にくきゅーハートマーク
今僕はとっても幸せで満たされているから、もうこのまま何にもする必要が無いんじゃないかって、逆に無気力になってしまうよ。可愛らしいわんちゃんの肉球をぷにぷにするか、もしくはそれに準ずるようなことだけずっと考えていれば良いのかななんて、思わず怠けてしまいそうになるんだ。
〜♡♡♡〜
僕の頭の中は今、たーくさんのはあとまあくが大半を占めていて、脳の前頭葉を含め全体的に、優しくじんわりと花かな甘味をもたらしてくれているよ…ふと思ったのだけれど、そんな所に、激辛シビレ系のラーメンをぶち込んだら一体どうなるんだろうね。甘みと辛みが絶妙に混ざりあって、ちょっと気持ち悪いかな?なんて。ああ、ブルダック麺のいーい香りがしてきた。ブルダック麺はシビレ系では無いけれど、とにかく辛いから、この破滅衝動を満たすのにちょうど良いかな。
〜ガランガランガシャン〜
あなや、崩落。
おっとダメじゃないか少年。
そんな所で突っ立っていては。
老人、私は少年ではありませんよ。
老人?
はて、老人は…
どこにいるのかね?
あれれと思い鏡で自分の姿を見てみると、
そこにあったのは皺くちゃの老人の姿でした。
〜伽藍伽藍ガシャン〜
伽藍堂の部屋から腐臭がしますね。何かの比喩でしょうか。それともただの死体かな?
〜あばば、あば、あばば〜
あれ、おかしいな。世界が歪んで見えるぞ。
〜終幕〜
覚醒剤の恐怖をみんな知っている筈なのに、どうしてこんなにも惹かれてしまうのだろう。何をしていても、ずっとあの果てしなく巨大な快楽に溺れてしまった思い出が、どうにも脳裏にこべりついて離れない。僕はその悪魔の囁きに首を横に振りながらも、心のどこかでは、いずれは縦に振るんだろうなという確信があるから、今僕はその時をただ棒立ちで迎える未来を、鮮明に思い描くことができている訳である。
僕はスケッチブックにハートマークをひたすら描き続ける。まるでそのために造られた機械みたいに、一定のリズムで描きつつ、かつ、一つ一つに意味を持たせながら。
♡
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わん♡
あーらら。
肉球が混ざり込んじゃった。
ダメだ。
まだ僕は雑念ばかりで、
悟りの境地に入っていないや。
伽藍堂。伽藍堂。伽藍堂。
もっと心を伽藍堂に。
それが僕の生きる道かつ
人間として死ぬ道。




