表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
92/882

92聞き捨てならない


みのりの有言実行によって構い倒されたオレは「夕飯の支度しなあかん!」と慌てたみのりに(やっと解放され)サークルに戻された。


あまりの疲れと昼寝不足から、すぐに睡魔に襲われあらがうことなくしたがった。



「ただいまー。」


「大地くんおかえり〜♪」


「もぐもただいまー。」


まっすぐサークルまでやってきて挨拶する大地に『おかえり♪』と視線を合わせて、軽くしっぽを振ることで答える。


そして再び眠ろうと伸ばした前足の上に顎を乗せて瞳を閉じた。


「もぐ、元気ないなぁ。」


主に、みのりのせいでな。


「もーぐ、帰ってきたで?起きろー?」


寝かせてくれ!


「みのりー、もぐ元気ないでー。やっぱり注射のせいやろか?」


「さっきまで沢山遊んでたからやと思うわ♪」


「サークルから出したん?」


「うん、ことりに『下痢や嘔吐でもしてるんか?』って聞かれて、『してない』って答えたら、『出さへん方がストレスや』みたいなこと言われてん。」


「まぁ、それもそうやな。みのり晩ごはんすぐに出来る?」


「うん♪」


「じゃあもぐ、ごはん食べ終わったら遊ぼうな♪」


寝かせろよッ!



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



ごはんを食べ終わったオレは、大地の膝の上に乗り頭を撫でられていた。


ボール投げとかじゃなくて良かった!


撫でられる事の心地良さに再びウトウトし始める。


「大地くん、そういえばお休み取れた?」


「取れたで、夜行バスのチケットもちゃんと取れた。」


「よかった♪チケットも、もう取ってくれたんやね♪ありがとー♪」


「ええよ。それより、ことちゃんもぐの事預かってくれるって?」


「あ!」


「うん?」


「ごめん!!聞き忘れたわ!!!」


慌ててスマホを取って電話をかけようとするが、少し考えてスマホをテーブルに戻した。


「うん、多分大丈夫やと思うわ。昼間は用事あっても夜は誰かおるやろうし。」


「そうやけど、日程だけでも連絡しといたら?」


「そうやね♪」


スマホを再び手に取り、ぶつぶつ呟きながらメールを打っているようだ。


「ーーってなわけで、20日の夜にもぐを預けに行くね♪帰りは24日の朝・・・朝帰ってきて仕事行くまでに、お迎え難しいから夜まで預かってもらおっか?」


「ええんちゃう?」


「じゃあ、帰りは24日の夜になります♪お土産沢山買って帰るからよろしくね♪っと、よし!送信!」


ちょっと待って!!今聞き捨てならない言葉があったんだけどッ!?


お読み頂きありがとうございます(^人^)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ