44お肉をください!!
家に帰るとようやくオレはハーネスから解放された
締め付けとかはないけど、違和感があった
なんというか重く感じる・・・そう、まるで鎧を身につけた様な気分なんだ実際は鉄でもない布製のひもだけどなッ!
ごほん。
まぁとにかく解放されたわけですよ
今日一日ほぼ抱っこされてたオレとしては暴れたくてたまらない♪
とにかくダッーーーーーーーシュッ!!!
部屋中を走りまわり、いつのまにか用意された水を飲み、ことりがうさぴょんを投げるのでうさぴょんまで走って捕まえて振り回した
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「こんばんは〜お邪魔します」
「あっお義兄ちゃんおかえり〜♪」
「いらっしゃ〜い」
「大地くんおかえり〜お疲れ様〜♪」
ん?大地??
目を開けて声のする方を見てみると廊下の方から人が入ってきた
大地だ・・・すっごく久しぶりな気がする!!
「もぐ」
名前を呼ばれて急いで駆け寄り、手にじゃれついた
しっぽもビュンビュンに振れてる
今なら風もおこせそうだ♪
大地!遅いじゃないか!みのりとことりにからかわれて大変だったんだぞ!!
このやろ!このやろ!
じゃれつくついでに指を甘噛みしたが
大地は怒らずに空いてる手でオレを撫でてくれた
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
あれからすぐにお父さんも帰宅して晩ごはんになった
ジュー ジューとお肉の焼かれる匂いが部屋中に広がりオレは大地とお父さんの近くをウロチョロしまくった
今夜は鉄板焼らしい
まるで冷蔵庫整理の様にいろんな食べ物が焼かれてるがオレの目的はただひとつ!!
肉だ!お肉をください!!
お父さん、ほんの、ほんのかけらでいいんです!!
キュゥ〜ン キュゥ〜ン キュゥ〜ン
大地!今その箸でつかんでいるお肉をうっかり落としてくれませんか!?
キュゥ〜ン キュゥ〜ン キュゥ〜ン
みのりもことりもお母さんもあてにならないんです!!
大地!お父さん!お肉を、どうかオレにもお肉を〜!!!
キュゥ〜ン キュゥ〜ン キュゥ〜ン
キュゥ〜ン キュゥ〜ン キュゥ〜ン
「もう、しょうがないなぁ〜。もぐ♪こっちおいで♪」
えっことり?お肉くれるの?オレも食べていいの!?
オレはことりの所へ駆け寄った
ガシッ!
えっ!?
オレはあっという間に抱っこされて、隣の部屋まで連れて行かれた
「みんながごはん食べ終わるまで、ここでうちと遊んでよう♪♪♪」
・・・・・噛んでもいいですか?ぐすん(T ^ T)
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