表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/877

4健康診断(後編)

本日4話目です♪


ふぅ〜気持ち悪かったぁ〜

広瀬さん早くオレをゲージに戻しておくれ


前足で広瀬さんの手にじゃりついて早く帰りたいアピールをしていると、わきの下あたりを両手でロックされる


「チーくんエライねぇ♪お利口さんだねぇ♪可愛いねぇ♪」


広瀬さんがやたらとオレを褒めてくる

チーくんとはオレのことか?

チワワだからか?

安直すぎるだろう


まるでオレの注意をひきつけようとしているみたいに広瀬さんはオレに話しかけてくる


危険察知能力があるのかわからないが、突然振り返りたい気持ちにされる


そろりそろりと背後を見ようとすると、広瀬さんは器用に前足をつかんだまま、人差し指を立ててオレの頭を固定した


それが余計に恐怖を助長させ、なりふりかまわずに背後を見る!


正直見ない方が幸せだったかもしれない


視界に入ったのは今まで見たことのないくらい太くて長い注射器!!!


無理無理無理〜!絶対無理!!


注射なんてどこにすんだよ!

恐怖でこの場から逃げ出そうと前足を動かすが、広瀬さんがちょこっと持ち上げて固定しているせいで、前足は宙をかくのみ(泣)


どうしても意識しまい全神経を背中に集中してしまう


………プツン………


ギャァァ〜ン! ギャァァ〜ン !ギャァァ〜ン! ギャァァ〜ン!


案の定オレは先のトイ・プードル同様に大きな鳴き声を響かせた

お読み頂きありがとうございます(≧∇≦)

本日5話まで投稿します。引き続きお読み頂けると嬉しいです♪

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ