返事は無し。
「ただいま~・・・。」
れいに告られちゃった・・・。
れいは嫌いじゃないんだよね・・・。
でも・・・・。 ウチが求めてる人とは違う気がする。
小学生の内は皆『友達』でいいんだよね、
だから彼氏とか全然いらなしい、好きな人とかも作んないし。
よし、返事は・・・・無しでいっかっ!
───次の日
「咲!!!」後ろからけっけの声がした。「何??」「あのさっ、玲奈の好きなキャラクターとか知ってる?」
「…玲奈に聞けばいいじゃん。」 そういって、けっけの前から走って去った。
けっけと喋っているとイライラする。 いっつも玲奈チャンの話ばかり。
そんなに玲奈チャンにゾッコンかよ、ばーか。
そんな事を考えながら教室に向かっていた。
「咲チャンっ♪」 「ぁ。菜奈チャン。」 「一緒に遊ぼうっ♪今中休みだし♪」 「そだね♪」
廊下をゆっくりと歩く菜奈チャン。 私は菜奈チャンのペースにあわせて歩いた。
「咲チャン、あのね。 ウチ、れいが好きなんだ。」 「えっ!!!そうだったの??」
「うん、でもさっれいは咲チャンが好きでしょ??だから・・・どうしたらいいかなぁ・・」
「諦めちゃダメだよ!!! れいはウチの事なんて、すぐ好きじゃなくなるよ、」
「・・・頑張ってみるね!」 「うん。」
そういって、菜奈チャンは笑った。
──キーンコーンカーンコーン
「席につけーえーあと3日で夏休みだー、
夏休みの目標立てるぞー」
紙が配れらてきた。
あぁ、夏休みか、 学校に行けなくて暇だなぁ・・。
まぁゆっくりしよう。。