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69手巻き寿司


さっきからみのりとことりがニコニコしながら、オレを見てくる。


「やっぱり手巻き寿司は正解だったね〜♪」


「鉄板焼きの時は匂いが充満してたからね。匂いが立たない料理ならもぐも騒がないんやね♪」


「それで今日は手巻き寿司なんや」


「大地くん他に食べたいのがあった?♪」


「いや、そうゆう訳じゃないねんけど・・・なんでもぐ俺にベッタリなん?」


オレは今、大地の横にフセして、はりついている。

大地の隣にはみのりが座っており、みのりの前にはお母さん、その隣にはことり、その前には大地が・・・うん?一周したな。


・・・と、とりあえず、メンバーを見て分かるように1番オレに食べ物をこっそりくれそうなお父さんが不在なので、大地にはりついているんだ!


確かに匂いによる誘惑は鉄板焼きに比べると、かなり弱い。

でも、それならば人間食に興味を持たないかと言われれば、否!


正直、興味めちゃくちゃありますッ!!


なので大地さん!そのサーモン落としてみませんか!お願いしますッ!!


っとジャンピング土下座したら、この体勢になって今に至ります。


大地ーーーーー!お腹空いたーーーーー!サーモンおくれーーーーー!


キュゥ〜ン! キュゥ〜ン! キュゥ〜ン!


「もぐ、やっぱり和室連れて行こうか?」


ことりさん!すいません!黙ります!


やばいやばい(汗)

せっかく油断してくれてるのに隔離されたら、おこぼれもらえないじゃないか。






オレがおとなしくしてるからか、穏やかに時間が過ぎていく。


オレは少しでも匂いを嗅ぎたくて、大地の膝の上に乗った。


目の前の大地のお皿には1枚のレタスがのっていた。


この際もうレタスでもいい!

ドッグフード以外が食べたいんだ!!


パクリ


オレはレタスを咥える事に成功する!よし!やった!!


「こら!あかんでしょ!!」


しかしすかさずみのりが手を伸ばして口から飛び出してるレタスをちぎり取る!


3センチくらいのかけらを咥えながら左右を見渡し、ゆっくり食べれる場所を探す。


「みのり、ちょっとくらいええやん。レタスって犬が食べてもええねんて」


「えっそうなん!?」


「知らんけど」


大地の言葉にオレは固まった。


どっちーーーーーーーーー!!??


お読み頂きありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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