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血液の儀式

作者: 豊田直輝

身体の構造には謎がある

物質的には大分解明されているけれど

命という面では何故命が生まれるのか

それを解明すれば人間は命を作れるのか

そんな事を考えて歩いていたら道で転んだ

転んだ地面から立ち上がり

足の膝を見ていると血が流れている

血液とは何だろう

人間は血液についてもちゃんと解明出来ているのか

【馬鹿な事を考えるな】

ん?流れる血液から声がする

【もう俺の身体になったんだからお前はいらなくなった。佐藤直彦。】

「な……なんだお前?何で俺の中から声がする」

【悩んでも遅いぞ。俺はお前が血液を地上に捧げる時を待ち望んでいたんだ。お前は地上に自らの血液を捧げただろう。俺は地球のスサノオの神だ。俺は佐藤直彦の身体を使って野望を遂げるんだ】

「俺の身体を使うだと?俺の身体は俺のものだろうが!今すぐ出ていけ」

【それは無理だな。地上に血液を捧げたのはお前だ。それを解除するには欠落の儀式をしなければならない。お前はやり方を知らないだろう、アーッハッハッハ】

こいつ本当に神なのか?

マズイ、なんか意識が遠のいていく………

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