紫の目ん玉
夢に出てきたお話を、そのまま書いたので変かな〜…
ある日私は見た。空に浮かぶ、紫色の大きな目。大きさの違う2つの目。
一つは、色の濃ゆい紫色の大きな目。こちらをじっと見ている…いや、観ている
もう一つは、一回り程小さく、薄紫の小さな目
2つの目がは見開いて私を見る。恐ろしい視線、怖くて堪らない。
家の中に隠れても、視線は感じる。肌で感じる事が出来るほどの、強い『ナニカ』を…
私以外には、見えているかわからない。何故なら、"誰も窓に近づこうとしないから"。
そして、ある時…二つの大きな目が重なって、"水の玉"が堕ちてきた。
水の玉は、建物を潰しながら堕ちて来る。そして世界は水に溺れ、その水の中に沈む。
私と家族たちは避難の準備をする。
そして、服に食料、リュックなどの背負える物に詰めてゆく。
私達の持ち物は、最低限の衣服と沢山の食料。
家を出て、高い場所へ移動する。
私は、ふと"紫色の二つの目"が気になり、空を見上げる。
見上げた空には、重なろうとする二つの目。
__だめ……重ならないで_
そんな、私の思いをよそに二つの目は重なり、そして__________
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むかしは、空にも水があったと聞く。
雨雲という形でなくて、海と同じ量の水が空にあった。
今はない空の水は、"神の怒りを買った人々の上に注がれた"…という。
すべての地上に注がれた、その天の水は実に、四十日間降り注ぐ雨となった。
生き残った生き物は、神にあらかじめ告げられた者、『ノア』と、罪を犯すことのない動物達、
そして、ノアの家族たちのみであった。
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私はこの事を思い出し、あまりの恐ろしさに震えた。
神に対して罪を犯し、天より降り注ぐ雨によって
裁かれた人々は、この様な光景を見たのだろう、と。
__神さま…人間は昔を繰り返すのですね。
そして、二つの目が重なる。
______あぁ、私は私たちは、いったい何を見ていたんだろう。
そして私は目を閉じた。
この目が開くことは二度とないだろう…