社研部の日常
今回つまんないです。書いてて面白くなかったし…
次回からまた社研部動きます!お楽しみに!
感想待ってます。ログインしなくても打てるようになったので
今日も俺は一人で社研部室へと向かった。
学校中を包んだ春の陽気はどうにも俺を浮かれさせそうで怖い。
社研部室の扉を引くと、中には昨日見たばかりの佐野と尾坂が
二人で勉強していた。色々と聞きたいことがあったが
佐野がここで勉強をしているという事は何とか問題も起きずに過ごせたという事で間違いはないだろう。
俺は邪魔にならないようにそーっと俺の定位置、ドア付近のパイプ椅子に腰かけて
黙々とラノベを読むために移動した。だがどうにもそううまくはいかないらしく、
思いっきり椅子蹴飛ばしてしまった。
何事かとこっちを見る二人。視線が痛い。
「あ、先輩!どうもです」
「お前、なんでここに居る?」
「ふふん。入部届貰って入部しちゃいました」
得意げに胸を張る佐野。その手にはしっかりと顧問のハンコ付き
の入部届が握られていた。
「てかお前ら仲良かったけ?昨日の感じ見たらそんな風に見えなかったけど…」
「それなら大丈夫ですよ、さっき仲直りしましたし。
今では勉強教えてもらってるほどの仲なんで」
え、仲直りってそんな簡単なもんだっけ?女子の仲って
ドロドロしてるらしいからなー。二人にはそうなって
ほしくないなー。
「で。なんで勉強なんかしてんの。君たちまさかがり勉?」
「何言ってるんですか。先輩。そんなわけないですよ。
なんか不登校の時の学習内容をまとめたプリント、らしいですよ。
来月までに終わらせないと補修になるので。尾坂先輩に教わってるんです」
「頑張ってんだな」
「当然です」
「尾坂も頑張って教えろよ」
「はい!」
「ま、俺は何もしないがな」
「先輩…」
「上本君…」
予想通り、二人はひいた表情をする。もう見慣れてしまった表情。
我ながら情けない…
「失礼しまーす」
元気よく開かれた扉からやってきたのは城津菜緒。部長だ。
「さーみんな。部活するよー」
どうにも嫌な予感しかしない。手になんか持ってるし。
もしかしたら「社研部に入ったのは間違いかもしれないな。
次回 再び上本光輝は歩き出す
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