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第3話

話がなかなか進まなくて申し訳ありません。


ようやく森まで辿り着きました。

まずは食料の確保が優先かな。


木の実位はあると思うけれど、最悪ドラゴンなら草でも食べれそうな気がするよ。


でもドラゴンになってから三日だけど、今まで何も口にしなくても大丈夫だったなら

以外に燃費はいいのかもしれないなー。


今まで読んだ小説なんかでは、割合と燃費が悪いイメージだったんだけど

何だろう?自分が特殊すぎるのか?

うーん、もしかしたら空腹すぎてあまり感じなくかったとか?

その場合は意外に不味いかもしれないぞ。


いやそれよりも、最初の目的を忘れないうちに

食べれる物を探そうかな。


何かの実にしても、茸なり植物なりにしても

はたしてどれが食べれるのか全く不明なんだけど…

普通こういう場合は、動物なんかが食べてるのを見て

判断するのが、お約束だったりするんだけど

未だに全く動物の気配がしないんだけど…。


もうこうなってくると、やはり原因は自分にあるんだろうなー。

ちくしょう(泣)


食べ物探しに来ただけなのに、思いっきり心を折られて

今にも死を受け入れそうなんだけど……

誰か助けて下さい(泣)


やはり空腹がすぎるのか…。

お腹が満たされていないと、心も満たされないって

改めて思い知らされた気がするよ。


もう面倒なので、嗅覚に任せて適当に探して

一番最初に見つけたのを、ギャンブル的に食べてみようかな。


まずは甘い匂いを探してみよう。

さすがに匂いで誘ってるんだから、危険性は少ないと思うし。


危険性が減っているわけではないので

森のなかでも、慎重に行動しながら彷徨っていると

草や木や土の匂いにまじって、酸っぱそうな匂いやら、甘い匂いやらが漂ってきてた。


うむうむ、どうやら当たりらしい。

匂いの中から甘い匂いだけを嗅ぎ分けて、そちらの方に向かっていく。

すると、木に巻きついた蔦から赤色の実が生っているみたいで、匂いの発生源はその実らしい。


何とか食べれそうなものを見つけれた。

食べる決心はついているので、後はこの実をどうやって取るか何だけど…。


木に前足を掛けて起き上がってみると、一番低く生っている実より少し高いところに

口が届くみたいで、ホッとしました。


なんかここまで、落ち込んでると

ギリギリ届かないとかあるなと考えてたけど、杞憂だったみたい。


一つ取って食べてみると、甘い匂いとは裏腹に

何とも言えない、微妙な味がしました。

例えるなら、リンゴだと思って食べたら、生のジャガイモだった感じ。

甘さではなく若干のエグミが口の中に残ってます。



あー、そっちの期待を裏切るのか(泣)


未だに登場人物がドラゴン一匹だけ。

しかも今回も地味な感じに…orz


もう開き直って、なろう一地味なファンタジーでいこうかな。

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