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昔のアルバム

願い

作者: 杉孝子


君を愛していたから


追いかけたかった


そしていつまでも想っていたかった


その結果君を追い詰めてしまった


嫌な思いもさせてしまった


でもこれだけは分かって欲しい


君に最後の言葉を言わせたかった訳ではないことを


君のことをいつも考えていた


だからこそ男らしくできなかったことが悔しく思う


君を愛していたから


こんなにも長く苦しんだ


でも今は君が僕のことをどう思っていても構わない


僕は君を憎んだりしないし


責めるようなこともしない


だから開き直ったりしないで


君にはいつまでも


出会った時のようにいてもらいたい


それが今の僕の願いだから

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