170、エピローグ
今回は、いつもの倍以上の量になっています。
ゴーン! ゴーン!
王宮内にある神殿教会。
そこでは、王宮の関係者並びに、ファシルド家の当主と数名の血縁者、そして多くの精霊達が集まり、国王とファシルド家の娘の婚姻の儀となる厳かな式が行われた。
その二人の誓約がノレア神父によって神に報告されると、婚礼の儀の終了を告げる鐘が鳴り響く。
「ヴァン、緊張してない?」
「フラン様こそ、緊張してますよね?」
「私の場合は警戒よ。古くからの神官が並んでいるじゃない? 世代交代したんじゃないのかしら」
僕達は、結婚の披露が行われる王宮の庭園で、式が終わるのを待っている。僕達だけではない。庭園での披露パーティーに招かれた多くの人達が、まだかまだかと待っていた。
僕達とは少し離れた場所に、影の世界の人の王であるグリンフォードさんがいるのが見えた。そのまわりには、グリンフォードさんの取り巻きのご婦人方もいるようだ。
彼らの近くには、マルクと奥さんのフリージアさんの姿が見える。影の世界の人達の近くには、やはりマルクのような黒魔導士を配置したいらしい。
そして、フラン様がぶつぶつと文句を言っていたように、神官三家の年配の神官達が、庭園の一角に集まっていた。そして、フラン様に気付くと、こちらを見ながら何かコソコソと話しているのが見えた。感じ悪い。
「そろそろ出てくるわよね?」
「そうですね。鐘が鳴りましたし、扉の前に近衛兵が整列していますね」
神殿教会に通じる庭園への扉の前には、国王様の近衛兵がズラリと並んでいる。普段とは違って、式典用の制服らしく、白を基調とした華やかな制服だ。
ゴーン! ゴーン!
再び鳴り響く鐘の音を合図に、扉が大きく開かれた。
「わぁっ! 国王様だ!」
国王様とフロリスちゃんが、庭園へと出てきた。フロリスちゃんの後方から、娘ルージュと神獣テンウッドも続く。二人は、フロリスちゃんの長いドレスの端を持ち、しずしずと歩いている。
ルージュにあんな大役が務まるとは驚きだ。たぶん、フラン様が緊張していたのは、これだよね。いつものようにルージュが、ばちゃっと転ばないか、僕も心配だ。
「ファシルド家からの伴侶か。随分と若いな」
「神矢ハンターだと聞いた。妥当な伴侶だな。それに美しい少女だ」
「あぁ、美しい少女だな。確か、母親が神官家の人だと聞いたよ。姿はないようだな。ファシルド殿しか来てないのか?」
「あぁ、ファシルド家の後継争いに巻き込まれて、殺されたのではなかったか?」
「母親が殺されるのか? 後継争いで?」
まわりからは、ヒソヒソといろいろな噂話が聞こえてくる。フラン様の機嫌は最悪だ。だけど祝いの場で、彼らに注意をしてケンカするわけにもいかないよな。
僕は、普段とは違って礼服を着ている。フラン様も、神官服ではなく、フリルがたくさんついた水色のドレスを着ているからか、ドゥ教会の信者さんの貴族の人にも、気付かれないようだ。
だから近くで、こんな話を耳にすることになるんだよね。貴族の人達は、他者を評価するのが好きだもんな。大抵は、アラ探しをしているようだけど。
国王様とフロリスちゃんが、庭園の中央に設置された壇上へと上がっていく。
あっ……。
「ふぇっ……」
壇上への階段で、ルージュが、どてっと転んだようだ。だが泣き声は出さずに、口をへの字に結んで、何とか耐えている。しかも、慌ててテンウッドが駆け寄ろうとしたのを、手で制している。
僕の娘は、本当に成長したな。思わず、じわっと涙が出てくるよ。それに気づいた国王様が、ルージュを気遣ってくれた。だけどルージュは、転んでませんと言わんばかりの澄まし顔だ。
ふふっ、フラン様に似てるよね。こういう体裁を気にするところ。最近、なんだかより一層、似ていると感じる。ルージュも、もうすぐ4歳になるもんな。いつまでも赤ん坊ではない。
「私達は先程、神殿教会にて、婚姻の儀をおこなった。皆に紹介しよう。私の妻となったフロリスだ」
国王様の挨拶が始まった。ワッと歓声があがる。
「そして、私は今ここに、新たな宣言をするつもりだ。影の世界の国王グリンフォード、こちらに来てくれ」
国王様は、グリンフォードさんのことを国王と呼んだ。正式名称ではないけど、たぶんその方がわかりやすいからだ。
グリンフォードさん達が、庭園の中央へと歩いていく。
あっ! ご婦人方の中に、サラ奥様もいる!
僕は、フラン様に合図をしたが、首を傾げて気づいてくれない。そうか、フラン様の背では、まだ見えないか。
「ヴァン! 姉さんがいるわ!」
やっと気づいたみたいだ。だが、今、しゃべっている場合ではない。フラン様はすぐにハッとして口を押さえている。
「フリック、フロリスさん、おめでとう」
グリンフォードさん達も、壇上に上がっている。他の人達から見やすくするためだろう。そして、同じ高さで並ぶことにも意味があると感じた。
「グリンフォード、ありがとう。来てくれて嬉しいよ」
「当然だろう? この婚姻は、影の世界にとっても意味のある重要なことだ」
そう言うと、グリンフォードさんは、庭園を見回した。僕とバチっと目が合ったときには、意味深な笑みを浮かべていた。何か、たくらんでいるのかな。
庭園にいた何人かが、深々と頭を下げている姿が見えた。普通の貴族に見えるけど、あれはグリンフォードさんに敬意を示しているよね。
「さて、私の妻となったフロリスについて、少し紹介しよう」
国王様は、フロリスちゃんの腰に手を当て、愛おしげな視線を向けている。フロリスは照れて、少し膨れっ面してるよ。こんな場で、王妃様が膨れっ面しちゃダメでしょ。
「皆も知っていると思うが、フロリスは、ファシルド家の生まれだ。ジョブは神矢ハンター。だから、私の妻となった後も、超級に達するまでは、ジョブの仕事を優先させる。その点について、皆の理解を得たい」
ここまで話すと、国王様は庭園をぐるりと見回した。かなり威圧感のある視線だ。招待された人達も、超級まではジョブの仕事をしなければならないことは、当然わかっている。それに神矢ハンターとは、何らかの関係を築きたい人も少なくないだろう。誰も反対するわけがない。
「そして、私が新たに宣言したいことは、影の世界との交流についてだ。彼は、影の世界の人の王、すなわち、こちらの世界で言えば国王だ。私は、グリンフォードとは友人関係にある」
壇上で、グリンフォードさんが軽く会釈をした。一緒に壇上にあがったご婦人方はキョロキョロしている。きっと、強い人間を探そうと、彼女達の趣味の宝探し中だ。
「影の世界との交流は、一部の間では既に始まっている。だが、これをもっと加速させていきたい。我が国としては得るものが少ないと反対する神官家の古い者達にも、理解を促したい。死を恐れて、妙な実験を繰り返す者達は、特に聞いてくれ。影の世界は、我々からすれば死者の国だ。死者の魂は、影の世界では霊と呼ばれる存在だ。影の世界には、霊だけでなく、人も獣もいる。そして行き来が活発になれば、死んで霊となった友にも、会いに行けるだろう?」
国王様は結婚の披露の場で、何を言い出すんだ? 死者という言葉に反応して、あちこちからいろいろな声が聞こえてくる。
やはり、前国王と比較されるんだな。神官三家のご隠居さん達を招いたのは、この話を聞かせるためかもしれないけど。
「自分の祝いの場で、死者の話をすることは、不謹慎か?」
国王様が冷たく言い放ったことで、騒がしくなっていた庭園は、シーンと静かになった。なんだか、国王様は、わざと騒がせて鎮まらせたような気がする。
何かのスキルを使っているのかな。
「私の妻となったフロリスは、幼い頃に、母親を失っている」
小さな声で、国王様が話し始めた。誰もそのことに対して騒がない。やはり、スキルだな。
「だが、フロリスの母親は、影の世界で見つかった。死者の霊ではない。この世界の姿のまま、ある集落にいたようだ」
あっ! フロリスちゃんが慌てている。国王様から何も聞かされてなかったらしい。
すると、グリンフォードさんが口を開く。
「フロリスさん、彼女が、貴女の母親サラさんです」
ご婦人方が、サラ奥様をフロリスちゃんの方へと押しやった。初めての再会を演出しているのか。
「えっ、長さま……」
フロリスちゃんは、まだ母親だとは呼べないらしい。サラ奥様も、戸惑いの表情だ。
「フロリスさん、貴女の母親サラさんは、黒兎の集落の長になっていました。黒兎は、天兎の眷属です。精霊が休むための集落を、サラさんがずっと守ってこられました。あの場所は、影の世界の獣のナワバリです。影の世界の人は、関われません。本来なら我々がやるべき仕事を、サラさんがやってくださっています」
グリンフォードさんにそう説明されても、フロリスちゃんは返事が難しいようだ。だが、これは、庭園に集まった人達に聞かせているのだと感じた。
「グリンフォード、フロリスの母親は、今日からは私の母でもある。こちらの世界への引っ越しは可能か?」
国王様がそう尋ねたとき、ファシルド家の旦那様も近くに寄ってきていた。この機に、サラ奥様をファシルド家に戻そうとしているのかな。
「フリック、それは困る。サラさんを失うと黒兎たちの統制ができなくなる。サラさんは大草原の黒兎を統べる存在でもあるからな。サラさんが黒兎を統制し続けることで、こちらの世界との行き来が簡単になるだろう」
「そうか。では、仕方ないな」
あれ? 何だか芝居くさいよね。国王様とグリンフォードさんは、互いにニヤッと笑みを交わしている。
サラ奥様は、ご婦人方に押されて、フロリスちゃんに当たりそうな場所まで移動していた。国王様が何かの合図をすると、サラ奥様は、緊張した表情で、フロリスちゃんの方を向いた。
「フロリス、さん、いろいろと本当にごめんなさい」
「いえ、長さま、そんな……」
「フロリス! やり直しだ。長さまじゃなくて、お母様だろ。ほれ、言ってみろ」
「ちょ、フリック、こんな皆の前で」
「さっさと言わねぇと、拡声の魔道具を出すぞ」
「拡声器って、バカなこと言わないのっ」
フロリスちゃんは、必死で小声で抗議してるけど……近くにいるテンウッドが、僕達に声を届けてくるんだよね。拡声の魔道具と変わらないな。
国王様に促され、覚悟を決めたフロリスちゃんは、チラッと僕達の方に視線を移した。
フラン様が、応援のためか、ガッツポーズを作っている。僕は、軽く頷いておく。
フロリスちゃんは、ファシルド家の旦那様にも視線を移したあと、サラ奥様を真っ直ぐに見た。
「お母様、私を産み、そして離れることになる時まで守ってくださり、ありがとうございました。私は、今日、伴侶を得ました」
「ええ、フロリス、とても綺麗よ。とっても。フリック様、フロリスをよろしくお願いします」
サラ奥様は、涙を流しながら、国王様やファシルド家の旦那様、そして僕達にまで、深々と頭を下げている。
僕も思わず、もらい泣きしてしまった。フラン様も、同じだ。
「サラさん、こちらこそよろしく頼む。あっちに、フラン様が来ているぞ」
「えっ? フラン……様?」
「あぁ、私は、ドゥ教会の見習い神官でもあるのだ。いずれは、独立して新たな神官家を立ち上げたいと考えている。こちらの世界と影の世界の架け橋となるような神官家をな」
「まぁっ!」
サラ奥様は、知らなかったのだろうか。目を見開いて驚いているようだ。
「皆、今日は祝いだ。あちらには料理も用意されている。暇な者は、ゆっくりしていってくれ。あぁ、ソムリエが必要なら、ヴァンも来ているぞ」
ちょ、バレてなかったのに、一斉に僕を捜す視線が……。近くにいた貴族達が、慌てたように愛想笑いをしてるよ。
◇◇◇
「フランちゃん、ヴァン、今日はありがとうねっ。ルージュちゃんもすっごく上手に、式典のお手伝いをしてくれたよ」
可愛らしい真っ白なワンピースに着替えたフロリスちゃんが、僕達の方へと挨拶に回ってきてくれた。少し遅れて、サラ奥様も来てくれた。
「フロリス、すっごく綺麗よ」
「えへへっ、今日は、たくさんの人に褒められるよっ」
フロリスちゃんは、僕達の近くでは、いつもの笑顔だ。貴族達の間を回っているときは、ずっと緊張していたからか、くぅーっと、伸びをしている。
「姉さん、久しぶりね」
フラン様は少し戸惑いながらも、サラ奥様に話しかけている。僕はフロリスちゃんに、何か料理を取ってきてあげようかな。
「フラン、大人っぽくなったわね。あっ、フランも、娘の母親だものね。ルージュちゃん、しっかりしてるわね」
「ええ、もうしばらくしたら、ルージュはお姉ちゃんになるからね」
はい? 何ですと?
料理を取りに行こうと、少し離れかけたときに、なんだかとんでもない話が聞こえてきた。僕は慌てて、フラン様の方に戻る。
「フラン様、今、何て言いました?」
「あら、聞こえちゃった? もうしばらく黙ってるつもりだったんだけどな」
ペロッと短く舌を出すフラン様。いやいや、ちょっと待って。どういうこと?
「フラン様! お腹にルージュの弟か妹がいるんですか!?」
「あら? ヴァンは気づいてなかったの?」
ちょ、フロリスちゃんは、知ってた?
「そういえば、最近、少し食べ過ぎなのかなぁとは……痛っ!」
フラン様に、久しぶりに思いっきりデコピンされた。地味に痛いんだよ、それ。
「主人ぃ、弟か妹じゃなくて、弟と弟だよっ」
いつの間にか近寄ってきた青い髪の少女。
「テンちゃ、知ってたの? ってか、なぜ性別まで?」
「ん? 見たらわかるじゃない。ルージュも知ってるよ。ねーっ」
「うんっ、しってるよっ。おねえちゃんだから、あたし、ちゃんとするのっ」
ちょっと待て。ルージュまで知ってたのか。
「ヴァン、何を騒いでんだよ」
おぉ、親友! 聞いてくれ!
「マルク、あのさ、フラン様のお腹……」
「あぁ、そのドレスだと目立たないだろ? フリージアさんが、頑張ってデザインしたみたいだよ」
はい? マルクも知ってた?
「あー、主人が拗ねちゃったよ。大丈夫だよ。他に知ってるのは、ゼクトとフリックとバーバラだけだよっ。チビちゃもマネっ子ちゃんも、知らないよ?」
「あー、ヴァンは知らなかったんだな。まぁ、ヴァンが知ると、心配性を発動するからじゃないか?」
マルクが僕の顔色の変化を察してくれたけど……。
そうか。ルージュに弟と弟が生まれるのか。ん? 弟と弟? はい?
「あのー、弟と弟ってことは、双子なの?」
「あぁ、そうみたいだよ。ヴァン、心配性を発動するなよ? テンちゃが、ちゃんとガードしてるはずだよ」
えっ? テンウッドが?
「当たり前じゃないっ! ルージュの弟と弟なんだから、ちゃんと守るよ。主人は、いつも通りにしてていいから」
「いや、僕、しばらくドゥ教会に引きこもる」
「やっぱ、そう言うと思った。ゼクトさん!」
ん? ゼクトも来てた?
すると、白い近衛兵の制服を着たゼクトが、スッと転移してきた。近衛兵に紛れてたなんて、気づかなかった。
「ヴァンが、教会に引きこもるって言ってますよ」
「はぁ? フラン、もうしばらく言わないんじゃなかったのか? ヴァン、言っておくが引きこもっても、おまえに出来ることはねぇぞ?」
「ごはんとか、掃除とか……」
「おまえなー。ったく、極級ハンターが何を言ってるんだ? 明日から、ボックス山脈の王都専用地区の建て直し作業だ。ミッション受けただろ?」
「あぅ……ことわ……れないか」
「当たり前だ。フラン、明日から、半月ほどヴァンを借りるからな」
「はい、聞いてますよ」
「ゼクトさん! そのミッション、明後日から、私も行くことになってるよっ」
フロリスちゃんは、ふんすと鼻息が荒い。ちょ、王妃さま……。
「ふふん、明後日、あの付近に神矢が降るからか。俺とヴァンは、付近の魔物を蹴散らすから、フロリスが神矢ハンターとして、メインで働けよ?」
「任せてっ!」
フロリスちゃんは、お得意のふんぞり返りポーズだ。
「なぁ、ヴァン。フロリスのこの感じ、やっぱあの子竜に似てるよな? ヴァンの従属のロックドラゴンに」
会話に入ってきた国王様は、神官フリックさんの顔をしていた。これが、彼の本来の顔なんだろうな。
「私は、あんなに肌ゴワゴワじゃないわよっ!」
プンスカと怒るフロリスちゃんに、国王様はいつものニヤニヤだよ。わざと怒らせてるよね。
フロリスちゃんに視線を向けるフラン様もサラ奥様も、とても穏やかな笑顔だ。娘ルージュは、ふわぁっとあくびをし、そんな娘の手をテンウッドがしっかりと握ってくれている。
子供の頃からの親友のマルクも、子供の頃から憧れていたゼクトも、フロリスちゃんのプンスカに頬を緩ませている。
あぁ、いいな。
こんな穏やかな笑顔。
そっか。僕には二人も息子ができるんだ。残念な父親にはなりたくないよね。
だけど、もう無理はしないでおこう。
僕は、自分のペースで、自分にできることをしっかりやっていこうと思う。ジョブ『ソムリエ』としての仕事も忘れないように。
「ヴァン、明日は、朝イチ現地集合だからな! 大量の狩りだ。ドゥ教会に引きこもるなよ。おまえが来ないと無理な量だぜ」
「わかってるよ、ゼクト。僕は、極級ハンターの仕事は、ちゃんとやる。僕の夢だったんだから」
「ふっ、いい返事だぜ、相棒!」
皆様、これにて完全完結です。
本編の方から読んでくださっていた皆様には、長い長いヴァンの成長物語を見守っていただきました。本当に本当にありがとうございます!
本作から読んでくださっていた皆様も、本当にありがとうございました♪
本当に終わっていいのか、まだ描き足りないこともあるような気もして、作者は、やはりまた、終わりたくないよぉ病を発症しております(´・д・`)
ですが、新たな作品のプロットも出来つつあり、ヴァンの物語ばかりに後ろ髪を引かれているわけにはいかないと覚悟を決め、これにて完結とさせていただきます。
本当に本当に本当に、ありがとうございました!
あっ、最後にお願いですが、付けていただいていたブクマは、枠に余裕があればなのですが、外さないでそのままにしておいていただきたいです。
ブクマが外れていくと、私、とても寂しくなるので……。
本当に長い物語を読んでいただきありがとうございました! また、別の物語でお会いできれば嬉しいです。
ハハァー!!(ノ´ロ`)ノ☆^((o _ _)oペコ