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呪術師(見習い)がお泊まりに来ました5

又意識を失ったヒロだったが、ただ眠っただけのようだったので、そのまま布団をかけてそっとしておく。


問題はこの見習いだ。

床にへたりこんで、汗だくで荒い息をついていやがる。

大丈夫なのか、これ?


『おい、大丈夫か?

ベッドに運んでやろうか?』


『ハ、ハハハ、なんて力だ。

この僕がこんなにも引きずられてしまうなんて!』


『から元気が出るなら大丈夫だな。

風呂、もう一度入るか?』


『はい、汗びっしょりですからね。

ああ、スミマセン、ちょっと連れていって下さい。

腰が抜けたかも知れません。』


『はあ、分かった。』


俺は見習い(チビッ子バージョン)と二人で風呂に入る事になってしまった。

どうせ一緒に入るなら、ヒロの方が良かった、なんて言葉には出来ないけどな!!




風呂を済ませチビッ子をベッドに突っ込んで、やれやれとひと息ついた。


それにしても、とヒロの幻影を思い出す。

二十歳位の美しい女性。

見習いは何も言わないので、あいつにはあの幻影は見えなかったのだと思う。


きっとあの姿が本当の姿なのだろう。

一体、何者なのだろうか?

どこから来て、どうして子供の姿になって、記憶を失うような目にあってしまったのだろうか?

まだその時では無いとヒロの幻影が言ってたようなので、時が来れば解明する事なのだろうか?


どちらにしても、ヒロと離れる事の無い未来であって欲しいものだ。





※※※※※※※※※※※※※※※※※※※





目が覚めると、隣にマティアスさんが眠っていた。

側にすり寄って、ああ、なんか幸せだなと思ってほっこりする。


もうひとつのベッドにはビーが眠っているのが見える。

ビーが手を繋いだ所までしか覚えていないので、私はすぐに眠ってしまったんでしょうね。

どうなったのか分かりませんが、隣にマティアスさんがいる幸せは堪能しましょう。


マティアスさんの大きな体にしがみつき、頬をグリグリこすり付けちゃいます。

う~ん、おやすみなさい。





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