説明
「おめでとう、お主は異世界転生の権利を得た」
俺はそんなことを言う髭の長いサンタクロースのおっさんを見ていた。
「誰がサンタクロースじゃい!」
え!?俺今喋ったか?あ、こんなとこいてあんなこと言ってる人いたらあれしかないな。うん、あれ多分神じゃない?神なら心読めるから仕方ないな。うん、、、
「お主、適応早すぎじゃないか?まぁよい、わしの名はゼウス。お主が予想した通りこの世界の神じゃ」
おぉあの人ゼウスっていうのか。あれだな、ゼウスって名前つけた人すげーな。あってるわ名前
「んなわけないじゃろ。わしが下界に降りたから人はわしの名前を知っておるんじゃ。てか、言葉でしゃべらんか!わかりづらいわ!」
「あ、すいません。俺は蓮って言います。あの〜これってあの異世界転生ってやつでいいんですよね?」
「だからさっきも言ったじゃろ。お主は異世界転生の「「よっしゃー、憧れの異世界だー。神様ありがとー」」権利を……まぁよい」
「でもなんで俺なんでしょうか?てか、なんで異世界転生なんてするんですか?」
「ふむ、お主は異世界についてそこそこ知っておるようじゃったからな。その中から選んだ。まぁ運が良かったんじゃよ。で、異世界に転生する理由じゃが、文明が遅れている世界は時々今からするように別の世界から人を連れてこないと文明は進化しないんじゃよ。ほら、お主らの世界ではキリ○トやらガリ○オとかがそーじゃよ」
まじかよ、俺ってすげー運良かったんだな。てか、あの人たち異世界人だったのかよ!てことは他の偉人とかもそーだったりするのか?でも…
「本当に俺で良かったんですか?俺何もできる気がしませんけど」
「あー別にいいんじゃよ。特に大したことしなくても。お主らの世界でも異世界のとこについて本を書いてただけのやつもあるしの。大事なのは世界に波紋を作り出すことなんじゃ。何にもない綺麗な水面に石を投げ入れるもんじゃよ」
そーなのか、俺が好きな異世界ものは異世界人が書いたのか。だからゴブリンとかオークとかいろんな魔物がわかるんだな。
「もちろん、お前らの世界でいうチートな能力や異世界語翻訳も授けてやる。どうじゃ異世界に行ってくれるか?」
「もちろんです!行きます。てか行かせてください‼︎」
「そーか、じゃあお主が今から行く世界を説明しよう。その世界の名はヘルメス、魔物が存在する剣と魔法の世界じゃ。種族は人族、獣人族、エルフ族、ドワーフ族、魔族が存在する。もちろん魔王も存在するが倒すかはお主次第じゃ。また魔法は火、水、風、雷、土、光、闇、時空、回復魔法が存在し、人々は1人につき1つの属性の魔法が与えられる。またスキルも存在し、一部のスキルと魔法にはLvが存在する。まぁそんなところじゃな。ちなみにわしのオススメは時空魔法じゃ」
なるほど、くそっ1人につき1つの属性しかないのか。2つの属性を組み合わせた合体魔法とかかっこよさそうなのに…まぁ時空魔法はわかるな。名前からしてかっこいいもんな、空間を切断したりとか時を止めたりとか…よし決めた!
「わかりました。俺は時空魔法にします!」
「よしわかった。でも時空魔法をLv10にしておこう。ではスキルはどうする?特別に3つやろう。何がよい?お主のオリジナルでも構わんぞ」
「ありがとうございます!でももう一声!5つでお願いします!」
「5つか……まぁいいじゃろ」
「ありがとうございます!!」
さーて何にしようかなー、オリジナルもいいんだよな。じゃあよく考えないとな。