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7話 部員消失事件

 読み終えた『三毛猫ホームズの追跡』を本棚に戻し、安楽椅子に深く座り直す。

 白い天井に刻まれたアラビア文字みたいな模様を眺めながら、パズルのピースを手繰り寄せるように、俺はXガールの推理を進めていく。

 Xガールの正体……得られた情報から推測していくと、霧山さんか明日香と考えるのが妥当だろう。

 特に明日香は可能性が高い。

 明日香は普通過ぎる自分を変えたいと思っているようだし、ちょっと変わっている俺に憧れていてもおかしくない。……かも知れない。

 それに思念と同じように、俺の事を「悟君」と普段から呼んでいる。

 明日香が俺の事を好きだから推理部に入部した、という線は薄まったが、明日香がXガールの第一候補である事には変わりない。

 霧山さんは……どうなんだろう。正直霧山さんの事はまだ良く分からない。

 でも脈アリっぽい感じがしないでもない……気がする。

 何にせよ、俺の計画は順調に進んでいる筈だ。

 ……ただ、二つばかり問題がある。

 明日香を推理部に誘った時、俺が隠し事をしていないか明日香は疑ってきた。

 ……無理もない。交流の途絶えた幼馴染をいきなり部活の立ち上げメンバーに誘うのは、多少なりとも不自然だったかも知れない。

 Xガールの件について彼女に気取られないよう注意しておかなければ。

 そしてもう一つの問題は、Xガール候補と交流するようになったというのに、「恋の思念」を一度も受信出来ていない事だ。

 Xガールと交流していく内に「恋の思念」の受信頻度が加速していき、二人きりの場面で受信する事でXガールを特定する、という推理方法を考えていたのだが……。

 俺が推理部結成を決意したあの日から一向に音沙汰無しだ。

 まあ、流行りのポップソング曰く、会えない時にこそ最も恋愛感情が高まるらしいので、あまり考えすぎは良くないか。


 カバーが擦れる程読み返した『シャーロック・ホームズの冒険』を本棚から手に取り、パラパラとめくってみる。その時、ふと思い出して手を止める。

 ……すっかり忘れていたが、あと一人Xガール候補がいた。

 1年の時よく目が合った、超絶美少女の鶴永さん。

 いや、無いな。……うん。

 長谷村が言う通り、鶴永さんと俺は住んでいる世界が違いすぎる。

 たまに目が合ったのも偶然だろう。

 もう鶴永さんはXガール候補から外していいな。

 それと糸子も可能性が一応……いや、糸子はもっとないな。

 無量大数に一つもあり得ない。

 これからは、明日香と霧山さんにターゲットを絞って推理を進めていこう。

 しかし……俺にホームズ程の観察力と直観力があれば、こうして安楽椅子に座ったままでもXガールの正体を容易く看破してやれるんだろうがなあ。

 ……いや、彼も色恋沙汰には疎かったか。

 俺が挑もうとしている謎は、稀代の名探偵ですら頭を悩ませるような複雑怪奇な超難問ミステリーなのかもしれない。

 苦笑を浮かべつつも安楽椅子を揺らしていると、スマホからレインの通知音が響く。

 長谷村からだ。


《とっととコクっちまいなよ》


 イケメンは気軽に言ってくれるねえ。

 適当なおふざけスタンプで誤魔化そうとしていたら、


《てかお前は霧山さんと明日香さん、どっちが好きなんだよ》


 思わず指が止まった。

 ……分からない。そもそも、俺はストライクゾーンがかなり広いタイプだ。

 物凄く誤解を招きそうな言い方をすると、基本誰でもいい。

 ……もちろん霧山さんも明日香も、好きか嫌いかというと好きだ。

 可能なら付き合いたいし、いかがわしい事もしてみたい。

 でもそれは「できたらいいな」という消極的欲求に過ない。「この人じゃないとダメだ」みたいな燃え上がるような恋は、一生できる気がしない。

 ……過去のトラウマの影響もあるかもしれないが。

 結局のところ俺は、俺の事を好きになってくれる人が好きだ。

 

 だからこそ俺は、何としてもXガールの正体を暴かなければならない。

 俺の事を強く愛してくれているXガールの正体を。

 それに仮に俺が明日香に告白したとして、もし明日香でなく霧山さんがXガールだったらどうなる?

 明日香にフラれた上に、霧山さんの気持ちが冷めてしまうかも知れない。

 折角いい感じになっている推理部も、気まずくなってしまうだろう。

 やはり今は、まだ表立った行動を起こすべきではない。

 立ち上がり、白銀に光るスチールダーツの矢を握る。Xガールの暖かな声を心に響かせながら、勢いよく手を突き出す。

 ……アウトボード。我ながらダサい。


 さて、このままじゃ格好がつかないし寝る前に勉強するか。

 俺の成績がもっと良ければ、勉強を教えるという名目でXガール候補とおうちデートできるかも知れないし。

 そうだ、ウクレレもネット通販で買っておこう。

 霧山さんと会話のきっかけになるかも知れない。

 新しいことを始めるのにためらいがちな俺だが、Xガールのお陰で今は完全に無敵モードだ。

 全身に燃えるようなやる気が満ち満ちて来るのが分かる。

 間違いなくXガールのお陰だろう。

 恋の思念を受け取ってからずっと調子が良かったが、特に推理部を作ってから益々毎日が充実している気がする。


 ◇


 金曜日の放課後。待ちに待った活動が始まる。


「あれ?」


 長谷村の姿が見当たらない。一緒に部室まで行こうと思ったんだが。

 ……まあトイレでも行っているんだろう。

 職員室で鍵を受け取って部室に向かうと、霧山さんと明日香が既に扉の前で待っていた。


「悟君。長谷村君はどうしたの?」


「見当たらなかったんだよな。どうしたんだろう」


 明日香に返しつつも、鍵を開ける。

 そして活動が始まった。

 霧山さんと明日香は、俺の左右に座って本を開いている。

 俺はというと、『殺人転生』のページをめくりながらも、長谷村の事が気になっていた。


《もう活動始まってるぞ》


 レインを送ってみる。

 ……そういや糸子も来てない。ついでに送っておこう。

 まあその内来るだろ、と高を括って推理小説を読み進めていたが、三十分経っても長谷村も糸子も来ない。

 レインも未読のままだ。一体どうなってんだ。

 ……もしかしてあいつら、余計な気を回したのか?

 俺とXガールを水入らずにする為に。

 うん。充分にあり得る。あいつらがノリノリで考えそうなことだ。


 まずい、意識した途端に緊張してきた。音を出さない様に深呼吸しても、心臓はどんどん高鳴って行く。

 勘弁してくれ……自分の事を好きかも知れない女子に囲まれてハーレム状態とか……童貞の俺にはあまりに荷が重すぎるだろ。


「悟君、二人にレインしたんだよね?」


「したんだが、既読すらつかないんだよ。もう一回長谷村にレインしてみる」


 俺がそう言った時、突然大きな音が響く。

 机を叩いたのは霧山さんだった。


「――里島さん……これは事件です!」


 そう大声で断定してしまった。

 しかも黒ぶち眼鏡を光らせながら、どこぞの司令官みたいに頬杖をつきだすではないか。


「里島さん! 推理部としてこの事件を解決しましょう!」


「う、うん」


 なんか妙なことになってきたが……大丈夫だろうか。

 よく見ると、明日香も目を輝かせてしまっている。


「霧山さん! 私わかったよ! 二人はこっそりデートしてるんじゃない?」


「はああああ……すごいですね! 何かあの二人仲良さそうでしたしね! すごいなあああ……」


「それはないよ。長谷村には彼女いるし」


 俺が否定しても、霧山さんは止まる気配がなかった。


「里島さん。彼女がいるだけじゃ証拠になりませんよ。……きっと二人は想いを抑えきれなかったんです! 禁断の恋です!」


 霧山さんは楽しそうに力説し出した。明日香も頷いてしまっている。

 これは……何とか誤解を解いてあげた方がいいかもなあ。


「あ、そうだ。位置情報共有アプリがあった」


 何か探偵っぽいのでノリでインストールして、長谷村と糸子をフレンド登録しておいた記憶がある。

 起動して見ると、長谷村は普通に家に帰っていやがった。

 糸子は……学校の図書室の辺りだ。

 部室の窓から図書室の方を覗いてみるが、ぼやけてよく見えない。


「糸子は図書室にいるみたいだけど、明日香は見える?」


「うーん……ごめん見えない」


「図書室ですか。……あ、見えました! 糸子さんがいます! 双眼鏡を持ってますね……こっちを見ているんでしょうか?」


 糸子の奴……やはりハーレムに慌てふためく俺を監視して楽しんでやがったか。悪趣味な奴め。

 それにしても……


「ここからだと図書室遠いのに、よく見えたね。霧山さんって、視力どのくらい?」


「2.0です」


 2.0だと!?


「眼鏡無しだとどのくらいなの?」


「2.0です。視力検査で一番小さいのも見えますよ」


 嘘だろ……?


「じゃあ……まさかその眼鏡は」


「はい。これ伊達眼鏡なんです。私花粉症なので、花粉の季節に眼鏡掛けるようになったら、癖になっちゃって」


 思わず口を開け広げてしまった。……何かショックだ。

 視力では絶対勝っていると思っていたのに、まさか惨敗だったとは。


「……視力2.0なんてすごいね」


 そう零すのがやっとだった。


「ありがとうございます! 視力だけは自慢なんですよ!」


 気の利いた返しが思いつかないまま、何となく向かいの席の明日香を見る。

 顎に手を当てて、何やら考え込んでいるようだった。


「……糸子ちゃんは、何をやっていたんだろうね」


 その真実に辿り着かれると……まずい。


「俺ちょっと、糸子に説教して来るから!」


 言い残して、逃げるように図書室に向かった。


 ◇


「コラ、糸子!」


「おお、兄様ではありませぬか!」


「お前なあ……余計な事してくれた上に覗きとは随分趣味がいいな」


「別に? バードウォッチングしてただけだよ?」


「……嘘ついたら毒薬千錠飲ますぞ」


 頬をつねってやろうと手を伸ばすと、糸子はやっと観念した。


「冗談だって! ごめんって兄貴!」


 全く、困った妹分だ。


「そういや長谷村は帰ったのか?」


「うん。長谷村先輩も誘ったけど、絵美さんと帰っちゃった」


 糸子は寂しそうに俯いてしまった。長谷村も罪な男だ。


「ほら、お兄ちゃんが慰めてやろうか?」


 頭なでなで、ロックオン。


「セクハラは止めてくださーい」


 クソ……セクハラだったか。


「そんな事より兄者、進展はあったの?」


「……あるわけないだろ」


 正直ちょっとだけ期待はあったが、恋慕思念の類は感じ取れなかった。


「場合によっては面白い修羅場が見られると思ったんだけどなあ」


「お前、性格悪いなあ……」


「うるさい。で、どっちが好きなの? 霧山先輩と明日香先輩、どっちが好きなの?」


 糸子の奴も、長谷村に似て下世話な所があるらしい。


「まだ決めてねーよ。頼むから余計なことはするな。俺には俺のペースがあるんだから」


「はーい」


「ほら、部室に戻るぞ」


「はーい。お兄様」


「だから変な呼び方は止めろ」


 ◇


 部室に戻るなり、霧山さんが推理小説から顔を上げた。


「糸子さん、どこ行ってたんですか?」


「霧山先輩、ごめんなさーい。図書室でバードウォッチングしてたらつい夢中になっちゃって」


「そうだったんですか。長谷村さんは?」


「長谷村は体調が悪いから帰ったらしいよ」


 霧山さんは、俺と糸子の虚偽説明に粗方納得してくれたようだ。

 明日香は怪訝そうな様子だったが、追及して来る事はなかった。


 しかし、嘘をつくのは疲れるな。

 一息つこうと水筒のお茶を飲んでいると、霧山さんと目が合う。

 いや……目が合うと言うと語弊があるかもしれない。

 メガネの向こうで揺れる灰色の瞳は、どういう訳か俺の首筋辺りに焦点を当てている……気がする。


「どうしたの? 霧山さん」


「里島さんって、結構喉ぼとけ大きいですね」


 霧山さんは、平然とそう言ってのけた。


「あ、ありがとう」


 何とか声を絞り出したままに茫然としていると、


「兄貴、セクハラでしょ今の!」


「はぁ!? 俺は何もしてないだろ!」


「悟君……」


 どういう訳か、明日香も嗜めるような目線を向けてくる。

 俺が悪いのか!?


「ごめんなさい里島さん。私喉ぼとけフェチで」


 そうなんだ。


「俺の方こそごめんね」


 ……何に謝ってるんだ俺は。まあいいけど。

 それにしても……霧山さんが喉ぼとけフェチとは。

 しかも俺の喉ぼとけは霧山さんの伊達眼鏡にかなったらしい。

 今まで感じたことが無い、妙な誇らしさが胸を満たして行く。

 ニヤつきそうなのを堪えながら、そっと首筋をなぞってみる。

 うん。言われてみれば確かにたくましい感じな気もする。


 ◇


 帰宅途中、長谷村の家を横切ると、


「よっ、里島! どうだった?」


 二階の窓から長谷村の腹立つニヤケ顔が覗いていた。


「長谷村……頼むから余計な事はするな。俺は童貞なんだぞ?」


「ごめんって。……里島、ちょっと待ってろ」


 ドタバタと階段を降りる音。

 洋風の玄関からオレンジシャツの長谷村が駆け寄って来る。


「俺コンビニ行くから、途中まで一緒に行こうぜ」


「おう」


 横並びに歩き出すなり、長谷村が目配せするように横目を向けて来る。


「何か進展あったか?」


「あったちゃあったかな」


「マジか。詳しく聞かせろよ」


「霧山さんに、喉ぼとけ褒めて貰えた」


「……何だそりゃ」


「俺にも良く分からん」


 連れ立って、学校前の坂を降っていく。T字路に差し掛かった時、


『――二度と顔見せるな』


「おい里島、どうした?」


『――死ねばいいのに』


 来てしまった。……早く……止まってくれ。


「大丈夫か?」


「ちょっと……嫌な思念が」


 冷たく無機質な声が、延々と罵倒を繰り返して行く。

 俺が最も感じたくない、嫌悪の思念だった。

 発信源は道沿いの住宅の方だろうか……。

 逃げ出そうとしても、脚に力が入らない。


 しばらく蹲って耐えているとやっと収まってくれた。しかし、晴れやかだった俺の気分は一気にどん底まで落ち込んでしまっていた。


「里島、マジで大丈夫か?」


「大丈夫だが、ちときつい」


「……そうか」


 何とか立ち上がり、逃げるように歩き出す。長谷村も早歩きでついて来る


「長谷村。ちょっと……昔話していいか?」


「楽になるなら話せよ」


「小学生の頃、好きだった女子がいたんだ」


「…………」


「その女子に好かれようと、俺は駄菓子を貢いだり、遊びに誘ったりと必死だった。その子も、表面上は仲良くしてくれたよ」


 少し俯きながらも、声を絞り出す。


「でも、あの夏の日……プールに誘った時、思念を感じてしまったんだ。……もう誘われるのは嫌だって。必死な声だったよ」


 全く覚悟の出来ていない状態での、あまりにも直接的な失恋。

 あの時、世界の全てが灰色に滲んで、醜く歪んで行った。

 申し訳なさと劣等感に押しつぶされそうになった。

 自分の存在がどこまでも矮小に感じられて、何もかも信じられなくなった。

 糸子が励ましてくれなかったら……ホームズと出会っていなかったら……俺は今も腐っていたかも知れない。

 大きく息を吐いて、憎々しいほどに真っ青な空を見上げる。

 こんな時、雨雲の欠片でも浮かんでいれば気もまぎれるのに。

 長谷村が優しく肩を叩いてくれるのが、唯一の救いだった。


「俺がXガールに執着しているのは、あの出来事のせいもあるかも知れない。好きになった人に嫌われるのが嫌で、怖くて堪らないんだ……」


 俺のサトリ能力は、俺の意志と関係なしに勝手に思念を拾ってしまう。

 どんなに耳を塞いでも、頭に響く声を止める術はない。


「あんまり気にすんな。彼女出来たら、そんなトラウマも忘れられるって」


「……そうかなあ」


「実は俺も中学の時、フラれたことあるんだ。……ちなみに、相手は鶴永さん」


「マジかよ」


 Xガール候補だった超絶美少女の鶴永さん……まさか彼女と長谷村に接点があったとは。


「一目ぼれで、多分初恋だった。……告白したら盛大にフラれたよ。『調子に乗るな』とか『二度と近付かないで』とか言われたっけな」


 イケメンな長谷村はどうせ女に苦労した事無いと勝手に決めつけていたが……そうでもなかったらしい。

 長谷村は俺と同じように快晴の空を見上げながら、ゆっくりと口を開く。


「フラれてからの俺は、結構荒れてたんだ。でも推理小説にハマって、お前と友達になれて、絵美と出会って……やっと前を向けるようになった。お前のサトリ能力の辛さは分からないけど、それでもフラれる辛さは俺にも分かるぜ」


「そっか……」


「だから里島もXガールでも何でもいいから、彼女作れよ。きっとトラウマも忘れられると思うぜ」


「そうかな」


「まあ断言はできないけど……でも多少はマシになるかもな」


「……そうかもな」


 いつもと変わらない、ひょうきんな長谷村の口調が心地よかった。

 おかげで少しだけ前を向けそうだ。


「ありがとな、長谷村」


「まあ頑張れよ。応援してっから」


「ああ」


 そうだ。希望はある。顔も名前も分からないけど、Xガールは俺の事を大好きと言ってくれているじゃないか。

 改めて空を見上げてみる。清々しく広がる青の大パノラマが、俺の行く末を見守ってくれている……そんな気がしないでも無かった。


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