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時に、幸せとは何か。

作者:漁火
彼女はただ一人、光が漏れてくる部屋の中で本を読み座っていた。

幾年の時を過ごして彼女は外という世界に興味が出てきていた
彼女が過ごしていた部屋は世界というにはあまりにも狭く、感情を湧き立ててくれるものなどは存在していない。

翼を広げ、光を目指すが彼女は上手く飛ぶことが出来ずに地面へと打ちひしがれて、地面が真っ赤な羽毛に染まっていくのを彼女は感じ取っていた。


この時、彼女は自身が死ぬことを理解し、何も知らないまま自身が朽ちていくのを初めて持つ感情と共に涙した。

世界のことをもっと知りたかった

本の中だけでは終わりたくはなかった


彼女は、光が漏れてくる暗闇の中でゆっくりと目を瞑り、自身の生命に終わりを告げた
2021/10/30 01:31
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