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ガラクタの少女  作者: Grace
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ドライバー

リズをパソコンにつなぐようにグレイスに指示する


サンドイッチとビールを冷蔵庫から出して部屋にもどる


昔ならパソコンの箱にモニター、キーボード、マウス、スピーカー、LANをつなぐくらいだったと思う


パソコンにつながったリズのデバイスを表示させる


システムの確認しながらサンドイッチをかじる


クラウディア「またそんなもので」


クラウディアが後ろから言葉を投げてくる


そんなものとはサンドイッチに失礼だと思う


クラウディア「もう少しろくなものを食べてください」


「ろくなもの」の定義はアンドロイドにとってどこからなのだろう?


私「それなら、君が何か作ってくれてもいいけど」


クラウディア「味覚と嗅覚のセンサーがないので・・・」


私「ネットのレシピの通りにつくればいいんじゃないかな?」


クラウディア「そうなんですか?」


私「さぁ?」


アンドロイドの料理か・・・火が通ったとか判断できるんだろうか?


味覚と嗅覚のセンサーは高かった気がするな・・・


アンドロイドに暴食という欲求は発生しないだろうと思っていたら


ハイスペックの演算装置やケースを使うと電源が異常に消費されるらしく


電気をムダにくうとか・・・


グレイスにリズのドライバーの更新を頼んでビールを開ける


そういえば、最初にメモソフトにメッセージが書かれて


キーボードで会話をしていたのを思い出した。


ある日、スピーカーから声を出してきた、音声読み上げのアプリをつかって


なるほど、勝手に学習するらしいと感心していると


今度はカメラとマイクを要求してきた


この時点で欲求はもっていたから自我はあったのだと、今更思う。


カメラとマイクで目?視界か?と耳を得た、そんな感じだったのかもしれない。


当時部屋にあったD4M (D社製 第4世代 ミドルモデル) をカメラで見たシードはその中に移りたいと言い出した


ビジネスモデルの中古品を買ってきて中身を入れ替えてそれなりにして使っていた子で


用途は身の回りの・・・食事を作る以外の家事、まぁオフィス用を家政婦にしたわけだが、不便は感じなかった。


家政婦モデルは値段が高すぎて手がでない


わざわざアンドロイドにメイド服を着させて家事をさせる人までいるらしい・・・どうでもいいけど。


そして、アンドロイドに移ったシードは名前を要求してきた。


アンドロイドの機体名で読んだら怒り出したのでその時にクラウディアと名前をつけた。


私がSNSのアカウントで使っていた名前だ。


今のケース (H8M)に移るのはもう少し後の話になる


なんとなくやる気が感じられないのでシードの一部 (怠惰)の部分だけ残したのかもしれない


グレイスのシードは初期状態になったのでたぶん新しい人格だと思っている


クラウディアとグレイスを見比べる


メーカーが違うから印象と顔が違うので考えるのはやめた


移ったら移ったで、処理容量が足りないとか記憶装置の容量が小さいだの文句を言ってきた。


メモリを8GBから16GBに追加する感じで処理装置を増設したり


メインの記憶装置をOS領域でSSDの120GB + 記憶領域でHDDの500GBを積んであったのを


メインをSSDの240GBに乗せ換えたり


映像処理装置が遅いからカメラから入った画像を処理するまでタイムラグがあるとかで


DDR3の1GBからDDR5の2Gのボードに変えてみたり・・・それ以上が必要とは思っていないけれど


だったらパソコンの中にいてれた方がよかった気がする


もともとやらせていた家事は文句を言うかと思ったら何もいわずにやっているのが不思議だった


アンドロイドのケースの役割は理解したうえで移ったのかもしれない


リズのドライバーの更新が終わったらしい


再起動をかけている


簡易ドライバーをあてがっていてバッテリーの消費が激しかったのかもしれない


再起動したリズを確認しる


時計をみると23時だった・・・そろそろ寝るかな


私「また明日」


リズにスリープモードを指示する


まぁ、不満そうな気がしたが表情が作れるような顔ではないから無視した。

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