【最終話】 ロマンチックが始まる
これにて本編完結です。応援していただいた方々、ありがとうございました。毎日更新で完結できました。後日談の予定は、あとがきにでも。
「あの子の母親は、ギンガ・ベッケンバウアー・ソレイユだった。そうね、この時代に飛ばされたことで否定することができなくなった……。ええ、認めるわ。アンドロメダは私の娘だった。父親の名は聞かなくても分かるでしょう? だけどまさか時空を超えて私たちを過去に飛ばすような魔法があるなんて思わなかったの」
「わたしはきっとヒカリの仕業だと思ってる。あの日、ギルド酒場でヒカリはディムから根掘り葉掘り執拗に転移魔法の起動方法と触媒を聞き出していたからな。あの時は異世界に帰りたいのかと思っていたが、どうやら違ったようだ。触媒が何かわかったことで魔法は完成したんだ。なあ、アンドロメダはお前の家で何をしてたんだ?」
「父さんもグルだったなんて信じられないんだけどさ……」
「レーヴェン叔父さんが? どういうことだ?」
「ディアッカも知ってるでしょ? お父さんは考古学者で天文学者。皆既月食の日時を計算したってアンドロメダ言ってたし、父さんの書斎にはこの国の歴史に関する古文書がたくさんあった。アンドロメダは両親に手紙を持っていた。触れただけで崩れてしまいそうなとても古い封筒で、母さんに充てられたほうは、見たこともない外国語で書かれてた。それからアンドロメダは……うちの食客になって、お父さんの書斎に入り浸って、夜も寝ずに朝まで……何かを」
「ヒカリはこの世界に来て外国語なんて勉強してないだろ? 手紙の文字はきっと異世界の文字に決まってるじゃないか。となると、書いたのは?」
……。
ギンガはいま分かった。
我ながら考えの浅さと察しの悪さに愕然とした。
何百年も保管されていたような古い手紙、なんとかこの国の文字を解することができる程度の識字力しかない母に充てた見たこともない外国語で書かれた手紙。
書いたのはきっと異世界人。
ディミトリ・ベッケンバウアーが1000年後の母に向けて手紙を認め、娘であるアンドロメダに託したのだ。奇妙な話だが、父と母からするとアンドロメダはご先祖様でもあり孫でもあるのだから。
「じゃあ、お母さんは全てを知ってたというの?」
「ヒカリだけじゃない。うちのクソ親父もみんなグルだ。もっとも弟王ルシアンだけは呆気に取られてたから何も知らされてなかったのだろうけどな」
自分たちがどういう経緯で1000年も過去の世界に送られたのかを知ったギンガ。
力なくうなだれている小さな肩にディアッカは更に畳み掛ける。
「なあギンガ。ヒカリも、レーヴェン叔父さんも、おまえがここに来て、ディムと結ばれてアンドロメダを産むことを知ってここに送り出したんだ。わたしもそうだ、あのクソ親父が毎晩鼻歌交じりで磨いてた自慢の盾と槍を餞別によこすだなんておかしい、絶対何かあると思ってた」
「…… えっと、あの、私はどうすればいいの? そんな事急に言われても」
「ギンガ、おまえはディムの事が好きなんだろう? 見ていればわかる。わたしにだけ告白しろ」
「そ、それは確かに、あの人は私に優しいし、カッコいいし、すっごく頼りになるしさ、好きか嫌いかって言われたら、……そうね、どっちかというと好きかもしれないけど、ねえディアッカ、こんなこと言わせてどうする気なの? 私の居場所がなくなるのは嫌」
「ディムはわたしの男だからな。簡単に許すと思うなよギンガ。だけどな、わたしはお前のことが可愛い。おまえにも幸せになってほしいと心からそう思ってる。だからもう少し、わたしに時間をくれ。もう少しでいいからディムを独り占めしていたい」
「……っ、ディアッカ、私そんなこと……」
その時だった。二人の話に水を差すようにドアがノックされた。
ソレイユ家に仕える執事だった。
「ご主人様が戦地より戻られました。今回の遠征も大勝利でございます」
執事が主人の帰りを知らせるのはだいたい凱旋して戻ったのを情報として受け取り、それを執事がディアッカに知らせるのだ。だからだいたい執事が知らせてからどんなに急いでも四半刻(三十分)はかかるはずだが、執事と入れ替わりにまたドアが開いた。
「ただいまーっ! スカアハ! パパが帰ってきましたよー。おおおっ、また大きくなってる。見るたびに成長するなんてすごいな……娘の成長を毎日見届けられないのは不幸だよ。今度はパパしばらくいるからな、いっぱい甘やかすぞー」
「ディム、愛する妻にただいまの挨拶はないのか?」
「ママのことなんてスカアハの次だからねー、ママに言ってやれほらー」
「無事に帰られて何より。お疲れ様ですセイヤさん。今回の遠征も大勝利だったそうですね」
「んー、実はラールの街があったところまで行ってきた。次の遠征は北のセイカ村のあった辺りまで侵攻する予定なんだ。そこまで勝ち続けたら国境線を引いて講和を申し出ようかと思ってる。国は小さいほうが治めやすいからね。サンドラのほうは何もなかった?」
「はい。とくになにも。ディアッカのお腹の赤ちゃんが元気すぎるぐらい蹴ってるぐらいですか?」
「ディム、次は男の子だったはずだが名前までは覚えてないんだ。だから名前を考えといてくれ」
「おおおっ、わかった。男の子かー。スカアハもお姉ちゃんになるんだな!」
「なあスカアハは揺り籠に戻してやれって。せっかく寝てたのに。おまえ帰ってきた時ぐらいわたしに独り占めさせろ」
「スカアハが先だよ。エルネッタさんはその後」
「く――っ、このディムのバカがわたしに冷たい。子どもが増えるたびにわたしの優先順位が下がっていく気がする……。わたしを大切にしないならアサシンを絶対に許さないよう後世に語り継いでやるからな」
「ちょ!! もしかしてぼくが嫌われ者になったのはエルネッタさんの策略だったの?」
「わたしの機嫌を取らないディムが悪いんだ。この浮気者め」
「……なにもしてないってば……ねえエルネッタさん、肩こってるでしょ? マッサージするから、ほら」
「わたしはいい、今日はギンガのマッサージを念入りにしてやってくれ。わたしのおなかが大きくなってきてからスカアハの面倒はずっとギンガが見てくれてるんだ。ギンガの身体もメンテナンスが必要だ」
「ギンガの身体に触れたら勇者パンチがぼくの顔面に突き刺さる未来しか見えないんだけど……」
「大丈夫だよディム。むしろその後、わたしのマッサージをいつもより念入りにしてくれないと後でひどい目に遭わせてやるからな。それと変なトコ触られたら遠慮なく勇者パンチを見舞ってやれ。わたしが許可する」
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それから8か月余りの年月が流れた。
ディムは大陸全土の戦いで快進撃を続け、いくつもの大国を敗戦に陥れ、ハーメルンに対抗する国家連合を打倒した。エルネッタは長男のプロキオンを出産し、ソレイユ家も賑やかになり始めた頃。ハーメルン王国北側の国境線はおおかた決まり、あと西と南の大国を黙らせると戦争が終わるという大切な時期に、ソレイユ家では重大な家族会議が開かれていた。
ロッキングチェアーに腰かけてギシギシと身体を揺らしながら、プロキオンを抱いて寝かしつけているディアッカのすぐ傍ら、神妙な面持ちの男女が腰かけている。
男の方はディアッカの夫、ハーメルン王国の常勝将軍、勇者ディミトリ・ベッケンバウアー。
女はディアッカのイトコ、もと勇者、ギンガ・フィクサ・ソレイユだった。
「ディム、もう一度言ってみろ」
「ギンガを側室に迎えたい」
「ダメだ……言葉が足りない」
「何が足りないんだよ」
「ディム、おまえはギンガの中にヒカリを見ているんじゃないか? ギンガも20歳だ、どんどんヒカリに似てきた。お前はどういう目でギンガを見ていた?」
「確かに似てきたとは思うけど、ギンガはギンガ。ヒカリはヒカリだろ? もしかしてぼくがヒカリの事をまだ好きで、ギンガの中にヒカリを見ているとでも言いたいの?」
「そうだ」
「違う。ぼくの言葉に嘘があるかい?」
「しかたないな、じゃあこれからはわたしのことを10倍大切にして、100倍愛してくれると約束するなら側室を許可してやる」
「分かった。子どもの数もあと3人と言わず、10人でも20人でも腰が抜けるほど愛するよ」
「ちがっ! 違うだろおま! 下品なやつめ」
「え? 違うの?」
「違わないけど違う! 違わないけど! 私をもっと大事にして愛でろ! ほらもっとだ、もっと愛でてくれないとヤキモチを妬くからな。わかったな」
ディムは将軍職という高い地位にありながらギンガを娶るときも盛大な披露宴を辞退し、ソレイユ家の屋敷で簡単な晩餐会を開いただけで済ませた。
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それからわずか7か月後、ギンガは黒髪の、とても可愛い女の子を出産した。
「なあディム、計算が合わないのだが? どういうことなのか説明しろ」
「ぼく知らない。異世界人同士だからきっと妊娠期間とか少し短くても不思議じゃないと思う」
そんな嘘が通用するわけもない。ディムはディアッカに隠れてギンガと浮気をしていたのだ。
ディアッカはこの場の怒りをグッと飲み込み、アサシンがどれほど悪い男かというのを後世に語り継ごうと決めた。
ギンガは下手に口を出すとディアッカの逆鱗に触れるので黙ったまま、揺りかごでスヤスヤ眠る生まれたばかりの赤ん坊の頬を撫でたりしている。
「なあディム。この子の名前は? 決めてるのか?」
「アンドロメダなんてどうかな?」
「知ってたんだ……」
「なんだディムもアンドロメダか。奇遇だな、実はわたしもアンドロメダがいいと思ってたんだ。ギンガもそうなんだろ?」
「うん。この子はアンドロメダ。星々の集まるところ。この子が不死になって、大切な人が次々と、自分を残して死んでゆくという悲しい運命をどう乗り越えてゆくのか。今から気の毒だとは思うけど、アンドロメダは底抜けに明るい子だったから」
「そうだな、1000年後の未来のために、何か言い伝えでも遺してやるか?」
「セイヤさんは異世界の文字で手紙を書けばいいと思うよ。母さんにね。私は父さんにお礼を書こうかな」
「じゃあわたしはソレイユ家に代々伝わる言い伝えを遺してやる。いったいどうやれば7か月でこんな丸々と可愛らしい子が生まれるのか正直に言わなければ、おまえは向こう1000年の間ずっと嫌われ者だからな!」
アサシン伝説、それはディアッカ1000年にもわたる怒りの産物だった。もはや呪いと言っても過言ではない呪詛が込められている。その恐ろしい伝説がディムの浮気から来ていることを、後世の歴史家が知れば一大事なのだが、誰にも知られることなく、伝説だけが独り歩きして、のちのハーメルン王朝を恐怖に陥れた。
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アンドロメダが生まれた翌年、ハーメルン王国と戦争状態にあった西の大国アッテンボローが降伏した。
最後に残った南の大国 " ツの国 " は、アッテンボローに完勝したディミトリ・ベッケンバウアー将軍率いるハーメルン王国軍の侵攻に使者を出して講和を図り、これを受諾することで後に語り継がれる人魔大戦は終戦となった。あとは終戦処理をしながら小規模な抵抗勢力を潰して行くと、ようやく世界中どこも戦争をしていないという、この世界の歴史が始まって以来、初の天下泰平となった。
ディミトリ・ベッケンバウアー将軍は、生涯を平和維持のために尽くした。戦いから遠ざかると、こんどは兄弟だった桜田さんの土木工事に関わる知識を惜しげもなく使い、灌漑、用水、農地開拓、橋梁工事を指導したことで、ハーメルン王国は急速な発展を見せ、以後1000年の間続く平和を享受し、最も栄えた国となった。
エルネッタは王立騎士団長を率いる聖女として常に厳格であり、勇者ディミトリ・ベッケンバウアー将軍の正室として生涯を幸せに暮らした。
ディミトリ将軍の側室となったギンガはソレイユ家と首都を守る最後の砦となり、夫ディミトリ将軍の留守をしっかり守った。我が子と家庭をもったギンガはここに来てやっとアビリティ『勇者』の力を十二分に発揮し、ディムの留守中、サンドラを襲った大災厄と呼ばれるドラゴンをも一撃で叩き落し、この世界で最も恐ろしい母親と言われた。
長女スカアハは母を超える槍の名手となったが、幼少期から顔を合わせたら喧嘩していたライバル、ステイメン・ハーメルンの長男、ビルギット・ハーメルン王子と大恋愛の末に結婚。世界最強の王妃となった。
長男プロキオンは剣も槍も才能には恵まれなかったが魔法使いの中でも時空魔法という世界の理に触れる魔法に適性があり、16歳で時間が止まったように成長と老化の一切をやめてしまった異母兄妹のアンドロメダと協力し転移魔法陣の理論を構築した。
次女アルシオーネと、次男でアンドロメダの弟プレアデスは異母姉弟でありながら恋愛関係となり、それを母親たちからきつく咎められると二人してソレイユの名を捨て駆け落ち。もちろん行く先を知らないのは二人の母親だけ。父ディミトリは激おこ真っ最中の母親たちには内緒で、トールギスとアンドロメダにお願いして、若い二人をずっと見守った。また、ディミトリは家を出た子どもたちにひとつ提案した。
プレアデスとアルシオーネは、大都市になりつつあったサンドラの街で、面倒事を一手に引き受ける傭兵会社を設立するとそれが大繁盛し、後の冒険者ギルドとなった。
それから更に、時は何十年も流れた。
この二人は母親たちに勘当され絶縁状態を続けたが、偉大な父ディミトリ・ベッケンバウアーが69年の生涯を終えようとしたとき、子どもや孫、家族全員を引き連れて馳せ参じた。
ディムは2人の妻、8人の子と、30人の孫に看取られ、幸福の内に天へと召された。
40人の愛する家族みなが差し伸べる手を一身に受けて、光の中へと旅立って逝った。闇の中に生きたアサシンにしては、出来すぎた人生だった。感無量の、愛に溢れた、素晴らしい人生だった。
偉大な父の死を悲しみ、いちばん泣いたのは他でもない、父に一番甘えて、いつまでもべったりくっついていた娘、アンドロメダだった。
アンドロメダは父が死んでも亡骸の側から離れようとしなかったが、二人の母が、お父さんはもうヴァルハラに行かないとね、と言ってなだめた。
人類の約半数を死に至らしめた人魔戦争を勝利し、人々に平和をもたらした勇者の死を悼み、ディミトリ・ベッケンバウアーの葬儀は国葬として執り行われた。世界中から参列者が列をなし、国民の誰もが夕陽に向かって黙祷した。
そしてアンドロメダはトールギスとヴェルザンディの協力を得て、勇者の墓所を守るという目的で月の女神アスタロッテを祀るルーメン教会を建立し、アンドロメダ・ベッケンバウアーは初代教育長、名をアンディー・ベックとして修道に入った。
自らの祖母、勇者ヒカリ・カスガが転移してきたとき、間違いなくこの場に転移してこられるよう、父と二人の母たちが寄り添うように眠っている墓所の真上にプロキオンが理論構築した転移魔法陣を完成させた。
ディムの子が孫を生み、孫が曾孫を、勇者の系譜はこうして王国に刻まれた。
そして人々は戦争を忘れ、勇者の物語は伝説となり……幾星霜も時は流れた。
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アンディー・ベックは不死であることを悟られないようにするため、見せかけの世代交代を重ね、第十八代教育長として、王都ゲイルウィーバーにあるルーメン教会にいた。
祭礼に着るにはいささか地味な黒いローブに顔が隠れるほどのフードで来客を出迎える。
この日はハーメルン王国の祭礼、護国豊穣を祈る祭りの日であり、ソレイユ家の始祖となった勇者が天に召された日でもあった。
朽ちかけた天馬の石像があった、300年もの長い間生きて、ハーメルン王国とソレイユ家を守護し続けたトールギスの像だ。今は翼を広げた天馬の嘶像だと言われている。
そしてヴェルザンディは何世代にもわたって子どもたちに人気のある絵本 "幸せを運ぶ妖精ベル" となった。
とうとうこの日が訪れた。
まだ若く、家督を継ぐ前のアンダーソン・ソレイユが家族を連れて勇者が眠ると言う聖域へ参拝に来たのだ。
元気の有り余る子どもには退屈な参拝だった。お転婆な子、ディアッカ・ライラが母親の手をすり抜けて勇者の眠る霊廟を踏んだ。奇しくもその霊廟は、勇者の妻でありソレイユ家の始祖でもある二人の妻も寄り添うように、ずっと静かに眠っている墓所だった。
しかし、たった一度だけお転婆娘が踏みつけた事を合図に魔法陣が目を覚ました。
多重に張り巡らされた複雑な文様が浮かび上がる。誰もが戦慄を覚えた。
薄暗い聖域にまばゆいばかりの魔力光が立ち上がり、正視できないほどの燭光に誰もが目を覆った。
だがしかし、異変はそこまでだった。参拝者たちの目が暗闇に慣れると、様子がおかしいことに気付いた。魔法陣の中央部分に見たこともない服を着た女性が倒れていたのだ。
アンディー・ベックは蝋燭を片手に静々とゆっくり倒れている女性に歩み寄ると、右手を差し出してこう言った。
「ようこそおいでなさいました勇者ヒカリ、あなたが降臨されるのを、幾星霜お待ちしておりました」
いま勇者ヒカリ・カスガが倒れていた場所こそ、ディミトリ・ベッケンバウアー、つまり朝霞星弥の眠る棺の安置されているところだった。まるで寄り添うような格好で姿を現したことで、アンドロメダは少し微笑んだ。
ディムやエルネッタ、ギンガたち家族の眠るこの霊廟から物語は始まった。
もしかすると朝霞星弥が、かつての恋人であり、やがては義母となる春日ひかりを、ここに呼び寄せたのだと思った。レーヴェンドルフを愛して、ギンガを産むことも、全てを知った上で、自分が幸せにすることができなかった女性を、他人の力を借りはするが、それでも愛した女性が幸せになることを望んで、この世界に転移させたのだと、そう考えたほうがロマンチックだと思った。
何しろ異世界転移なんて、朝霞星弥にしか出来ないのだから。
アンディー・ベックこと、アンドロメダ・ベッケンバウアーは、不安そうな表情を見せながらも差し出された手を取り、ヨロヨロとようやく立ち上がることができたヒカリに、とてもいい笑顔でひとつ言葉を贈った。
「ヒカリさん、これからロマンチックが始まりますよ」
- 了 -
ブックマーク付けていただいた方、評価くださった方、ありがとうございました。とても励みになりました。完結ボタン押したら後日談の投稿できないのかな? よくわからないのでシステム的に完結させず、いましばらくお付き合いいただくことになるかと思います。
あくまで予定でありますが、後日談のストーリーとして、
エルネッタさんのもう一つの人格の話
メイリーンがソレイユ家を訪問する話
ソレイユ家、ヒカリたちがディムと戦うことになった経緯。
レーヴェンドルフ(幼少期)の話
アンドロメダの話、
パトリシアのこと。
ダグラスのこと。
葉竹中のこと
細山田のこと
雨宮のこと
桜田のことなど、書いておきたかったことがいくつもあるので、週に一度か、もっと長くなるのか分かりませんが、頭の中にあるサブキャラたちの物語を形にして、投稿しようと思っています。
また、のんびりと空いた時間にでも挿絵なんかも描いて、差し込んでいこうかと思っています。気が済んだら完結ボタン押すつもりです。お時間の許されるかたは、いましばらくお付き合いくださいませ。
長い間、応援していただきありがとうございました。
さかい




