40オレの分・・・
「ご注文はお決まりでしょうか?」
タイミングよく店員さんが声をかけてくれるとみのりが答えた
「『ふんわり卵のオムライス ビーフシチューかけて』と『旬のイチゴを贅沢にシェフのオススメフルーツで見えませんよパンケーキ』をお願いします♪」
ネーミング長ッ!!
「『ふんわり卵のオムライス ビーフシチューかけて』と『旬のイチゴを贅沢にシェフのオススメフルーツで見えませんよパンケーキ』でございますね♪プラス200円でお飲み物はいかがですか?」
店員さん空で言った!?
本当にそんな名前なんだ・・・
普通にオムライスとパンケーキじゃダメなんだろうか?
「じゃあ紅茶をストレート ホットで♪ことりは?」
「うちも紅茶でレモン、やっぱりミルクティー ホットでお願いします」
「かしこまりました♪わんちゃんの分はいかがですか?こちらの幼犬用ごはんもオススメですよ♪」
店員さんがメニューを指してオススメする
ナイスだ店員さん!
オレも♪オレも♪なんか食べた〜〜〜い♪
オレはジャンプを繰り返してアピールした
ことりがオレのアピールを見て微笑みながら
「いらないです」
と言った
えぇーーーーーーー!?
じ、自分たちだけずるい!!
しかもオレのアピール見てたよね!?ねぇことり!目があったでしょ!?
「かしこまりました♪ご注文繰り返させて頂きますね♪『ふんわり卵のオムライス ビーフシチューかけて』と『旬のイチゴを贅沢にシェフのオススメフルーツで見えませんよパンケーキ』、紅茶がホットでストレートとミルクティー以上4点でお間違いないでしょうか?」
「はい♪」
オレも!オレの分もお願いしますッ!
キュゥ〜ン キュゥ〜ン キュゥ〜ン
「少々お待ちくださいませ〜♪」と店員さんさんは去って行った(涙)
「ことりレモンティーじゃなくてよかったの?」
「レモンみたいな刺激物はもぐにはあかんからね。うっかり落としてもぐが食べたら怖いし念のため」
そんな優しさよりオレの分を頼んで欲しかった
そう思うオレは飼い主不幸だろうか?
でもあの3匹を見てくれ!
そう!さっきのダックスとヨーキーとマルチーズだ!!
あの美味そうなケーキはなんだ!?
羨ましすぎる!!
はぁ!?誕生日ケーキ?んなわけあるかぁッ!全員同じ誕生日ってどんなミラクルだよ!
ご、合同誕生日?あっそうですか・・・
でも一言だけ言ってもいい?
半年離れての合同誕生日はいくらなんでも無茶苦茶過ぎませんか?
3匹の飼い主の会話にツッコミを入れていたら店員さんがやってきた
「お待たせいたしました〜『ふんわり卵のオムライス ビーフシチューかけて』のお客様」
みのりが手をあげる
「『旬のイチゴを贅沢にシェフのオススメフルーツで見えませんよパンケーキ』のお客様」
ことりが以下略
「ミルクティーのお客様」
ことり以下略
「ストレートのお客様」
みのり以下略
「以上でご注文の品すべてお揃いでしょうか?」
「「はい♪」」
「ではこちらはわんちゃんへ♪」
えっ♪オレに??
「お冷でございます♪」
笑顔で犬用の水筒の説明を終えた店員さんは去って行った
水って(泣)犬だから無理だが気持ちはorzだ
ドッグカートといい、ハーネスといい、水筒といい、すべて隣のペットショップの試供宣伝だろう
その証拠にみのりとことりも水筒を見て「こんなんもあんねんなぁ〜♪」と興味を持っている
「「いただきま〜〜〜す♪」」
美味しそうにもぐもぐ食べる2人を見ながらキュン キュン 鳴く
「もぐ、ごめんな。あげたいけど人間の食べ物はもぐにはあかんねん。それに今朝変なもん食べたやろ?ただでさえ余計なもん食べてるんやから、今日は朝言った通り様子見や、だから絶対あげへんで」
とことりは微笑んで言った
そんなバカな!あんなひとかけらのベーコンでこんな仕打ちあんまりだ(泣)
みのりとことりは半分食べたら皿を交換して食べはじめた
「「こっちも美味し〜〜〜♪」」
2人が食後の紅茶を楽しみ始めた頃
めちゃくちゃ美味しそうな匂いが漂ってきた
店員さんがオレの目の前を通り過ぎ、オオカミ犬(?)の席へ行く
「わんちゃん用サイコロステーキプレート Lサイズでございます♪」
オレはあっという間に食べられるそれ(ステーキ)をガン見した・・・じゅる
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