おまけ 第1章の登場人物
一之瀬優奈
女子高生。両親の墓参りの帰りに『世界の歪み』の発生に巻き込まれて、瀕死の重傷を負う。異世界を管理する女神に助けられるも、治療の為異世界に転移し地球には戻れなくなる。
高校では家庭科部に所属しており、料理、裁縫、DIYが得意。
母親譲りの少したれ目で優しげな顔立ちで、愛用の大きな黒縁メガネをかけている。スタイルは良く、友達に『グラビアモデルみたいでセクシーだね』とからかわれることも。腰まで伸ばした黒髪を右側寄せの緩めの三つ編みにして、胸元に垂らしいる。
目立つことが嫌いコミュニケーション能力は低いが、心優しい性格をしている。
女神様の加護で異世界の言葉・文字を理解できる。
ですます口調で一人称は私。
ネコさん
女神様の友人。ユウナの異世界生活を助ける為に女神様のお願いで一緒に暮らすことになる。5人姉妹の末っ子。
ユウナがつぶやいた『ネコさん』という言葉を気に入り、そのまま名前にした。ギルドカードは『ネコ』になっており『さん』は省かれている。
人語は離せないが理解できる。ただし、読み書きはできない。
ディフォルメされた猫のぬいぐるみのような見た目。毛並は光沢のある銀色。身長は60センチくらいで本物の猫のようなスリムさはなく、マルマルっとした4頭身くらいの体型。後ろ足で立って歩くが、短い脚のため人間と言うよりペンギンのよう。スコティッシュフォールドのように真ん丸な頭部とペチャっと頭に垂れている耳が特徴。
不思議な力で肉球に物を吸いつけることができるので、人間社会の道具などを扱うことが出来る。
人間社会に興味を持っており博識。
光る爪を出すことで岩を切り裂くことが出来る。
「にゃふ」「にゃふっと」と鳴く。
ミラ
カーヤの街の門番。元冒険者ギルドの職員。
ユウナとネコさんがカーヤの街にたどり着いた時に対応したのが縁で仲良くなる。
身長は170センチほど、体型はスリムで顔も小さく、8頭身のモデル体型。顔立ちは色白の西欧風の美人でウェーブのかかった金髪を肩まで伸ばしている。
仕事中はですます口調だが、それ以外はフランクな口調になる。一人称はボク。
リーネ
ユウナとネコさんが宿泊する『猫のしっぽ亭』の看板娘。胸元に猫の絵の描いてあるエプロンが制服。
赤毛のロングヘアーをポニーテイルにまとめている猫の獣人。猫耳としっぽがあるが、他は人間と変わらない。
可愛いもの好きで初めて会ったネコさんに抱き着いた為、ネコさんには恐れられている。
仕事中はですます口調。
女神様
異世界を管理する女神。
ユウナが『世界の歪み』に巻き込まれ瀕死の重傷を負ったので、自分の世界に呼び寄せ魔法で治療した。
結果、ユウナが地球に戻れなくなったことに責任を感じており、友人のネコさん姉妹にユウナを助けるようお願いをする…だけでは気が済まず管理者の職を辞し合流しようとするが、止めに入った同僚に最上級封印魔法をかけられた…かは今のところ不明。
男らしい口調をしている。
ユウナに好意を示しているが、本気か冗談かは神のみぞ知る。