表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

短編詩集

道端に咲いている名の知らぬ花が綺麗だった

作者: 楠木 翡翠

【作者より】

拙作の時間軸は2020年の4月から5月くらいで、こんな時期あったなぁ……と思っていただけると幸いです。

新型コロナウイルスの影響で


学校はもちろん


スーパーやショッピングモールの休業や時短営業が相次いでいる


しかしながら


そういう状況の中でも働いている者がいる


医者や看護師といった医療従事者


介護が必要で施設やデイサービスを運営している福祉従事者


ネット通販で購入した商品や郵便物を届ける運送業や郵便局員


「ステイホーム」と言われていてもこれらの職業で働いている者は


在宅勤務やテレワークというものはない


休業や時短営業もない


そのような言葉とは無縁の世界に生きている


仕事が休みの日にマスクをしっかりつけて散歩に出かけてみると


廃れてしまったかのように誰もいない


そこで見つけたものがある


道端に咲いている名も知らぬオレンジ色の花


普段はじっくりと花を見ている余裕なんてなかった


誰もほぼ見ていないのにも関わらず


忘れないでねと言われているかのように


毎年決まった時期に咲く


道端に咲いている名も知らぬその花とても綺麗だった

最後までご覧いただきありがとうございました。


2021/12/31 本投稿

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ