56ガッカリなんかしてないよ
今朝も日が登らない内から活動的なみのりと大地に連れられて、いつもと同じ散歩道である浜辺の横の道をウォーキング中である・・・みのりが。
大地はすでに自分のペースで走っているし、オレも最初は観る景色がどれも新鮮で、散歩の時間ずっとバッグから顔を出していたのだが・・・寒いんです(泣)
冬ですよ?海辺ですよ?太陽がまだお休み中の時間ですよ?
そしてオレは寒さに弱いメキシコ産のチワワですよ!?
勘弁してください!!(泣)
オレはバッグの中に潜り込み、みのりが入れてくれたタオルケットで暖をとる。
オレが外に慣れる為に、わざわざ連れて歩いてくれるみのりには申し訳ないが、動かしてもない身体では寒いだけであり、テンションでどうにかなる期間はもう終わりだ。
「もぐちゃん、今日はことりに会いに行こうね♪」
顔を上げてみのりの方を見つめると、太陽の光を浴びているみのりの顔があった。
東を向いて歩いているって事は、もう帰るんだなぁと思いつつも、ことりん家に行けるのは大変魅力的であり楽しみなオレは、かぶせられたタオルケットを振り落とす勢いでしっぽを振った♪
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「じゃあ、もぐ、お留守番よろしくね♪「いってきま〜す♪」」
なんとなく分かってた!
そうじゃないかなぁって思ってた!
だからガッカリなんかしてないよ!!(泣)
やりきれない気持ちをぶつけるように、ボールに向かって肉球パンチ!!
コロコロ
ふかふかのベッドの上では思うように転がってくれず、虚しさだけが残る。
しっぽと一緒に気分も下降するばかりで、お昼ごはん用に用意されたごはんをやけ食いして、ふて寝する。
ことり今日も缶詰めごはん作ってくれるかなぁ〜。
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「もぐ、ただいま〜♪」
みのり♪おかえり♪おかえり♪おかえり〜〜〜♪♪♪
ビュンビュンしっぽを振りながら、ジャンプしておかえりをアピール♪
みのりは仕事用のカバンをトートバッグとオレのバッグに持ち替えて、オレの元へやってくる。
「もぐ、お出かけしようか♪バッグに入ってくれる?」
みのりがサークルの扉を開け、扉の前にバッグを広げてオレを待つ。
これはどうしよう?
教えられてないのに出来るものか?
一瞬迷うが、トイレトレーニングといいやらかしてる自覚もあるので、今更だよなぁと思ってバッグへ入る。
みのりはすぐにオレの頭を撫で褒めてくれる♪
「もぐ、めっちゃ賢い♪人間の言葉分かってるみたい♪♪」
ギクッ!
やっぱりマズかった?
お読み頂きありがとうございますヾ(@⌒ー⌒@)ノ




