第4話 ユウナと天使ネコさんと女神の加護の魔眼
「にゃふふー」
「にゃむむー」
「ユウナお姉ちゃん、大丈夫ですか~?」
「みんな、大丈夫ですよ」
ザインに襲われゴレットさんに助けられた後、私とネコさんは駆けつけた防犯課の人たちに事情を説明してから『妖精の針子』へと送り届けてもらいました。
あっ、『妖精の針子』に到着する前に別の防犯課の方が来て、緊急配備をする直前にザインが門からカーヤの街の外に出ている記録があったと教えてもらいました。ザインを捕まえることはできませんでしたが、カーヤの街に再び戻ってくることは皆無になったとのことでひとまずは安心です。
「でも、ほっぺたが痣になっていますよ~」
「はい。少し痛いけど切り傷になっていませんし、しばらくすれば治りますよ。傷痕は残らないでしょう」
私は説明しますが、ネコさんたちとルゥちゃんは私を心配して離れません。心配してくれるのは嬉しいのですが、今では意識もしっかりして痛みも少ないので心苦しいですね。
「それより、ルゥちゃん。午後の予定は大丈夫ですか?」
「予定は2時頃からなのでまだ大丈夫ですよ~」
ルゥちゃんは壁掛け時計を指差します。時の魔道具である時計は高価な品ですが、『妖精の針子』は代々エンチャントアイテム作成の名店として繁盛しており、前店主のお祖母ちゃんが購入した逸品だと前に教えてくれました。ちなみに今は、午後1時15分です。
「それでも、約束の時間は迫っていますね。昼食を食べましょうか」
「う~ん、わかりました~。せっかく、ユウナお姉ちゃんとネコちゃんが買ってきてくれたので食べます~。キッチンに行きましょう~」
ルゥちゃんに連れられて、店の奥のキッチンに移動しました。ルゥちゃんがお茶を用意してくれるみたいです。魔法の訓練の時にはルゥちゃんの家で食事をすることがあるので、食器の場所は知っています。棚からお皿を用意してパンを載せてをテーブルの上へ配膳します。
「ネコさんはいつものここで、エルフネコさんはこっちです」
「にゃふっと」
「にゃむっと」
ネコさんは小柄なので普通の椅子に座ってもテーブルに届きません。だからルゥちゃんの許可をもらって、テーブルの上に布を敷いてその上に座るようにしています。エルフネコさんもネコさんと同じ身長だから、同じような形を取らせてもらいました。
「お茶の準備ができましたよ~。おまたせしました~」
ルゥちゃんがティーポットとカップをお盆にのせて持ってきてくれたようです。うーん、メイド服姿の美幼女に給仕をしてもらうなんて、なんだか背徳感がありますね。
「ありがとうございます」
ルゥちゃんからお盆を受け取り、テーブルの上にセッティングしていきます。そして、ルゥちゃんと私は席に着いたのですが。
「あれっ、これはわたしのカップじゃないですね~」
「えっ、ごめんなさい。間違えましたか?」
ルゥちゃんは私たちが出入するようになってから、おそろいの食器を用意してくれました。おそろいのため形は同じですが、それぞれ模様の色が違っているので区別はつきます。
「これはユウナお姉ちゃんのカップですね~。やっぱり、メガネが無いから見えにくいのですか~?」
「えぇ、近くの物でもぼやけてしまいます」
「う~ん、メガネは王都にでも行かないと手に入らないかもしれませんね~」
ルゥちゃんによると王都はこのカーヤの街から馬車で数日の距離らしいです。あと、メガネは非常に高価なもので値段も金貨になってしまうそうです。
「でも、まったく見えないわけではないから大丈夫ですよ。ぼやけますが物の輪郭はわかりますから。さっきみたいに配膳もできて、ルゥちゃんからお盆も受け取れました。大丈夫です」
「でも、冒険者の仕事はできないですよ~」
「にゃむむ~」
「にゃふふ~」
「うっ!!」
ルゥちゃんの的確な指摘とネコさんたちの心配そうな声が、私の胸に突き刺さります。確かに配膳などができたのは、この家で何回も食事をさせてもらっていたからです。物の場所がわかっているので、視界がぼやけていても簡単な動きに支障はあまりありません。さっきみたいにカップの模様の色の違いなどがわかりにくいのですが。ただ、これが冒険者の仕事となると…。
「とっ、とにかく時間もないので昼食をすませましょう。それに、せっかくルゥちゃんの入れてくれたお茶が冷めてしまいますよ」
先のことを考えると憂鬱になるので、秘儀・問題の先送りですよ。
「そうですね~。それでは食べましょうか~」
「そうしましょう。それでは、いただき」
コンコン!!
「お客様ですか~?おかしいですね~。さっき、お休みの看板を出したのに~。う~ん、聞かなかったことにしましょう~」
思わず、「いいのですか?」と質問しようと考えてしまいましたが、店主のルゥちゃんが言うのならそれが正解でしょう。あと、ルゥちゃんにはこの後の予定があるので対応できないことについては決まっていますから。
コンコン!!
コンコン!!
「何回もノックしますね。急用でしょうか?」
「う~ん、お休み看板が出ているのにここまでしつこいと~、素直に帰ってくれないかもしれませんね~」
「私が出ましょうか?」
「にゃふっと」
「にゃむっと」
私が提案すると、ネコさんとエルフネコさんも手を上げます。
「ユウナお姉ちゃんたちは店員さんではないので、それならわたしが出ます~」
コンコン!!
相変わらずノックが続きます。これなら、理由を説明してお断りした方がいいのかもしれません。
コンコン!!「にゃきゅっと。にゃきゅきゅー」コンコン!!「にゃきゅっと」
「え?」
今、ネコさんたちに似た鳴き声が、外から聞こえた気がしました。
「にゃむっと」
「にゃふっと」
すると、ネコさんたちがテーブルから飛び降りて入り口へと駆けて行きます。それを見た私とルゥちゃんも顔を見合わせた後、ネコさんたちへと続きます。
▽▽▽
私はメガネがないので、ゆっくりと店舗の入り口扉に来ました。3人はすでに到着していますね。
「にゃふふ。にゃふー」
「にゃむっと」
「にゃきゅきゅー」
扉に向かってネコさんたちが話しかけて、応えも返ってます。どうやら、扉の向こう側にネコさんたちの知り合いがいるようですが、もちろんネコさんたちの知り合いとなると…。
「えっと、ユウナお姉ちゃん~。どうしましょうか~」
「ちょっと、待って下さいね、ルゥちゃん。ネコさん、エルフネコさん、扉の向こうにいるのは貴女たちの姉妹ですか?」
「にゃふっと」
「にゃむっと」
私の問いかけに2人は万歳しながら頷きます。やっぱり、そうですよね。
「ルゥちゃん、ネコさんたちの姉妹が来ているみたいなので、扉を開けてもらってもいいですか?」
「ネコちゃんたちの姉妹ですか~?だったら、すぐに開けますよ~」
ルゥちゃんが扉を開けます。すると、白いモコモコが入ってきました。うーん、ネコさんたちと同じくらいの大きさの様です。
「にゃきゅっと」
ネコさんのお姉さんとの感動の対面…と言いたいのですが、メガネのない私には白いモコモコにしか見えません。
「にゃきゅきゅ」
ネコさんたちへの挨拶が済んだのか、私の近くにモコモコさんが来てくれましたが、手の届かない距離なのでよく見えません。あっ、うかつにも『モコモコさん』なんて言葉は発しませんよ。これで、ネコさんのお姉さんの名前が『モコモコさん』になるかもしれませんからね。
「すみません。今、私はメガネが壊されて良く見えないのです」
「にゃきゅ!?にゃっきゅっと、にゃきゅきゅ。にゃきゅっと!!」
モコモコさんこと、ネコさんのお姉さんがブンブンと手を振ったみたいですが、急に動かなくなります。
「どっ、どうしましたか?」
「ユウナお姉ちゃん、ネコちゃんたちの姉妹さんは胸の前で手を合わせて、祈っているようですよ~」
私が見えないので、ルゥちゃんが説明してくれました。
「【にゃきゅきゅにゃ】」
えっ、急に白いモコモコさんの回りが輝きだしました。
「こっ、これって神聖魔法の【オラクル】ですよ~!?神への問いかけを行う魔法です~」
【オラクル】?確か、日本語だと『神託』で、『神の声を受け取る』ことを意味しますね。ファンタジー要素のある漫画やゲームなら神官職の人がオラクルの魔法を唱えると、作品によって違いはありますが、神様が物語の進行のアドバイスをくれるものがありました。
『にゃふっと、にゃふっと』
えっ?スマホが鳴りだしました。メールと通話の着信音に共通設定している『ネコさんの録音鳴き声』です。スマホを取り出して目の前まで近づけます。メールではなく電話による着信でした。そして、着信表示は『女神長』になっています。もちろん、登録なんてしていないですよ。女神長といえば、私がラルフさんとミラさんに戦闘訓練を依頼した時に女神様が【消費体力減少の加護(小)】を授けてくれました。その時に…まぁ、何て言いますか、女神様を捕まえた上司の方ですよね。
『にゃふっと、にゃふっと』
あっ、考えている間にも着信が続いています。えっと、女神様の上司の方からの電話だから出た方がいいですよね。受話器マークをタップして、耳元に近づけます。
「もしもし…あの、ユウナです」
「ユウナさん、初めまして。突然の電話で戸惑ったかもしれませんが、私は貴女の異世界転移を行った女神の上司である女神長です」
「はっ、はい」
スマホからは落ち着いた綺麗で澄んだ女性の声が聞こえてきます。アニメならお姉さん枠の声優さんの声といったところでしょうか?
「私は各世界を管理している女神を束ねる女神長です。以前のやり取りでご存じと思いますが、ネコさんのお姉さんの【オラクル】を受けるべきこの世界の女神が『一時的に別の仕事』をしている代わりにユウナさんの臨時担当になっています」
えっ、女神様が別の仕事って?確か、前に女神様が女神長様に対して行きおく…ひゃ!!何故か急に寒気がしました。なにやら、スマホからプレッシャーが…この話題は考えない方が良さそうですね。すみません、すみません。
「えっと…その、ありがとうございます?」
「いえ、私の部下が考えなしのばかりにユウナさんが苦労することになり申し訳ありません。それで、【オラクル】の呼びかけにより、この世界での懸念事項を今から解消させてもらいます」
「懸念事項?えっと、魔物との戦闘ですか?」
「いえ、それは女神が与えた魔法の才能で対応できているはずです。ユウナさんは女神から初級の魔法の才能を与えられたとはいえ、個人的資質が優れていましたから並みの魔物以上の存在とも戦えるはずです。今から解消するのは、ユウナさんの視力の問題です」
「えっ!?本当ですか?」
そういえば、私がメガネが壊れたことを伝えた後にネコさんのお姉さんが【オラクル】を使ってくれて着信があったわけですから、普通は視力に関することですよね。ご都合主義というよりは、ネコさんのお姉さんの問いかけに対する女神長様の救済という感じでしょうか。
「もちろんです。メガネがあまり普及してない世界にメガネをかけているユウナさんを転移させるのは余りにも配慮の欠ける行為です。メガネが壊れただけで生活が破たんするのは想像に難くないはずなのですから。実際異世界転移直後にメガネを壊していたら、ネコさんがいたとしても何もできなかったでしょう。ギルドカードに魔法の才能、この世界の金銭を与えているのですから、視力に関しても転移時点で何らかのフォローがあってしかるべきです。それをあの女神は、メガネっ娘サイコーとか叫んでやがりまして…トラブル発生したから懲罰決定…」
「ちょ、懲罰ですか?」
「ユウナさんは気にしない下さい。悪いのはあの女神ですから。あまつさえ、私を行きお…仕事だけしか生きがいがないという評価をする無能な女神などは私が抱えている書類処理地獄に落とし…コホンッ、あらためて書類処理の内勤に異動させて、今一度世界管理の重要性を理解し直してもらいます」
「そっ、そうですか」
「本題に戻りますね。それでは、今からユウナさんの視力回復をさせてもらいます」
えっと、先程の女神長様の強烈な言葉の方が印象的だったので戸惑っていましたが、視力の問題を解決してくれるのは非常に助かります。
「それでは…只今からユウナ・イチノセに魔眼を授けます」
魔眼ですか!?中二病の代表格の魔眼ですか!?
「魔眼の力はこの世界をつかさどる女神の力を基に、『女神の魔眼の加護(小)』とします。それにより、ユウナ・イチノセは視力・動体視力について常人より優れたものを得るでしょう。瞼を閉じて下さい」
おっと、視力と動体視力だけですか…えっ、動体視力が上昇するって凄いですよね。女神長様の言葉に従い瞼を閉じます。すると、蒸しタオルを乗せたように目の周辺が温かくなりました。また、瞼は閉じていますが私の周囲が光っているように感じられます。
「…ユウナさん、お待たせしました。目を開けて下さい」
「はい…。あっ、見えます。はっきりと、見えます!!」
目を開けると、メガネをかけているかのように視界はクリアです。そして、メガネのレンズ越しではないため、メガネをかけているより視界が広くなっています。友達がコンタクトレンズに換えた時に「メガネのフレームが視界から無くなったので世界が広くなった」と言っていた時はいまいちわからなかったのですが、今ならわかります。私は小学生の低学年からメガネをかけていたので、この年齢になって改めて裸眼で物が見えるなんて感動です。
「ユウナさん、視力は如何ですか?」
スマホはまだ通話中で女神長様の声が聞こえてきました。視力が良くなり感動していたので、通話中だったことをうっかり忘れていました。
「あっ、失礼しました。とてもよく見えます」
「それはよかった。それでは、私の方はこれで失礼させてもらいます。何かあれば、【オラクル】で呼びかけて下さい。できる限りの配慮はさせてもらいますから」
「本当にありがとうございました」
「いえ、ユウナさんとネコさんたちの幸運を祈っていますよ。それでは。…さて、ユウナさんの問題も解決したし、早速あのバカ女神を書類地獄に…ツー、ツー、ツー。」
…電話が切れる前に何か聞こえましたが気にしないことにしましょう。女神様たちとのやり取り直後のお約束になってきましたしね。
「にゃきゅきゅ?」
鳴き声に視線を下に向けると白いモコモコことネコさんのお姉さんが私を見上げています。
ネコさんのお姉さんはネコさんと同じ体型ですが、毛並は純白でした。そして、一番の特徴は背中のこれも同じく純白の羽と頭上に浮かぶ天使の輪っかです。羽はリアルな羽ではなくて、ディフォルメされたようなもので、天使の輪っかはクリーム色ですが蛍光灯のように光ってはいません。
「えっと、天使のようですから…天使ネコさん?」
「にゃきゅっと!!にゃきゅきゅ~、にゃきゅきゅ~」
おっと、私のつぶやきを聞いてお姉さんは嬉しそうに踊りだしました。羽もパタパタと動いていますね。特徴が特徴だけに天使ネコさんとしか名づけようがありませんしね。
「私はユウナです。先ほどは【オラクル】を使ってもらってありがとうございました。えっと、ギルドカードを持っていたら見せて貰えますか?」
「にゃきゅっと」
私のお願いに天使ネコさんはすぐにギルドカードを呼び出して渡してくれました。やっぱり、名前の欄が『天使ネコ』になっています。
「天使ネコさん、これからよろしくお願いします」
「にゃきゅっと」
天使ネコさんと視線を合わせるため、しゃがんでギルドカードを返します。すると、天使ネコさんはギルドカードを受け取った後に、私の頬に手を伸ばしてきました。
「【にゃきゅにゃ】」
天使ネコさんが一鳴きすると、伸ばした手の先が光だし私の頬を温かい光が包み込みました。
「これは回復魔法の【キュア】ですよ~。ユウナお姉ちゃん、頬の痣がきれいに無くなりました~」
「本当ですか?」
ためしに頬を軽く押してみても全く痛くありません。店舗にある姿見を見ると確かに痣が無くなっていました。無くなっていましたが…私の瞳の色が黒色から青色に変わっています。これって、先程『女神の魔眼の加護(小)』の影響でしょうか?
「ありがとうございます」
天使ネコさんの頭を撫でると、気持ちよさそうに眼を細めていますね。
「ところで、ユウナお姉ちゃん、本当に視力が良くなったのですか~?誰かと話をしていたみたいですが~」
「あっ、ルゥちゃん、お騒がせしました。視力は良くなりました」
そういえば先程の女神長様との会話で視力が良くなったと言葉に出して言いましたね。それにルゥちゃんの前で普通にスマホで通話していました。
「えっと、これは離れた人物と話をすることができる特殊な道具なんです」
「珍しい道具ですね~。もしかして、天使ネコちゃんが【オラクル】を使った直後だったから話相手は神様ですか~?」
さっき私が天使ネコさんと言ったから、ルゥちゃんも天使ネコちゃんと認識しているみたいですね。それにしても、話し相手が神様と考えるとはするどいです。私が話している時に『女神長様』という単語は言葉に出さなかったはずですが。…いえ、急に視力が良くなったなんて言ったら神様と思った方が普通でしょうか?ところで、女神様たちのことって話してもいいものでしょうか?この世界では神は普通に存在するものとされています。現に【オラクル】という魔法もありますしね。うーん、私の通話中の内容は聞かれていますし、視力も良くなってますから、ルゥちゃんには話したほうが良いですよね。念のために、ネコさんたちに視線を送ります。
「にゃふっと。にゃふ~。にゃふふ。にゃふっと」
ネコさんは自分やお姉さんたちを手で指し示して、腕を頭の上に上げて丸を作りました。多分、ネコさんたちと女神様の関係を伝えて良いということでしょう。ルゥちゃんなら問題ありませんよね。
「えっと、実はネコさんたちは神様…正確には女神様と友達です。それで、ネコさんたちと一緒に暮らしている私のメガネが壊れてしまったので目が良くなる加護を授けてくれました」
「そうですか~、加護が授かる瞬間を見たのは初めてです~。感動しました~」
意外にもルゥちゃんはすっと納得してくれました。やはり、私の世界とは違うのですね。私の世界では女神様と友達なんて言った日には…まぁ、いろいろ起こりそうですね。
「ユウナお姉ちゃんの視力と痣が治って問題解決ですね~。それでは昼食を再開しましょうか~。天使ネコちゃんのご飯はみんなの分を分けましょう~」
「そうですね」
天使ネコさん用の布を用意してから、テーブルの上に敷きます。そして、ネコさんたちをテーブルの上にのせてあげて、昼食の再開です。
▽▽▽
「それでは、行ってきます~」
「いってらっしゃい、ルゥちゃん」
「にゃふっと~」
「にゃむっと~」
「にゃきゅっと~」
昼食後、2時になったのでルゥちゃんを店の前で見送りました。
「さてと、ルゥちゃんも出発しましたね。うーん、とりあえず、冒険者ギルドに行きましょうか?ザインのこともありますし、ノーラさんたちに天使ネコさんの紹介もしたいですしね」
「にゃきゅっと」
天使ネコさんが羽をパタパタさせながら万歳をしています。
「それでは、冒険者ギルドへ出発です」
「にゃふー」
「にゃむー」
「にゃきゅー」
天使ネコさんが来てくれましたし、何か良い仕事があれば見つかれば良いのですが、どうなることやらですね。
お読み頂きありがとうございました。にゃきゅっと。




