言い残し、その場を後にする。

 負け犬の遠吠えなど言われると思ったが、鎌田は何も言ってはこなかった。言い返すことさえ無益と思っているのか。



 今のこの言葉は、俺の父が教えてくれた唯一の教えだ。

 俺の父は仕事に明け暮れていて、教育は母任せだった。

 そんな父親が俺に唯一教えた言葉がこれだ、


『この世で偉大な人間は、地位の高い人間でも大金を稼いでいる人間でもない。どれだけ人の役に立てているかだ』


 と、特に珍しくもない。割と色々な人間が発していそうな言葉だ。けれど、他の人間からこの言葉を聞いても、俺は適当に受け流していただろう。

 父は仕事でも高い地位にいるし、金も稼いでいる。だが、そんなことは一切誇ったりはしなかった。

 誇りは仕事そのもの。沢山の人間の役に立つ仕事をしている。そんな父親だからこそ、この言葉には強い説得力があり、重みがあって、俺はその言葉に感銘を受け、常に心得るようになった。

 故に、俺の中では他人から幸せを奪う人間というのはただの有害でしかない。

 だが、鎌田と話すことができてよかった。あんな屑もいるんだなと、自分が多少ましに思えるようになった。

 もう鎌田自身に苛立ちを感じることも一切なくなった。最早、そんな気に掛ける価値すらない人間だからだ。

 だからもう俺は鎌田とは競わない。いや、競えないんだ。

 お前はこの俺と同じ土俵に立てるような人間ではないからな。俺が崇高という訳ではなく、お前が俺よりも遥か下なんだ。

 だが、もし黄谷の退学で勝敗が決まるということなのであれば、



 ――鎌田。お前は俺に負ける。

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