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乙女の覇権安定論 ~力を求めし者よ、集え!~  作者: 内藤ゲオルグ


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大陸規模の組織

 魔道具ギルドを訪ねてから、十数日ほど時が流れた。

 その間にはリガハイムから魔導鉱物を載せた船が到着し、ロスメルタにも輸出の件でおおよその話は付けたとウチの本部から連絡が届いた。


 具体的なブツの量や納期、金額、その諸々はこれから詰めるものの、関係者一同で基本的なことや大枠は合意済みだ。誰かが損する話じゃないから、ご破算になってしまう可能性はもう考えなくていい。

 近いうちにはオーヴェルスタ公爵家の代理人やウチの事務局メンバーも、船でここベルトリーアにやってくるらしい。そうすれば魔導鉱物の取引が正式に決まる。キキョウ会としての役割や取り分については、担当メンバーに一任するから私の手はもう離れたと思っていいだろう。


 遠距離通信は魔道具ギルド本部のを使ったから、魔道人形連盟の側に情報が漏れる可能性は無視していい。もし漏れたとしても、奴らに話をひっくり返す手があるとは思えない。

 すべては粛々と進み決まる手はずで抜かりはないってわけだ。


 騎士団もすでに利権に巻き込めたことから、魔道人形戦がらみでの演習場を借りる話はすんなり通った。

 これで魔道人形倶楽部顧問として、部員どもには夏休み明けにいい話をしてやれる。

 そうして利権と倶楽部の話にひと段落着いたところで、保留になっていた話も進む見込みだ。これからその話を聞きに行く。


「お姉さま、行きましょう」


 今日は久々にみんなと一緒に外へ出る。気のはやる妹分が私の部屋にやってきたのを待たせながら、鏡の前で髪を整える。厳つい眼帯は化粧もしにくいし、鬱陶しいことこの上ない。

 鏡を見るたびに思う。呪いへの完全な対抗手段獲得は、今の私にとって至上命題だ。


「まだ少し早いわよ。いま出ても、たぶんグラデーナたちの準備が終わってないわ」


 言いながらも外套を羽織り、順に装備を身に着けていく。

 飛び道具に各種魔道具、魔法薬を一つずつ点検しながら装着。特製グローブをポケットに突っ込み、漆黒のベレー帽を持ったら準備完了だ。

 ヴァレリアに急かされたせいで、こっちの準備も早く終わってしまった。


「それにしても、お姉さまを呼びつけるなんて態度が大きいです」

「決して外には漏らせない話ってことみたいだからね。内緒話するなら、向こうのヤサに行くのはしょうがないわ」


 行き先は和解済みのアナスタシア・ユニオン本部。前回の時には一触即発状態で、結構危ういことになりかけた。

 もう心配はないと思ってるけど、会長付警護長のヴァレリアとしては同行しないと気が済まないらしい。

 たしかに奴らが組織として私たちを裏切ることがなかったとしても、勝手に馬鹿をやる奴がいないとは限らない。だから装備は極致戦闘仕様で固め、同行メンバーにはグラデーナたちも加える。


 一度は敵対した奴らの本拠地にまた乗り込むんだ。

 警戒はもちろん、和解したからってナメられない態度を示すことは、この稼業じゃとっても重要だ。

 ちっとも恐れを見せずに悠々と乗り込み、やるならやるぞといった強い態度こそが相手を調子に乗らせない唯一の方法とも言える。風下に立つ気なんかまったくない、五寸の立場として奴らの本拠地に行くのが最善だ。


 ただ強い姿勢はあくまでも心構えの問題だ。警戒はしても本当に争いになるとは思ってない。

 それというのも今回は『みんな』で行くからね。



 夏休み独特の空気感があるがんらとした学院を出発し、ホテルでグラデーナたちと合流した。

 車両からは降りず、そのまま目的地に向かう。

 特に問題なく道を進みアナスタシア・ユニオン本部に近づいて行けば、前回の時と同様に門が開かれるのが遠くに見えた。


 前の時には歓迎でもしてくれるのかと思って入ってみれば、喧嘩する気満々の奴らが数百人も待ち構える状況だった。

 普通の神経してたら怖くて入っていけないだろうね。当然ながら私たちは強気に進む。少しでもためらう姿勢を見せれば、それは弱みを見せたも同然だ。今後はずっと格下に思われるだろう。私たちの稼業はそういう世界なんだと、いつだって心得る必要がある。


「お姉さま、あいつら人数だけは立派ですね」


 まだ敷地の中の様子は見えなくても魔力感知で分かってる。今回も大歓迎してくれるらしく、大勢で出迎えるようだ。


「ま、アナスタシア・ユニオンにしたらここは本部だからね。ガラガラだったら、それこそカッコ付かないわよ。妹ちゃん、ここには普段何人ぐらいいんの?」

「数えたことはありませんが、敷地内ではざっと五百人以上が暮らしています。本家以外からも集まっているのであれば、どれだけいるのか分かりませんね」


 今日は妹ちゃんも同伴だ。私たちとアナスタシア・ユニオンは互いにいくつもの誤解がある。

 鬱陶しい事件や謎がある状況で誤解を放置するのは得策じゃない。どうやら御曹司についても誤解がありそうな気がすることから、妹ちゃんには一緒に出張ってもらった。ストーカー野郎からいつまでも逃げ回るような生活にも、妹ちゃん自身がうんざりしてるみたいだしいい機会だ。

 それに妹ちゃんは総帥派閥の連中に、ウチが敵じゃないことをアピールするにはもってこいの存在でもある。私たちと仲のいい姿を見せてやれば、疑り深い奴らだって納得するだろう。


 開かれた門前に到着し、そのまま止まらず侵入する。

 たくさんの奴らが待ち構えるのは前の時と同じだけど、その様子は全然違う。


「これだけ揃うと壮観ね」


 魔力感知で分かってはいたけど、アナスタシア・ユニオンの下っ端どもがずらっと整列してる。

 正門から伸びる広い道の両脇に、奴らが雁首揃えて待ってたんだ。


「これはやっぱり、妹ちゃんの帰還を歓迎してんのよね」

「また大袈裟な……」


 妹ちゃんはこういうのが好きじゃないんだろう。分かりやすく顔をしかめた。

 ゆっくりと進んでると、やがて誘導員らしき野郎が横手の駐車場に導くべく進み出て、身振り手振りで誘導する。わざわざそんなことしなくても、前にも駐車してるし見りゃ分かるってのに。


 ハンドルを握ったハリエットが素直に誘導に従い車両を停める。後続の車両もそれに続き、もったいぶるように少しだけ時間を置いてから強い夏の日差しの下に降り立った。

 タイミングを合わせたのか、通りのほうに幹部っぽい奴らのご登場だ。その中には御曹司の奴もいる。妹ちゃんを見てるのが丸わかりだ。


「妹ちゃん、どうする? 話の前にここで完膚なきまでにボコってやってもいいわよ。そうすりゃ、さすがに合わす顔がなくなると思うけど」


 唐突だけど、ここで決闘を申し込むのもいい。なんせアナスタシア・ユニオンは分かりやすい武闘派だ。

 決闘なんて娯楽を歓迎しないはずがなく、正面から挑まれたら構成員なら誰だって断れない……と思う。偏見だろうか。

 一度は私たちに敗れた御曹司にとって、リベンジの機会は貴重でもある。負けることを怖がる奴が、天下のアナスタシア・ユニオン幹部に居座ることだって、あり得ないしね。


 とにかく妹ちゃんと御曹司の一方的な関係性は、アナスタシア・ユニオンの連中なら承知のはずだ。ここで白黒つけることに異議のある奴は少ないようにも思える。

 まあ、いずれにしても妹ちゃんの希望に従うとしよう。


「……あちらには話があるようですから、この機会に正面から向き合ってみようと思います。あなたへ恨みが向くのは違うと思いますし、避け続けていたのではいつまでも状況が改善しません」

「いいの? 無理することないと思うけど」

「構いません。会話の内容によっては、この一度きりですから」


 ストーカー野郎に対して優しいことだ。


「一応、二人っきりはやめときなさい。ハリエットは妹ちゃんから離れないように。絶対、文句言われるだろうけどね」

「ユカリ、別行動すんならあたしらもシグルドノートの傍にいたほうがいいだろうな。もし野郎が暴走しやがったら、ハリエット一人じゃ手に負えねえ。腐っても闘身転化魔法の使い手だぜ?」


 妹ちゃんの実家みたいな場所とはいえ、最悪には備えるべき。それに御曹司が妙なことをしなくても、派閥の連中が勝手なことをする可能性はある。

 私たちがベルリーザにきたそもそもの理由は妹ちゃんの護衛なんだし、危険の可能性があるなら守りは厚くしないといけない。


「それもそうね。だったら、私とヴァレリア以外は妹ちゃんと行動を共にしなさい」


 みんな揃ってうなずいた。

 これでハリエットに加えて、グラデーナとその配下の五人、ロベルタとヴィオランテの全員が妹ちゃんの護衛として張り付く。

 実家みたいな場所で大袈裟かもしれないけど、これで私たちが妹ちゃんの護衛を本気でやってることが連中に伝わるだろう。

 短い時間で示し合わせたら、少し離れた場所で待ってるらしい案内役のところに向かった。


「待たせたわね。そんじゃ、御前のところに案内よろしく」

「……こっちだ」


 会話の内容を隠す気もなかったから、こいつには丸聞こえだったんだろう。御曹司派閥の奴なのか、案内役のくせに不機嫌そうだ。こいつの感情なんかどうでもいいけど。

 妹ちゃんたちが御曹司のいるほうに向かっていくのとは別方向に私とヴァレリアは進んだ。



 前にも招かれた敷地内の小さな屋敷に上がりこむ。

 まったくの他人だってのに、おばあちゃんの家みたいな雰囲気を感じてしまう。

 もしかしたら、これも心理的に好印象を抱かせるような狙いがあるんだろうか。


「しばらくぶりだね、ユカリノーウェ。おや、今日は可愛らしい嬢ちゃんと一緒かい。しかも……これは見かけによらないね。アディール、お前に匹敵するんじゃないか?」

「ご冗談を」


 奥の部屋に入ってみれば、顔を合わせるなり気安い調子で話しかけられた。御前とその側近の男だ。

 ヴァレリアは護衛らしく、自分に向けられた言葉を完全に無視してる。戯言なんかより、アディールって奴の力を推し量ってるんだろうね。

 さすがに私たちより何十年と長生きした歴戦の戦士っぽい奴だから、御曹司派閥みたいなヘボとは違う。呪われた私じゃ、普通にやったら勝てないくらいには強い奴なんだろう。たぶん。


「私の護衛をおちょくるつもりなら、黙ってないわよ」

「そんなつもりはないよ。遥か昔を思い出して、少し楽しくなっちまっただけさ。しかし実際、この間の娘たちといい、どんな鍛え方をすればそうなる。アディールも気にならないか?」

「エクセンブラの特殊性がそうさせるのでしょう。総帥があの街にこだわる理由もその辺りにあるのでは」


 あの街で自由に生きるには、こうなるしかなかっただけだ。必要に応じてこうなった。ぬるい環境の街だったら、きっと今のキキョウ会はなかっただろう。


「平和な街に飽きてんなら歓迎するわよ。あの街ならきっと誰でも退屈しないわ。まあ、ベルリーザも今は相当きな臭いからね。退屈しないって意味じゃ似たようなもんか」

「他人事みたいに言うじゃないか。何か起こればどうせ首を突っ込む気だろう?」


 その気がなくたって、トラブルの女神に愛された私たちはどうせ巻き込まれる運命だ。これまでだって、なんやかんやと面倒事に付き合わされてるし。


「こっちに無関係なところで起こって収まるなら関知しないわよ。んなことより、今日は茶飲み話に付き合いにきたんじゃないわ」

「茶くらい付き合いな。特別に淹れてやるよ」


 さっさと用件を話せと言ったつもりだったのに、御前は席を立って茶の準備を始めた。まあいいけど。

 今日の本題は以前に学院とこのアナスタシア・ユニオン本部を襲撃された時の話と聞いてる。

 襲撃者が謎のままであり、あの時に盗まれた物も謎だった。


 学院の礼拝堂から盗まれた、女神像の首にかけられた錆びたペンダント。

 アナスタシア・ユニオン本部から盗まれた、古びた指輪。


 どっちにも共通するのは、教会に関係すると思わしき古い刻印魔法を宿した魔道具だってこと。

 謎の刻印は効果不明、宝飾品としての価値はなく、ただ古いだけのアクセサリーだ。これらが奪われた理由がまったく不明なのが気持ち悪い。


 今日はその盗まれた品の詳細か、襲撃者に関して分かったことがあるから呼ばれたはずだ。

 いつまでも本題に入らないのは、それが話しにくい内容だからか、信じがたい眉唾物の話だからか。

 御前が軽口を叩くのをやめ、茶を入れる音だけが室内に響く。不思議と落ち着く穏やかな雰囲気だ。


 黙ってティーカップが置かれ、黙ってそれを手に取って口元に運ぶ。

 香の良い茶だ。口に入れてみれば味も悪くない。ただ、高級茶とは違う庶民の味だろう。別に不満はないけど。


「さて、あれから分かったことを話すよ」


 それぞれが半分ほど茶を飲んだところで、なんとなく真面目な顔した御前が話し始める。


「まずは襲撃の実行犯、こいつらについては何にも分かっちゃいない。どの筋を辿っても、それらしい奴らの話は出てこなかったよ」


 期待したものの、分からないことが分かったなんてしょぼい話だ。思わずヴァレリアと顔を見合わせてしまう。


「この街はあんたたちが仕切ってんじゃなかったの?」

「頼りにならないです」


 エクセンブラでウチのシマうちの話だったとしたら、不審者の動きを辿れないなんてあり得ない。

 こいつらは組織がガタついてるから、調査もまともに進められないんじゃないだろうか。


「ベルトリーアがどれだけ広いと思ってんだい。全部を直接面倒見てるわけじゃないよ」

「広い上に敵対的な組織もそれなりに多い。それにこの街が複雑な作りになっていることは見れば分かるだろう。地下に潜った何者かを探すことは容易でない」


 分からないものはしょうがない。でも分からないってことだけを話したかったわけじゃないだろう。


「ほかには?」

「例の魔道具だよ、あれについては面白いことが分かった。アディール、話してやんな」

「はい。伝手を頼りに広く調べてみたが、実は少し前から大陸各地で似たような魔道具の紛失事件が起こっている。お前たちも知っているように、あれらは大した価値のある魔道具ではない。それ故に目立つ事件にはなっていなかったが、詳しく調べてみれば共通点があった」

「それがあの刻印魔法ってことさ」


 価値がないはずの物でも、複数個が盗まれればこれは不気味だ。

 しかも大陸各地ときた。範囲が広すぎるから、個人や小さな組織の仕業とは考えられない。


「……もし盗んだ奴らが別口の連中じゃなかったとしたら、これは相当にでかい組織ってことになりそうね」

「そういうことだよ。大陸全土から情報を集める能力、盗みを働くどころか秘密裏に襲撃し強奪まで可能な実行力もある。それにあれらは一見すると価値が無さそうな代物だ。盗むもうとせずに正面から買い付けることだってできそうなものを、わざわざ盗んでいるのも不思議だね」

「集めてることを知られたくない、そういうこと?」

「その可能性があるということさ」


 ここまで聞いても敵の正体どころか目的だって分からない。


「目的はともかく、実行可能な組織の規模としては、大手ギルドか大商会くらいのもんよね」


 共通する手口からして、金を払って適当に雇った奴にやらせたのとは違うように思う。自前の戦力でやってる印象だ。


「そうだね、大陸規模の組織となれば限られる。だが、ギルドや商会は調査させているが今のところ結果は出ていない」


 御前のどこか含んだような言い方からするに、また別の奴らが怪しいってことらしい。

 とすると、大陸各地に勢力を伸ばした組織と言えばほかに何か……ああ、あるっちゃあるわね。


「でもまさか…………いや、おかしいってことはないわね。なんとなくの偏見込みなら、むしろ一番怪しいまであるわ」

「気づいたか? 証拠はないが、状況と魔道具の刻印を素直に考えれば、奴らの仕業と思うのが自然だろうさ」


 つまりは。


「……教会、か」


 私たちがこれまで調べた限りじゃ、教会は善の組織だった。

 貧乏人から小銭を巻き上げるような真似はしてないし、悪党との癒着も聞いたことがない。

 犯罪都市エクセンブラですら変な動きはなかった。そんな組織が襲撃に盗み?


 かつてアンデッド退治の時代に活躍した実働部隊が聖都にはまだいるって噂は聞いたことがあるけど、戦力らしい戦力が他国にまでいるものだろうか。

 もし教会の悪事が本当だったとして、下手には手を出せない相手だ。勢力が衰えつつあるとはいえ、その影響力は大陸各地に及び、身分を問わずに少なくとも数千万人規模で信仰する奴らがいる。具体的な人数は知らないから、ひょっとしたら桁が一つは増えるかもしれない。それくらいでっかい組織だ。


 特に信仰ってのは厄介だ。

 敵対姿勢を明確にして妙なレッテルを貼られたら、神敵みたいなことになって、大陸中の信者を敵に回すかもしれない。

 そんな不穏な勢力じゃないはずだけど……最悪を考えて動かないと取り返しがつかないからね。

 なんにしてもまだ証拠はない。単なる妄想にすぎないことを祈るとしよう。

本筋に戻ってさっそく怪しい組織の影が見えてきました。ファンタジーでは定番の敵かもしれませんね。

ここからクライマックスに向かって突き進んでいくはずです。

ただベルリーザ編も長くなっていますので、次回で一度振り返る回を入れます。次回さえ読めば、これまでの長い話を読み返さなくたって思い出せちまうんだ! すごい!

どうか諸々の経過を思い出してくださるとありがたく思います!

次話「これまでのベルリーザ」に続きます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] >鏡の前で髪を整える。厳つい眼帯は化粧もしにくい キキョウ会では身だしなみを整えるのも規則の内でしたっけ 何となくスッピンのイメージが強いですが こうして化粧をしてる描写があるのは良いで…
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