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君のためなら、何でもできる。   作者: 足早ダッシュマン
第4章 ─錆びし黄金時代編─
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第0話 見下ろす者たち

※本作は一部に生成AI(ChatGPT)による言語補助を活用していますが、ストーリー・キャラクター・構成はすべて筆者が作成しています。

ご理解の上でお読みください。

※本作は一部に生成AI(ChatGPT)による言語補助を活用していますが、ストーリー・キャラクター・構成はすべて筆者が作成しています。

ご理解の上でお読みください。


 モナルダ最大の都市・スマラグドス。

 魔灯の帯が夜の街を流れ、摩天楼の窓という窓が光で満ちていた。

 屋上の風は冷たく、大都市にも関わらず、満天の星々が輝いている。


 ロスティスラフは、街を見下ろすように立っていた。

 黒いコートの裾を風に翻し、片手にグラスを持ったまま。

 彼の隣には、部下のシブロドヴァが無骨な姿勢で立っている。


「――今夜の景色、すごいもんですね。これが“黄金の国”モナルダの象徴ってやつですか」

「見た目だけなら、な」


 ロスの目は、きらびやかな街を透かしてその奥を見ていた。

 シブロドヴァは肩をすくめながらも、手元の資料を見やる。


「ところで、例のパーティー。招待状、届いてます。億万長者どもが一堂に会すとか」

「表向きはな。だが、私たちの目的は連中じゃない」


 グラスの中で氷が、ひとつ、音を立てて砕けた。

 ロスはゆっくりと息を吐く。


「――真の主催者は別だ。

 金を操る者のさらに上に、“魔法”で世界を支配する女がいる。」

 



「___今度の宴は、その魔女が仕掛けた

最上級の“お遊び”だ。」




    

      君のためなら、何でもできる

      第4章 ─錆びし黄金時代編─


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