後始末2
朝目が覚めると、隣にマティアスさんが寝ていた。
昨夜は遅く帰ってきたみたいで、私は眠ってしまったので、朝から会えてとても嬉しい。
疲れているんだろうから、起こさないようにとは思うものの、くっつきたい衝動には勝てず、そっと、胸板に寄り添った。
ああ、マティアスさんの匂いがする。
安心出来る匂いだ。
『ん?
ヒロ、起きたのか?』
ああ、起こしちゃいましたね。
『おはよう、マティアスさん。
昨日は遅くまでお疲れ様でした。』
『おはよう。
もうちょっと、このままで居させてくれ。』
マティアスさんに抱っこされて、幸せです。
このままもう一眠りしても良いかも知れませんね。
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朝目覚めると、ヒロが寄り添っていた。
幸せを堪能する。
が、今日も王宮へ呼ばれ、事態の収拾に当たらなければならない。
まったりした時間はすぐ終わりを告げ、今日が始まる。
仕方無い、さっさと終わらすとするか。
『ヒロ、俺は今日も王宮へ行かなければならない。
ヒロは、チリカさんとここで待っててくれ。』
『うん、分かった。
無理しないでね?』
ああ、どうしてこんなにも可愛いのだろうか。
離れがたいが、唇にキスをひとつおとし、出掛ける用意をした。
『ギルマス、ジーズー王国側と連絡が取れました。
明日、チリカ殿を王宮へ連れて来ていただけますか?』
王宮情報局のシンドルが言う。
聞き取りは家の方へ出向いてもらおうと思っていたが、王国との連絡もあるだろうから、仕方がないな。
『ああ、分かった。
明日連れてきます。』
事態が収束に向かう事を願うか。




