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九尾狐第二の狐生  作者: 立夏
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「転生してしまったのう。また、狐に。」


 儂は前世、九尾狐じゃ。

 名前は扇。性別は、無い!残念ながら、途中からなくなったんじゃよ。うーん、三百歳までは、女じゃったぞ。

 えっ?何歳まで生きていたんだって?

 儂は七百九十四歳じゃ。長生きじゃろ。

 じゃが、転生したのはなぜかというとな。


 日本で、晴明の奴に


「奢ってあげるから、一緒にご飯食べに行こ。」


 って上目遣いで言われちゃってのう。喜んでついて行ったら。(晴明は、めっちゃ美人なんじゃよ。本当に、抱きたい、もはや抱かれたいくらい。)


「扇ちゃん、ごめんね。私としては、生きてもらってた方が、ボッチの私としては、嬉しいんだけどね。残念ながら、上の指示だから。」


 と言って、刀でグッシャグシャなされて、肉片一つ一つに、呪符を貼られたんじゃよ。そうでもなければ再生するからの。

 しかも狂ったことに、一枚ごとに五百人ほどの魂が込められていた。狂っとるの。本当に狂っとるの。


 まぁ儂が今までは大量虐殺してしまった、から仕方がないのじゃがな。



 だから、私は今世はもっと、人の為とは言わなくても、いいことをしたいと思う。


 …素が出た。


 というわけじゃ。

 じゃから、儂は今世、前世で出来なかったことをやり直したい。




 そういえば、晴明は女じゃぞ。ココ大事じゃ!



「来世は、楽しんでね。無駄な殺しはダメだよ☆」


 とも、言っていたな。

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