4.妖精神と妖精
小説を読んでくれている人がいるとは思っていませんでした。
たくさんの感想、ブックマーク、有難うございます。
内容の薄い生活は短く感じるものです。
内容が濃い生活、つまりそれは仲間といる時間。
初めて微生物と出会ってから早数億年。何をしていたかって?上空を飛び回って生物の進化を眺めていました。(途中で寝てたとは言えない)
約27億歳になったある日。酸素が生まれた。
それもそのはず、陸地はコケやシダで覆われていた。
コケを見つけたときは本気で喜んだものだ。
酸素が生まれたことによって、生物が陸に上がってきた。
「…何だこれは…トカゲ?ではなさそうだ…」
それは立派な生物なのだが、自分の知っている生物とはまるで違った。
謎の生物について悩んでいると、海の上に新しい生命が生まれるのを感じた。
「海の上に」生まれたのである。普通では考えられないことのはず。
「…行ってみるか」
海の上を低空飛行で移動する。
しかし、宇宙の時ほどのスピードは出ない。
最高速の時でも光と同じ位だ。
どうやら大気が濃いところでは弱体化するようだ。
それもそのはず、妖精は自然から生まれ、自分に合っているもの(花、木、水など)の近くにいる時に力が増す。
なら自分に合っているものは何か、それは宇宙だろう。現に、宇宙に近づくほど力が増す。
「お、見つけた。…妖精か?」
海に浮いているのは、自分より一回り小さな、羽の生えた幼女だった。
既に見た目で分かるが、妖精のようだ。
「君はここで生まれたのかい?」
「…」
妖精は喋ることができないのか無言のまま頷く。
そして、何かを見つけたようにふよふよと飛んで行く。
「仲間か…そういえば、自分以外の妖精と会うのは初めてだな。」
さっきの妖精を追いかける。
「おーい!」
共に楽しい時を過ごせることを願って。
初妖精。
まだ原作キャr(ry
もう、東方タグ消してもいいのではないだろうか…