過ち
ランキングにのりました!
さがりかけていたかけていたモチベーションもアップです。
さて、この度私はツイッターを始めることにしました。最後にツイッター名載せるので良かったら
フォロー?してくれたらうれしいです。告知しておいて0フォローは嫌ですからね(笑)
長い小言も軽く流した俺の態度に気づいたのか、城津は話すのをやめ、俺にはっきりと聞くことが出来る
大きな声で問いを投げかけた。
「本当に、本当にあなたは自分がしでかしたことに気づいてないの」
城津は細い指で自分の腕を突っつきいら立ちを隠せない様子でいる。
流石にこの状況で適当に聞き流すのは気が引けるので俺は適当に返事をすることにした。
自分がしでかした事。犯してしまった過ち。
一体それはなんだ。三島の椅子を蹴飛ばしたことか?
三島達を煽ったことか?それは全て尾坂の為だ。
それなのに何故俺は今怒られている。
何のために。何が理由で。
深く考え込むにつれ沸きどころがあやふやな正義感と
当たり所の分からない位からがこみ上げてくる。
だから俺はつい、
「お前たちが何をした。何もしてない、出来ない無能のくせに。
生意気なこと言ってんじゃねえよ」
といってしまった。
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一瞬にして空気が変わった。やけにさっきよりも外の掛け声やボールをける音がくっきりと聞こえたような
気がした。
部室は暗くなり、ここだけが学校ではない別の場所にあるような気がした。
そして凍り付いたかのように微動だにしない城津。
さっきまで薄く笑みを浮かべながらおしゃべりをいしていた
花城たちも俺から目線を外すことはなくなった。
「最低」
その一言を言い終えるが早いがもう行こ、と尾坂に声をかけ部室から立ち去った。
最期に言われた2文字の言葉。最も低いと書いて最低。
この熟語が俺を世界から、自分から突き放した。
結局俺は何も出来ていなかったのだ。
馬鹿な小僧がイキがって自分はやればできると信じ込んでいただけ。
傍から見たらただのクソガキ。城津達はこのクソガキを見て
裏で笑っていたのだろうか。みんなで俺を嘲笑ってでもいたのだろうか。
城津達が消えた後でもあの光景が脳裏に焼け付て離れない。
そして俺はいつも通り何もしないままただ机に突っ伏した。
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底辺なろう作家 至高のDSM