姫とキラ星さんシリーズ 姫の想い(200の字小説) 作者: 日下部良介 掲載日:2022/05/13 姫のお気に入りの寿司屋が閉店する。そこは姫と彦星さんの想い出の店。その店に姫と行くことになった。 家庭の事情で彦星さんは姫から離れた。同じ頃、付き合っていた子に振られた僕は姫と仲良くなった。それからは二人で何度もこの店を訪ねた。 「もう一度彦星さんと来たかったな…」 姫が呟く。 姫の彦星さんへの思いに嫉妬する。 「誘ったけど来られないって。でも、これですっきりしたわ」 そう話してくれた姫の横顔を僕は見つめる。