伝説の勇者のカツラがズレてる話
※この作品はシリアスな異世界ファンタジーです(たぶん)
とある国の物語
最近、魔王となのる無頼者が近隣を荒らし回って被害が出ており、王様は困っていました。
ある日
「魔王と名乗る癖に神出鬼没とは盗賊みたいなやつだな…どうにか討伐しないと、被害が増えるばかりだ」
「はい。王様」
「…………」
「はい。王様」
「大臣や。お前は話をきいているのか?」
「はい。王様」
「…………」(この国大丈夫か?)
バンッ!!!、
「どうした!?!?」
「王様!」
「近衛兵長!王の部屋に無断で入るな!!」
「はっ!すみません」
「まあ、次から気をつけろ。で?どうした?」
「伝説の勇者が、魔王討伐に名乗りを上げました」
「なんと!それは吉報じゃ!」
………
「はい。王様」
「………なんじゃ大臣?」
「ここは国からの依頼という形にして王として威厳を保つのはどうでしょうか?」
「………そうだな。よし!そうしよう」
−−−−謁見の間−−−−
「よくぞ参った!勇者よ」
「ざわざわ」(周りの人々)
「静粛に!!!勇者よ、直答を許す、顔を上げよ」
「はっ!王様!」(顔をあげる)
「なっ………ごほんっ。で?勇者よ」(ちらっ)
「はっ!王様!」
「………そ、それでじゃな、魔王を倒しに旅に出るらしいな」
「はっ!王様!」
「そのかっこで?」(ちらっ)
「はっ!王様!勿論です!」
「もう少しあた…装備を整えた方が…」(頭を下げるな!)
「はっ!王様!今のこの時にも助けを求める人がいますので、このまま魔王討伐の旅に出ようと思います」
「ゆ、勇者よ!過酷な旅になる可能性が高い!…だから、じゃなぁ…」
「いえ!今すぐにでも出ます!」
「…そ、そうか…気を付けての…」(ちらっ)
「はっ!ありがたいお言葉、わが身には勿体ない事です」
「ただ…なんじゃ?手洗いぐらいは行ったほうが…?」
「大丈夫です!家で済ませて来ましたので!」
「そ、そうか…下がってよいぞ。良い知らせを待っておる」(ちらっ)
「はっ!王様!首を長くして待っていて下さい」
「………」(ちょっと使い方違うんじゃ…)
「では!失礼します!」
「うむ…」(……今の傾きは、やばい!!)
こうして、伝説の勇者の旅は始まった
………
次回へ続く…のか?
読んでいただきありがとうございました。
次回、魔王より先に王様が限界を迎える可能性があります。作者の夜中のテンション次第です。




