48爪
2人の食事が終わり(みのりの愚痴も終わった)オレも出されたごはんを完食したので、サークルの外に出してもらえる時間になった♪
「もぐ〜お待たせ♪遊ぼっか?♪」
さっきとは違う本当の笑顔でみのりがオレを呼ぶ。
よかった〜もう怒ってないみたいだ。
自分を守る為の正当防衛(?)で必死だったが、みのりが怒った後でよくよく考えてみると、他にやりようがあったかなって、全く罪悪感がわかなかったわけじゃないからな。
でも今日の功労者は大地だと思う・・・
みのりの怒りも収めてくれたしな♪
そう思ってオレは大地に向かって走って行った。
「おぉ!?俺んとこに一番に来るなんて珍しいな!?」
えっ!?そうだっけ?な、なんかごめんな(汗)
無意識のうちに女尊男卑精神でも出来てたか?
えっ!?最初からそうだった?うん、否定できない。
「わたしが呼んだのに〜」
「まぁ、たまにはえぇやん♪」
おっ?!大地がご機嫌だ♪
ここは本領発揮してオレに癒されてもらおうか!
今、コイツキモいって思った人ちょっと待ってッ!
オレも思ったけど!!
自分で言っといて思ったけど!!!
オレ、チワワだから!可愛い可愛いチワワだから!!
ダメだ↓ドツボにハマるだけだった(泣)
自問自答してるうちに大地の撫でる手が止まったので、もっとやれ!とじゃれながらも肉球パンチ♪
「痛っ!!」
えっ?なんで?・・・
「大地くん!大丈夫!?」
「大丈夫、大丈夫・・・」
オレが肉球パンチした大地の右手の甲にうっすら線が入ってる
ごめん!大地!ごめん!!
オレは大地の手を必死で舐めた。
「もぐ、謝ってるんか?エライな♪大丈夫やで血も出てへん」
大地がオレの頭を撫でてくれた。
「もぐ、ちょっとごめんな」
大地がオレを抱き上げ、前足を確認するように触る。
「やっぱり・・・もぐ、爪が伸びてるんや」
「そういえば・・・うちに来てから爪切りしたっけ?」
「・・・してへんな」
されてないな。
「広瀬さんがなんか言ってた気がするんやけど・・・」
「あぁ、週1ペースで爪切りと足裏の毛を剃るとか言ってたな」
バッ!!
全員がカレンダーを見た!
「あれから何日!?」
「えっと・・・12日やね・・・」
そりゃ伸びるわな。
「えっと、爪切りしなあかんのよね??!これでええんかな??」
みのりがパニクりながら爪切りを差し出す・・・人間用の。
「さすがに人間用はあかんのちゃう?」
「爪ヤスリで削る?!」
「いや、その間ずっと押さえつけるって可哀想やろ」
嫌です。
「足裏の毛とかも剃らなあかんし、明日ペットショップ連れて行こう」
「そうやね〜。それにしてもこんな小ちゃい時から爪切りって必要やってんね〜。なんとなくもうちょっと大きくなってからのイメージやったわ〜・・・えっ?わたし明日仕事やねんけど!!」
「うん。だから俺が連れて行く」
えぇ!!?オレと大地だけで行くの!?
お読み頂きありがとうございます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆




