呪術師(見習い)がお泊まりに来ました5
又意識を失ったヒロだったが、ただ眠っただけのようだったので、そのまま布団をかけてそっとしておく。
問題はこの見習いだ。
床にへたりこんで、汗だくで荒い息をついていやがる。
大丈夫なのか、これ?
『おい、大丈夫か?
ベッドに運んでやろうか?』
『ハ、ハハハ、なんて力だ。
この僕がこんなにも引きずられてしまうなんて!』
『から元気が出るなら大丈夫だな。
風呂、もう一度入るか?』
『はい、汗びっしょりですからね。
ああ、スミマセン、ちょっと連れていって下さい。
腰が抜けたかも知れません。』
『はあ、分かった。』
俺は見習い(チビッ子バージョン)と二人で風呂に入る事になってしまった。
どうせ一緒に入るなら、ヒロの方が良かった、なんて言葉には出来ないけどな!!
風呂を済ませチビッ子をベッドに突っ込んで、やれやれとひと息ついた。
それにしても、とヒロの幻影を思い出す。
二十歳位の美しい女性。
見習いは何も言わないので、あいつにはあの幻影は見えなかったのだと思う。
きっとあの姿が本当の姿なのだろう。
一体、何者なのだろうか?
どこから来て、どうして子供の姿になって、記憶を失うような目にあってしまったのだろうか?
まだその時では無いとヒロの幻影が言ってたようなので、時が来れば解明する事なのだろうか?
どちらにしても、ヒロと離れる事の無い未来であって欲しいものだ。
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目が覚めると、隣にマティアスさんが眠っていた。
側にすり寄って、ああ、なんか幸せだなと思ってほっこりする。
もうひとつのベッドにはビーが眠っているのが見える。
ビーが手を繋いだ所までしか覚えていないので、私はすぐに眠ってしまったんでしょうね。
どうなったのか分かりませんが、隣にマティアスさんがいる幸せは堪能しましょう。
マティアスさんの大きな体にしがみつき、頬をグリグリこすり付けちゃいます。
う~ん、おやすみなさい。




