87トライやるウィーク・・・通知表
遅くなりました(>人<;)
「はい、お疲れ様でした!ワクチン注射したばかりだから、体調の変化には十分に注意して、あまり遊ばせ過ぎないようしてくださいね。」
「分かりました」
先生の言葉に大地が返答したのをみて、それぞれが片付けを始めたりと行動し、みのりと大地も待合室の方へと出て行った。
そんなオレ達をノエルが心配そうに、いつのまにか来たカレンはしっぽを振りながら『またね♪』とでもいいたげに見送ってくれた。
できれば、もう2度と来たくないけどな。
お会計も終わり、松嶋さんと女子中学生組に見送られて病院を出た後、ペットショップの店内に戻った。
広瀬さんに病院終わりましたー!と報告に行くわけじゃなくて、普通にドッグフードやペットシーツなど、消耗品の買い足しである。
このペットショップは無添加のドッグフードを目玉商品としてオススメしていて、この店にいる仔犬達はそれを食べてた。
似たようなパッケージが並び過ぎて、2人が「どれだったけ?」と頭を悩ませていると、店員さんに声をかけられた。
「何かお探しですか?」
「えっと、以前もここのドッグフードを買わせて頂いておりまして、『無添加のドッグフード』をオススメして頂いたんですけど、無添加のドッグフードってどれですか?」
「そのチワワちゃん用ですか?」
「そうです。」
店員さんが「無添加、幼犬、小型犬」と検索ワードのように呟いて、数多ある商品から5個まで絞りこんでくれた。
「みのり、どれかわかる?」
力なく首を横に振るみのり。
「フードの形とかは分かりますか?丸型とか平べったいとか四角とか?」
「丸型だと思います。」
と答えるとさらに数が減り、3個になった。
これ以上どうやって絞りこもうと頭を悩ませていると、
「うちのコこの店出身なんです。お店であげているやつはどれですか?」
ナイスアイデア大地!!
しかし店員さんは困った顔で、
「それが、お店の仔犬達は確かにみんな無添加のドッグフードを食べていますが、同じ犬種でも体質によって与えているドッグフードは違うんです。その違いは担当者じゃないと・・・」
わぉ、こりゃあかんわ!
それにしても凄いこだわりだな!
「あっ!担当スタッフ分かります!?」
そして召喚された広瀬さんがあっさりと「もぐちゃんは、このシルバーのやつですよ♪」と正解を教えてくれた。
ペットショップを出て車を走らせていると、みのりが思い出したかのように、「そういえば。」と呟いて。
北川さんに渡された『お預かり表』を取りだした。
オレはみのりの手元を覗きこみ、なんか通知表みたいだなと思っていたら、ある項目をみて固まった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
お預かり表
お名前 森山もぐちゃん
年齢 0才2ヶ月
性別 オス
チェック項目
耳 キレイ◯ よごれてる
目(涙やけ)ある なし◯
歯 キレイ◯ よごれてる
毛のもつれ ある なし◯
フケ ある なし◯
皮膚 キレイ◯ よごれてる
爪 のびてる のびてない◯
肉球の間の毛 のびてる のびてない◯
肛門絞り たまってる◯ たまってない
お尻周り キレイ◯ よごれてる
担当者からのコメント
初めてのシャンプーとは思えないほど、お水など怖がらずにおとなしくしてくれていました♪シャンプーが終わったあとも、他のワンちゃんに吠えることなくお利口さんに待っていましたよ♪
またのご来店スタッフ一同心よりお待ちしております♪
担当 北川、春野
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・・・大地くん」
「うん?」
「肛門絞りってなんだろうね。」
「さぁ、わからん」
お読み頂きありがとうございます(*^ω^*)




