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詩集

"それ"

作者: みかづキ

噴水がある


それを囲むように道があって

それを囲むように木がある


それを柵が囲んでいて

それを家々が囲んでいる


それの周りにはまた道があって

それの周りに川がある


それの外には商店街があって

それの外には線路がある


それの向こうには道が並べられ

それの向こうには木が並んでいる


それのさらに奥には


学校と

図書館と

体育館と

音楽ホール

あとお花屋さん


その先は…知らない

まだ見たことのないそれを

いつかは見てみたいけれど

きっとそれは出来ないんだ


散歩に来た人に

ゆらゆらと手を振る


それが私のお仕事で

それが私の生き甲斐だから

公園でゆったり過ごす時間も悪くないなと、最近気づいてきました。

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