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そうだ!起業しよう!  作者: 餅米 廣明
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中途半端で責められる


高校卒業が迫る。僕は就職することに決めたはいいが、勉強もできないし運動も得意ではない、では何が好きかと言われると何かが好きなわけでもない中途半端の学生だ。

大手企業の面接、試験を受け、落ちてそれを痛感した。

「では当社を受けた動機はなんですか?」

そう聞かれたときに一番困った。前もって準備し考えておいたのだけど、うそ臭いかなと一人で一瞬悩み、その一瞬の間でうそだと判断されたのだろう。綺麗な言葉を使ってみたけど僕の表情はきっと不細工な上っ面だけの笑顔だったのだろう。

落ちたのだ。19社受け、全部落ちたのだ。


クラスメイトたちのなんと幸せそうな顔だろうか。僕は彼らの笑顔を見るとムカムカとしてくる。これはアレだ。他人の幸せが憎いというやつだ。誰しもがもってる嫌な感情だ。

就職、進学と皆が先を決めて行く中で僕だけはポツンと一人残された気持ちになっていく。

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