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100やるだけやった!


ことりが制服に着替えて、学校行く準備をしている。


制服は紺のブレザーに白いブラウズ、ポイントとなる赤いネクタイ、スカートはグレイのプリーツにチェックの柄が入っている!


オレ、色分かんないんじゃなかったって?


うん、そうだよ。

みのりが懐かしい懐かしいって言って、説明してたから分かっただけ。


唯一違う点は、みのりはルーズソックス、ことりは黒のタイツなことだって。


えっ?どうでもいいって?

うん、そだねー。


「ところで、ことりは今日何時くらいに帰ってくるの?」


「今日期末テストやし、普通にお昼頃に帰ってくるよ。」


「はぁあ!?期末テストって、ことり全然勉強してないやん!!大丈夫なん!?」


「なんでテスト前日にガリ勉せなあかんのよ。」


「普通するでしょ!?」


うん!するする!

でも、毎日してたら直前に慌てないタイプもいるよな。

ことりはそっちタイプなのか?


「前日、慌てて詰め込んで体調不良になるより、もぐにしっかり癒されてベストな状態でテスト受けた方がええやん♪」


そう言って、オレの頭を撫でると「行ってきま〜す♪」と元気よくお父さんと一緒に出かけて行った。


「お母さん、ことり大丈夫なん?」


「大丈夫じゃない?」


そんなテキトーな!



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



「ただいま〜♪」


あっことり帰って来た♪

オレはことりに向かってダッシュするが、ことりは


「おぉ!ちょっと待って!消毒しなあかんし、制服に毛が付いたら困る!あと少し使うんやから!!」


と言って一切触ってくれなかった。


そんな、バイ菌みたいに言わなくてもいいじゃんか!と思うものの、ことりの気持ちも分かるので、頭としっぽを下げてしょぼくれながら着いて行った。


「おかえり、ことり♪テストどうやったん?」


「ただいま〜♪やるだけやったッ!!」


やるだけやったと言える人は普通にガリ勉してる人じゃなかろうか?


後日、テストが返ってきて、実は学年首位!ということはなく、かといって赤点補講になることもなく、得意不得意はあるものの、面白味のない点数だった。



お読み頂きありがとうございます♪

記念すべき100話になんでこの話を書いたのか自分でもよくわかりません(笑)


これからももぐの日常をよろしくお願いします!


早くお散歩デビューさせたい!!!

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