補足 キャラ紹介とこれまでのあらすじ(初めて読む人は、ここから読むのをオススメします)
主要キャラ三人のキャラクター紹介です。六巻終了時点です。多少のネタバレあり。
主人公 アポロ レベル15
年齢 おそらく16~18の間位
身長 170センチメートル(と自分では言い張っている)
体重 59キロ
髪の色 赤茶 瞳の色 茶色 肌の色 褐色
顔 瞳が大きい快活そうな少年。感情がすぐ顔に出る。
職業 古代魔術師 飛揚族 得意魔術 不明
好きな物 冒険(者) アーティファクト
嫌いな物 弱い自分、弱い者扱いされること
基本的に明るく前向き。困難があっても、立ち向かおうとする強さを持っている。孤児だったことを気にしないようにしているけれど、時折意識してしまう。背中には白い羽が生えている。
左手の鷹の紋章で風の力を、右手の太陽の紋章で炎の力を操る。低レベルではあるが、光、水の魔法も使える。旅の目的は家族、仲間を探すことではあるが、旅そのものを楽しむ。
古代魔術師として覚醒してからは、ポータル(移動扉)を起動したり、様々なアーティファクトの力を引き出す。他にも秘密がありそうだ……
エドガー・ミハエル レベル69
年齢 26歳
身長 195センチメートル
体重 91キログラム
髪の色 黒 瞳の色 黒 肌の色 薄めの褐色
顔 彫りの深い顔の色男。少したれ目。
職業 勇者(と自分では言っている) 龍人(銀龍騎士、戦士) 得意武術「何でも(自称だが、間違いでもない)」
好きな物 自分 いい女 酒 レアステーキ 強い武器、ヒリヒリするような戦闘
嫌いな物 面倒なこと 実家
性格 生い立ち 自分の(知力、知性、品性以外の)高い能力を幼少期から自覚。人の話を聞かない俺様スタイルの悪ガキっぷりはあまりにもひどく、思春期になると女遊びや酒やらの遊びも重なり、名家だった家を追い出される。ただ、そんな彼も数々の恐ろしい戦いをへて、自分に自信をつけた半面、自分の小ささも学んでいった。
自己中心的で面倒くさがりで厳しい面もあるが、自分が信頼した人間には、それなりに優しいことも。幾つもの死線を潜り抜けてきたので、わりと心配性。背負った剣はフェンリル・ソードで、嵐を起こす力も持つ。
古い時代の歌を歌うことができる。甘い歌声で中々様になっている。一時期歌手やバードを目指そうとしたこともある。気分が良くなったり、女性と一緒にいると歌を披露することも。
一族の試練を受け入れ銀龍の力に目覚めてからは、龍人として覚醒する。龍人化すると、頭部がドラゴンに変化して背中に翼が生える。肌は銀青色の鱗に変化する。口からはダイアモンドブレスを放ち、戦闘能力も増す。
今は龍人としては本調子ではないらしく「眠り」の期間がないと本領を発揮できないらしいが……
女性が大好き。女性を口説くのが好き。しかし女性のことがいつも頭にあるわりには、一緒にパーティを組んだり、長時間一緒にいることはあまり好まない。
鳳来蓮<ほうらい れん> 碌典閤レベル56
年齢 35歳
身長 186センチメートル
体重 83キログラム
髪の色 赤 瞳の色 灰色 肌の色 白
顔 切れ長の大きな瞳をした、一重の美丈夫。
職業 修羅(侍) 得意武術 刀(それ以外の武器を扱えない)
好きな物 精神集中して没頭している時間 愛刀を眺めること 美術品鑑賞 陶芸
嫌いな物 筋を通さぬ卑劣漢 言い訳ばかりする者 自分の利益だけ考える者
ジパングの有名な一族に生まれる。魔力はないが博識。一族の中でも飛びぬけた実力を持ち、封印されていた「裏・村正」を受け継ぐ。鎧を身につけず軽装なのは、素早く動くためでもあるが、相手の攻撃を受ける前に殺すから。武者修行に様々な国を渡り歩き、エドガーにも指導をする。様々な凶悪犯罪者を切り殺していったが、いつしか自分が修羅道に落ちていくような、裏・村正の血吸いの魔力に惹かれているのではと思い始め、自分の心を見つめなおすため、陶芸を始める。普段は冷静で温和ではあるが、実は結構激情家。
アポロとエドガーに告白した通り、彼の本名は碌典閤という(刀の名前)。同時に修羅の力も受け継ぐ。修羅の力を開放すると、瞳が金色に染まり身体能力が跳ね上がる。肌には牡丹が咲き、その背には阿修羅が浮かび上がる。腕も六本に増える(ように見える)
その代償として自分の力、意志のコントロールがきかなくなるので、開放は慎重にしている。しかしたまに力を開放しないと、彼の中の修羅が血を、争いを求める。
外法の力と父である四式朱華の和歌(屍鬼)の力を受け入れ、朱金の天人の打倒を心に誓う。彼の人生の目的は、親である四式朱華を殺害することだったが、心境の変化があったようだ……
この下はネタバレありの、これまでのお話の簡単な紹介です。これをサラッと読んだ後なら、
第七巻の『空中都市のアカデミーと運命の三姉妹』から読み進めることも可能です。
ネタバレを読んだ後でも、気になるエピソードがあったら、そちらをご覧ください。
第一巻 廃墟に降り立つ太陽王アポロ の簡単なあらすじ
アポロは冒険者を夢見てガラクタウンから大都市シェブーストに向かう
そこで古代魔術師という職業になる
俺様勇者様の戦士エドガーと出会い、パーティに加わる
そしてセクシー魔導士ジェーン、修羅の蓮も加わり、四人でアーティファクトのあるダンジョンに向かう
そこでアポロは自分が飛揚族であることを知る
そして自分の力(鷹の紋章、太陽の紋章、背中に翼が生える)に気づく
ジェーンとは別れるが三人での旅は続く
第二巻 機械仕掛けの天使と 永久の別れ
滅びの天使のクエストという、貴重なアイテムが手に入るクエストが隣の大陸である
三人は船に乗って、目的の天使の里に向かう
そこで出会ったアイシャという少女は機械の身体を持つ天使だった
彼女を太陽の祭壇に連れて行って、彼女を完全な姿に戻すのがクエストの内容
しかしその途中で、蓮がアイシャをかばうために両腕を失ってしまう
意気消沈するパーティ。しかしアイシャは自分の力でどうにかできるかもしれないと提案する
アポロと二人で試練を突破する。そしてアイシャの力を開放する
蓮の腕は元に戻ったが、アイシャは力を使い果たしてしまう
アポロは旅で初めて大切な存在を失った。しかし彼らの旅は続く
第三巻 我がまま御曹司の帰郷。 サファイアドラゴンと銀龍聖騎士の試練
今までに何度か、エドガーはサファイアドラゴンのレヴィンのわがままに振り回されていた
今回のお題は勘当されたエドガーの生家に戻らねば達成できないものだった
エドガーは思うところがあり、それを受ける
家にはジェーンの姿があった。ジェーンとエドガーの母ロアーヌは懇意にしている
しかし父フォルセティとエドガーは反目している。エドガーは一人鉱山で目的の物を探しに行く
アポロたちも後に合流して、目的のサファイアを見つける
父フォルセティとエドガーは向き合い、彼の手から渡されたサファイア・メダイを飲み込む
それによってオオカミに変化する力から、本来の龍人へと変化する力を得る
第四巻 ジュエル・アンドロイドと憂いの戦乙女
ギルドからの依頼で、歓楽街レイトホルムに一行は向かう
そこでアポロはアンドロイドの青年を見つけた。彼には記憶がない。彼をゼロと呼ぶ
ほっておけないので、アポロは蓮とエドガーに頼んでゼロと行動を共にすることにする
依頼にあった逆さバベルの塔。そこから地上に出てきた魔物を退治する
そこで以前エドガーや蓮とひと悶着あった戦乙女エリザベートに出会う
エリザベートは雷智神トールに仕えている。彼女は逆さバベルの塔に巣くうある存在を浄化するため、アポロ達に同行を求めた
それを解決して、一行は神殿に向かう。そこで神官ヘラが彼らに新しい難題を出す
第五巻 存在してはならない帝國
ヘラからの依頼をうけることにした一行は、ポータルで砂漠のカラグア大陸にワープ
普通の人の生活には不向きなその土地で、場所がしっかりとは分からない「存在してはならない帝國」を目指す
その中で一行はヴェルチェニコフというネクロマンサーと一時的に行動を共にする
彼は目的地で本性を現す。彼はリッチと呼ばれる存在だった。
「存在してはならない帝國」にはついたが、リッチに翻弄され状況を把握できない一行
そこに現れたのは朱金の羽を持つ天人。まるでその姿は遺跡で出会ったアポロの父親に似ていたが……
彼の使う力でリッチは負けを認め、エドガーや蓮の力も封じられてしまう
おまけにゼロが宝石の姿になってしまう
失意のまま神殿に戻ると、そこには誰にもいなかった
エリザベートは他の神殿に助けを求めに行くこと告げる
アポロ達はリッチが言う一年後の災厄を防ぐ為に新たな旅に出る
第六巻 日の沈まぬ国の四季皇と外法の歌
朱金の天人の力を封じる力を得る為、一行はジパングへと向かう
それは蓮が自分自身の力、そして生い立ちと向き合うことでもあった
彼の父親であり、ジパングの東京を治める四式朱華と会う
朱華の依頼を受け、それを突破する
蓮は自分が父と同じ、呪われた歌の力を使う覚悟を決め、ある存在の打倒を心に誓う
そして一行は、エドガーの提案で空中都市へと向かう