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乙女の覇権安定論 ~力を求めし者よ、集え!~  作者: 内藤ゲオルグ


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そこそこ使えそうな詫びの品

 さて、気を取り直していこう。目の前にあるのは、天下のアナスタシア・ユニオンの宝物庫だ。

 なんてったって宝物庫だ、宝物庫!

 そんなものがある家なんてそうないし、そこに入れると思えば様々な懸念など吹っ飛びわくわくしてしまう。こんな機会なかなかない。


「あれ、ここに入れるってことでいいのよね?」


 目的は学院で奪われたペンダントに似た刻印が入ったと思わしき指輪だ。御前はそれがあるかどうか、これから探すと言った。


「どうなんだろうな。あたしらの本部のことを考えりゃ、部外者を入れるなんざあり得ねえが」

「……あり得ないわね」


 普通に考えれば指輪があるかどうか探してくるから、外で待っとけなんて言われそうだ。

 たしかに、それが普通だ。中にまで招いて直接見せるどころか、どんな物を所蔵してるかすら他者には明かさないほうがいいだろう。

 それに私たちは悪党だからね。良さげなものがあったら、ちょいと懐に仕舞い込むくらいはやる。必ずやる。

 本気で欲しいと思って、この場でちょろまかせないような物だったら、それこそ襲撃してでも奪いにくるかもしれない。


 あの歴史ある武闘派組織アナスタシア・ユニオンが、ご丁寧に宝物庫に収めた宝なんだ。ガラクタだなんて謙遜したところで、考えれば考えるほど興味深い。

 隣に立つグラデーナを見てみれば、彼女の眼の色もちょっとばかし怪しく輝いてる気がする。きっと同じことを考えてるに違いない。


「ほら餓鬼ども、表情くらい取り繕いな。何を考えてんのか丸わかりじゃないか」


 私たちを見た御前が呆れたように言いながら、魔力認証キーと物理キーでもって宝物庫の扉を開く。


「入ってもいいのよね? なんなら見物料払ってもいいから、中に入れなさいよ」

「くだらないこと言ってんじゃないよ、そのつもりで呼んだんだ。さっさと付いてきな」


 なんとまあ、気前のいい。もったいぶらずに中に入る御前と側近のおっさんに続き、いそいそと入ることにした。

 港の倉庫くらいには大きな建屋だ。結構な人数が入れそうなことから、私とグラデーナだけじゃなく、遠慮なくほかのメンバーも含めて全員で入る。


 みんなで期待しながら扉を抜けてみればだ。すぐに宝が転がってるなんてことはなく、収納棚がいくつも並んだ地味で息の詰まりそうな部屋だった。

 壁の破壊と侵入者が荒らしたせいか、部屋の中にはいくつもの破損が見られるけど、すでに片づけたらしく散らかってはいない。あまりに地味だ。


 うん、まあそんなもんよね。

 ウチの宝物庫だって、そこらへんに金銀財宝や値打ち物の武具や道具を転がしたりなんかしない。

 大きな物を壁際に飾る程度はしてるけど、大半は収納棚や収納ケースに保管してる。改めて思えば、こんなんじゃロマンがない。本部の宝物庫については、もうちょっと考えてみよう。


「ガッカリさせて悪いが、ここには大した物は置いてないよ」

「え、じゃあ宝物庫なんて言っといて、実際には単なる倉庫ってこと? つまんないわね」

「なんだよ、期待させやがって」


 よくよく考えてみれば、堂々と庭に設置された倉庫に大した物があるはずないか。本命の宝物庫はもっと分かりにくい場所にあるんだろう。でもただの倉庫にしては頑丈すぎる建屋だから、たぶんこれは昔の宝物庫って感じなのかな。


「指輪の類は、この辺りだったか……」


 私たちの悪態を無視した御前は目的の指輪が無くなってるかどうか、棚の扉を続々と開け放ってはゴソゴソと探し始めた。

 こうなってしまうと私たちは暇だ。お宝が転がってれば、見て楽しむこともできたのに。


「大変そうね、御前。私たちも手伝おうか?」

「そのために呼んだんだ、さっさと手伝いな。柄にもなく遠慮してんじゃないよ」


 まさかの展開だ。勝手に触ってもいいってことらしい。

 顔を見合わせた私たちは嬉々として勝手に漁ることにした。いくら大した物がないって言われても、面白い物の一つや二つはあるだろう。まさに宝さがし感覚だ。

 とりあえずは手近にあった大きな納戸を開いてみれば、何本かの立派な剣が収められてるじゃないか。


「……ふーん」


 パッと見ただけで分かる。ちょっと古めの物っぽいけど、決してガラクタなんかじゃない。

 数は少ないけどすべてが実戦用に作られた魔導鉱物製の業物だ。刻印魔法入りのものまである。超一級には全然届かなくても、少なくとも一級品ではある代物だ。この場にいるウチのメンバーが欲するほどの物とは違うけど、この分なら面白い物が見つかるかもね。


「そっちも武器か? 悪かねえが、別に要らねえな。売る分にはそこそこの値は付くか?」


 すぐ近くにいたグラデーナも似たような武具を見つけたらしい。


「会長、三席! こっちにきてください」


 テンションの高い声に良い予感を抱く。見に行ってみれば、その棚にはいくつものアクセサリー型魔道具が並んでるじゃないか。

 これは私の趣味的にストライクだ!


「え、こっちも見てくださいよ。魔道具がいくつもあります!」

「こっちもこっちも! お宝じゃないですか」

「色々見てると、やっぱりちょっと欲しくなっちゃいますね。思ったより数は少なそうですが」


 たしかに棚が思ったよりスカスカだ。でも御前の奴め、大した物はないだって?

 まあ喉から手が出るほど欲しい物は置いて無さそうだけど、くれるなら欲しい物はたくさんありそう。

 アナスタシア・ユニオンほどの組織が所有する道具って意味なら、そこそこいい物でも倉庫に入りっぱなしになってしまうんだろう。もったいない。


「遊んでるんじゃないよ、まずは指輪を探しな!」

「固いこと言うな、御前様よ。他人の家の宝をこうも堂々と漁る機会なんざ、そうはねえんだ」

「そうそう、ちゃんと指輪も探してますから」


 いや、やっぱりどうにもおかしい。


「ちょっと待ちなさい。指輪を探したいなら、ここに初めて入る私たちじゃなく、下っ端どもに手伝わせたらいいじゃない。まさかここにある物を自慢したいわけじゃないわよね?」

「こんなガラクタ、自慢になりゃしないよ。欲しい物があるなら、好きなだけ持っていきな。その代わり、さっきの借りはこれで終いだよ」


 そういうことか。問答無用に私たちに襲い掛かろうとした詫びは、ここにある道具で清算しようってわけだ。

 アナスタシア・ユニオンという大組織にとっては大した価値がなくても、私たちにとっては価値を見出せる物はいくつもあるだろう。

 ただ、これで貸しをチャラにしてやるかは、ちゃんとブツを確認してからだ。それなりの価値があると認められないと、チャラにはできない。


「ゴミを押し付けられてやる気はないけどね。とりあえず要らないってんなら、めぼしい物は持ってくわよ。グラデーナ!」

「よっしゃ、お前ら袋取ってこい。全部とは言わねえが、カネになりそうなもんは持ってくぞ! 構わねえよな、御前様」

「好きにしろと言ったんだ、しつこいね。こっちはガラクタ整理ができて清々するよ」

「言うじゃない。ほかの奴らに後から文句言わせないようにしなさいよ?」


 言いがかりを付けられちゃたまらない。


「あたしがいいと言ってんだ。そんな馬鹿がいたら、ぶっ殺して構わないよ」

「そう? 私たちは本気でやるからね。言ったことは覚えときなさいよ」


 今回の詫びにはちょっと吹っ掛けて二億ジスト、最低でも五千万ジストはぶんどってやろうと思ってた。少し見た感じ、ここにある物は古い感じの物ばっかりみたいだし、高価な宝石類や超一級品の道具はたぶんないだろう。

 品数だって棚のスカスカ具合を考えれば、根こそぎ持って行ったとしても金銭的な価値としてはそこまで高額には届かない気がする。まあ文句を垂れる前に、もう少し見てみるか。


 メンバーのみんなが車両まで袋を取りに行ってる間に、続々と棚の戸や引き出しを開け放ってブツを確認していく。

 どれも悪くはない。安くても十数万程度はしそうな物を中心に、数十万はするだろう武具や宝飾品がいくつもある。中には数百万ジストになりそうな代物だってあるけど、やっぱり数は少なそうだ。


 みんながそれぞれで欲しい物を取っていけばいいと思うけど、私は無駄な物を持っていく気はない。使える物と特別に高値で売れる物、あとは趣味で集めてるアクセサリー型の魔道具で気に入ったデザインの物があれば持っていくくらいでいいかな。

 ふーむ、やっぱりアクセサリーはどれもデザインが古いわね。ちゃんと見ると結構、微妙だ。


「アディール!」


 御前は側近のおっさんを呼びつけると、何か小声で言ってるみたいだ。いくつかの棚を挟んだ向こうの声は地獄耳でも聞こえない。指輪が見つかったんだろうか。

 すると何か言いつけられたらしいおっさんは倉庫を出て行った。


「お前、ユカリノーウェだったね。こっちにきな」


 何気ないふりしてアクセサリー型魔道具を品定めしてたら、今後は私が呼ばれた。


「なによ? 今忙しいんだけど」

「いいから、こっちにきな」


 しょうがない。呼びかける御前のところに行ってやった。


「お前は得物を使ってないらしいじゃないか」


 得物? 武器のことよね……何を言ってんだろう。


「誰に聞いたか知らないけど、私にはこれがあるわ。こいつと技があれば十分よ」


 ポケットに入れた特製グローブを出して手にはめてやる。ぐっと握り拳を作るだけで力が漲るような感覚だ。使い込まれた鈍い金属の輝きに加えて、刻印魔法の薄い光がこの装備が如何に優れた業物かってのを表してる。

 投擲武器やここには持ってきてないけどバットを使うこともあるけどね。私の主武装はこの拳と技だ。


「……ほう? それほどの魔導鉱物に刻印魔法か、悪かないけどね」


 まじまじと見た御前は感心した様子だけど、どこか物足りなさを感じるらしい。

 グローブ単体で見たら、これを頼みに戦う奴はこの世界じゃ私のほかにはたぶん誰もいない。みんな刃物やら鈍器やら飛び道具やらを武器にするのが普通の世界なんだから、異端者の私の武器がほかと違うのはしょうがない。


 私にとっていい物でも、他者からすれば物足りないどころの話しじゃないってのは理解できる。ただ、ケチをつけられたようでいい気はしない。

 アナスタシア・ユニオンのお偉いさんからすれば、アーティファクト級の武装だって持ってるだろうからね。それに比べたら店で作れる武器ってのは、業物でも劣って見えるんだろう。


 そんな御前は棚の中から銀色の輪っかを取り差し出した。受け取れってことみたいだ。

 手のひらを出せば、同じ物が二つ乗せられた。


「腕輪型の魔道具?」


 スリットの入った銀色のバングルは、二重螺旋のデザインが特徴的なアクセサリーだった。無色透明の小さな宝石がいくつか付いてて、シンプルながらも高級感がある。古いデザインばっかりだった倉庫内で、これはと思える逸品じゃないか。しかもこいつは魔道具だ。

 話の流れからして、主武装になるような武器をくれるのかと思ったのに、どうやら違ったようだ。アクセサリー型の魔道具は普通に嬉しいけど。


「あっちの壁に向かって使ってみな」

「使うって……まあいいか」


 どんな効果があるか分からない物を使うのは不安がある。まずは説明しろと言いたいところだけど、やれと言うならやってやろうじゃないか。どうせ他人の家だ、どうなろうが知ったこっちゃない。

 開き直ってバングルを両手首に付け軽く魔力を流せば、余裕のある大きさだった輪っかが手首にジャストフィットした。バングルの大きさが変わったんじゃなく、スリットの部分が閉じてサイズ調整されたようだ。


 現時点で特にこれといった魔法の効果は感じられない。

 さて、使うと言ってもどうすればいいのやら。


「宝石の部分を意識して、もっと魔力を込めるんだよ」


 言われるがまま、左腕を壁に向かって掲げ魔力を少しずつ込めていく。

 想像よりもかなり多く食われるのが気がかりだ。おまけにいくつか付いた宝石が問題だ。どうやら全部の宝石じゃなく、任意の宝石に魔力を注ぎ込んで起動するらしい。どれか一つの宝石に魔力を集中させるのが結構難しく、高いレベルの魔力操作技術を要する。魔道具として非常に扱いにくい。


 腕輪の小さな宝石一つに魔力を集め続けると、やがて形を伴って何かが放出された。

 それは何本もの透明の糸だ。糸は粘着性があるのか壁に張り付き、それが腕輪の宝石まで続いてる。

 引っ張ってみても簡単に糸が切れる様子はなく、それどころかかなり力を入れても千切れない。魔力をカットすれば、糸はあっさり消えた。


「ほう、呪われている割には簡単に使うじゃないか。どれくらい魔力を消費した?」


 御前は感心した様子だ。


「……一割までは行ってないけど、一回だけでこれじゃ消耗が大きすぎるわ」

「その程度の消耗で済むなら大したもんだよ。どうだ、使えると思わないか?」


 たしかに。私の馬鹿力でも千切れない強力な糸を使えれば、戦闘でこれまでよりもずっと幅が出せる。戦い以外の場面でも使いようはありそうだ。

 魔力消費の大きさが気がかりだけど、短時間に何度も使わなければ問題ない。腕輪型なら戦闘スタイル的に邪魔にならないし、アクセサリーとしてもテンション上がる。


「ガラクタばっかりって言った割には、いいのがあるじゃない。私に渡して良かったの? これだけ強力なら値も張りそうだし、後悔しても知らないわよ」


 倉庫内にある高くも安くもない微妙な古い魔道具の中にあって、これほど強い魔法が発動できる道具なら数百万から一千万ジストくらいの値は付きそうに思える。使いにくさを差し引いてもこれは当たりだ。


「お前は簡単に使って見せたが、そいつは魔力の消費が馬鹿でかいし何より操作が難しすぎるんだ。いくら強くても使える奴がいないんじゃ、ガラクタも同然だよ。売ろうたって買い叩かれるのが目に見えるしね」


 なるほど。私ほどの膨大な魔力量でも、一回使うだけで一割近くを持っていかれた。そこらの並の構成員じゃ発動自体が難しいだろうし、できても消費魔力量的に割に合わない。普段使いにはできないし、切り札にするなら別の候補がいくらでもあるだろう。

 そして操作の難しさは、一瞬の判断と行動が求められる戦闘において致命的な欠陥だ。でも私なら問題ない。呪われていようが本当にギリギリの戦いじゃなければ、十分に使いこなせる。


「……倉庫でほこりを被らせとくには惜しい道具よね。いいわ、もらっとく」

「次はそっちのお前だよ、こっちにきな!」


 またか。今度はグラデーナが呼ばれた。


「話は聞こえてたぜ。あたしにもなんか道具を選んでくれんのか?」

「お前はこれを使いな」

「ああ? 指輪かよ。ダメだ、あたしのスタイルに合わねえ」


 グラデーナは基本的に剣を使うけど、奥の手として電撃を拳にまとわせて敵を殴る。指輪型の魔道具は殴った時に壊す恐れがあり、使い勝手が悪い。


雷火らいかのグラデーナってのは、お前のことだろう? いいから使ってみな、さっさと魔力を込めるんだよ」


 この御前、私たちの戦闘スタイルを把握してるみたいだ。


「分かった、分かった。試しにやってみるだけだぜ?」


 ぶつぶつ言いながらグラデーナは左の中指に金の指輪をはめ魔力を流し始めた。


「……なんだこれ、どんだけ注げばいいんだ?」

「ちびちびやってんじゃないよ、量じゃなくて勢いが大事なんだ。さっさと本気でやりな!」

「本気でって、壊れても知らねえぞ」


 言われたとおりに魔力の出力を上げ、それでも全然魔法が発動しないことからグラデーナも本気で魔力を流し込む。


「このっ、うおおおおおおおおおおおおっ!」


 一気に強い魔力を流した途端に指輪が消え失せ、バチバチと音を立てる電撃をまとった拳がそこにあった。凄まじい魔力だ。普通にグラデーナが使うよりも、ずっと強い魔法になってる。


「分かったか? 物騒だから早く魔力を引っ込めな」

「お、おう」


 魔力をカットすれば、消え失せたはずの指輪が元に戻った。え、なんか凄い魔道具じゃないか、これ。


「御前様よ、こいつもガラクタだって言い張る気じゃねえだろうな?」

「それはお前みたいに馬鹿げた魔力量と珍しい雷魔法の適性がなけりゃ、誰にも使えないガラクタだよ。だからこんな倉庫に転がってんだ」

「へっ、そうかよ。だがありがてえ」

「次はそこのお前、こっちにきな!」

「わ、わたしもですか!?」

「お前にはこれだよ。この短剣は少々古いが、今使っている物よりずっとお前に合うはずさ。とりあえずは魔力を込めてみな」


 どうやら御前は私たち七人それぞれに合う魔道具を選んでくれるらしい。私とグラデーナは高級幹部だから色々知られてるのは分かるけど、ほかのメンバーのことまで分かってるとは恐れ入る。


 しばらく様子をみてたけど、立て続けにウチのメンバーに道具を渡す姿はちょっと異様だった。

 昨日の戦闘の話を聞いてメンバー全員の特徴を捉えた? 話を聞いただけにしては的確な道具選びに思える。

 まさかこの場で見抜いたわけじゃないだろう……たぶん。まさかね。

ちょっとした気分転換のお話でした。新たな道具をゲットして戦力は増しニコニコです。

次話でも気分転換っぽい場面転換をします。ややこしい展開から、いったん仕切り直しです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ここのところ下がる一方だったアナスタシア・ユニオンの株を 御前様が一人で何とか食い止めてるwww と言うか、年齢からくる経験値の差なのか ユカリ達を何気に極めて巧妙に誘導できてる気がする!…
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