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乙女の覇権安定論 ~力を求めし者よ、集え!~  作者: 内藤ゲオルグ


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魔法とは、芸術なり!

 午前中から本部で報告やらメンバーの相談やらを受けると、午後からは気分転換を兼ねて外出だ。

 まずは用事を片付けるべく、昼食をさらっと済ませて新本部予定地に向かう。

 誰かをお供に付けようかと思ったけど、暇そうなメンバーが誰もいない。こういう時にヴァレリアがいればと思ってしまうけどしょうがない。

 自ら小型装甲車を運転し、現地に向かう。これが終われば、今日のところは急ぎの予定はない。まとまった時間が取れるはずだ。


 それほど遠くはない道のりを安全運転で移動すると、目に入るのは異様な光景だ。

 周辺は道幅が広くて通りやすく、家々は敷地も広めで建物も大きい感じ。いわゆる高級住宅街に相当する場所になる。行ったことはないけど、すぐ近くには大きな池や雑木林なんかの自然を擁する公園もあるらしい。

 立ち並ぶ家々は全体的に洒落た雰囲気もあって、古風でありながらモダンな感じもある。素敵なマダムが犬の散歩でもしながら、そこらを歩いてそうな雰囲気ね。


 そんな閑静でハイソな雰囲気の中、突如として現れるのは漆黒の巨壁だ。

 周囲の景観を完全にぶち壊す、武骨で重厚、端的に悪の組織の総本山ですと声高らかに謳い上げるかのような、冗談みたいな外壁が連なる。

 威圧する外壁沿いに車両を走らせ、まだ未完成の門をくぐるとそのまま中に入る。


 敷地に入って真っ先に目に入るのは土の山だ。

 巨大地下施設を作るために、プリエネたちは穴掘りから進めてくれてる。その成果がこの土の山となる。メンバーの姿が見えないことから、土の山の向こうで作業中なんだろう。


 適当に車両を停めると、さっそく仕事に掛かる。

 外壁の超強化とプラスアルファをやってやるんだ。


 のっぺりとした漆黒の外壁に近寄って手を触れると集中状態に入る。

 縦も横も百メートル以上はある外壁の全体に魔力を通して完全に掌握。

 構造を把握して支配下に置くと、その完成度の高さにまずは感心した。


「……腕を上げたわね」


 長大な外壁の構造はどこを取ってもムラがない。均一な密度と歪みのない造りは、これだけで魔法の腕の良さを知ることができる。

 高さ十五メートルほど、厚さ三メートルにもなる巨壁だ。

 外壁を作ること自体は建設局のメンバー全員でやってたはずだけど、最終的な調整は局長のプリエネがやってくれてる。これは彼女の腕前がそのまま出た結果だ。


 魔法は第七級から始まって第六級までが下級魔法と呼ばれる。第五級と第四級が中級魔法、第三級と第二級が上級魔法、そして現代じゃ誰も使えず伝説にのみ残るのが第一級。

 適正さえあるなら大抵の場合は下級魔法は普通に使える。だけど中級からは難易度が跳ね上がり、中級魔法に手が届いても第四級相当は無理という場合も結構あるらしい。

 そして上級魔法、第二級に至っては大陸中を見渡しても使い手は限られてくる。どんな魔法適正の持ち主であれ、第二級に至った時点で希少な人材だ。


 汎用魔法と呼ばれる一般的な魔法でも、適性がなければ決して第六級以上の複雑な魔法を使うことはできない。これだけは生まれ持った才能で決定される。治癒魔法のような特殊な魔法は、第七級の初歩の魔法すら適性がなければ絶対に使えない。


 魔法のランクの基準はどれだけ複雑な魔法かで決まり、単純な出力の大きさや精密さは基準外の要素となる。ここが魔法の肝でもある。


 例えば私は火の魔法適正は持ってないから、第六級以上の魔法は使えない。

 複雑さの例えはなかなか難しいけど、火をばら撒いても意図しない場所を燃やさないようにするとか、広範囲に魔法を使っても火の勢いや温度分布を任意に設定するとか、色々と複雑な要素や技術がある。極端なところだと、ウチのオフィリアは炎を身に纏った状態で闘ったりもできる。こんなことは適正が無いと不可能だ。


 だけど魔力さえ豊富なら、魔法適正が無くても出力だけは中級魔法相当の威力は出せる。それに魔力操作が巧みなら、多少の形状変化や温度変化、光の加工に色のアレンジくらいなら可能になる。もちろん針の穴を通すような魔法行使だって可能だ。


 適性があるなら上級魔法まで使えるようになる事が理想だけど、これも才能の問題なのか、なかなかその境地にはたどり着けない。

 だから、いかにそもそもの魔力量を高め、精密に行使できるかが実力と思ってる。

 キキョウ会メンバーの実情を見る限り、魔力量が豊富で魔力操作に長けてても、中級魔法までにしか手が届かないメンバーがほとんどなのが実際のところ。

 でも足りないところは出力と精密さで大抵は補える。そんでもって、そこは訓練で伸ばせるんだ。


 プリエネの土魔法は第四級相当のレベルから脱してないけど、それでもこの漆黒の外壁の完成度は超高いレベルにある。こればっかりは上級魔法が使えるとか関係ない領域だ。

 これだけ大きな構造物の全体を把握し、完全に均一な状態にすることは、単に上級魔法が使えるってだけの人だとたぶん無理だ。さすがは我がキキョウ会の幹部といった実力になる。



 自慢のメンバーの成果に満足しつつ、それでも今の外壁は頑丈な石の塊にすぎない。これを生まれ変わらせる。

 完璧な均一で整った構造だから、生まれ変わらせるにしても私の負担は少なくて済む。これが大きい。

 外観をそのままに、掌握した構成を対物理対魔法に優れた素材に変えて行く。


 単純にまるっと変えるんじゃなく、一番外側を第一層として、第二層、第三層といくつも重ねた複合装甲の要領で、地下に埋まった部分まで超強化を施す。対物理特化装甲、対魔法特化装甲を軸に、両方への耐性が高い装甲や耐衝撃装甲、緩衝装甲まで加えて万全の守りとするんだ。

 ここまでやれば結界魔法に劣らないレベルの守りが実現できる。


 私を抜きでこれをやろうとするなら、準備する素材の材料費と上級魔法使いを何人も用意しないと無理だろうから、普通には実現不可能な守りをもたらす外壁だ。これなら結界魔法の魔道具をどうにかして手に入れた方がたぶん安くて早い。

 まあ小規模結界魔法の魔道具でも、手に入れるなんてかなり難易度が高いけど。


「ふぅ、ちょっと疲れたわね」


 全体の掌握と構造変換で掛かった時間は十分程度か。ようやく強化が終わった。これくらいの単純作業はもっと早くできるようになりたいもんだ。

 建設局が造った下地が完璧だったことに加えて、普段から複合装甲は作ってて慣れてるから、単純に規模が大きくなっただけのことに多くの時間が掛かるようじゃ、私もまだまだだ。


 さてと、続けていこうか。

 今度は見た目の変更だ。プリエネたちはあえて、のっぺりとした外観にしてくれてた。これは私が後から加工しやすいようにしてくれたため。

 最終的にはシャーロットにも刻印魔法を入れて貰って、強度の更なる向上を目指しながら可能であれば自己修復機能まで組み込む思惑だけど、その前に無地の外壁に模様を刻み込む。キキョウ会は女の寄り合い所帯でもあるからね。ただ武骨なだけじゃ華がない。


 掌握したままの外壁全体に、イメージした模様をざっくりと入れてしまう。後で変えることも可能だ。まずは適当でも構わない。

 今の気分で思い付いたままに、和柄の矢絣やがすりを刻み込む。矢羽を縦に並べたような、よく着物に見られる模様だ。

 色は光を吸い込むような漆黒をベースに、黒の濃淡を変えて並べた矢羽の色を交互に表現する。


 全部が矢絣でもちょっと微妙だ。高い外壁の下部は五ミリほど盛り上げて出っ張らせ、市松の模様に書き換える。ついでに外壁の上部も出っ張らせ、こっちは菱の模様に書き換えた。

 さらに矢絣が下地の真ん中部分には、距離を空けながら丸で囲ったキキョウ紋を入れ込む。

 アクセントで、ところどころで思い付いたように牡丹、桜、梅の模様も控えめに咲かせておく。門の付近には桔梗をたくさん咲かせておこうか。


 しばらく芸術的な楽しい時間に没頭してると、作業中だったメンバーが集まってきたのが分かった。だけど中途半端なところで中断すると全体のバランスに影響が出てしまうかもしれない。終わるまではと、振り向きもせずに集中した。



 構造変換と超強化以上の時間を掛けて模様作りを終えると、ようやく集中を解いた。

 振り返ると、建設局のメンバーが外壁を感心したように眺めてる。外側だけじゃなく、内側にまで刻み込んでしまった。


「凄い魔力がずっと発動されてたんで、見にきちゃいましたよ!」

「プリエネたちのお陰で強化は簡単に済んだからね。あとは遊びみたいなもんよ。穴掘りのほうは順調?」

「まだ半分ですけど順調ですよ! なんで、そろそろ盛った土が邪魔になってます」

「それじゃ、ついでにこっちも片付けるわね。どんな感じにする?」


 邪魔な土はどこかに運ぶのが普通だと思うけど、魔法があれば土でも有効利用が可能だ。

 魔法は魔力のみで何かを生み出すことが可能だけど、元からある物を利用できるなら、そっちのほうが魔力の消費は小さくて済む。

 つまり、不要な土を建築資材に変えてしまえばいいってわけだ。


 プリエネたちでもそれは可能だけど、量が半端じゃないこともあって、彼女たちにはそれに魔力を使うよりも新本部造りの作業に力を注いでもらいたい。そんなわけで、土の処分は私でやることになってた経緯がある。


「細かいことはこっちでやっときますんで、適当にぱーっとやっちゃってくださいよ!」

「適当って……うーん、それじゃパネルにでもしとこうか」


 パネル状の素材にしておけば、壁でも床でも天井にでも使えるだろう。

 軽くて頑丈な素材にしておけばとりあえずの用途としては問題ないし、外壁のように構造変換と強化はいつでも可能ってこともある。

 柱や骨組みはみんなでやるだろうし、汎用性の高そうな物にしとけばいい気がした。


 高く盛られた土に意識を向けて魔力を浸透させ、完全に掌握する。

 イメージするのは二メートル四方の軽い鋼板だ。溶けるように土の山が蠢くと、ものの数秒で大量の黒いパネルに変えてしまった。

 まったく同一の物の大量生産など、私にとっては造作もない。その辺のコツは昔にやった薬ビン作りでとっくに得意になってしまってる。このサイズなら、怪力のウチのメンバーにかかれば普通に軽々と持ち運びだってできる。


「こんなもんでどう?」


 プリエネに確認してもらおうとすると、彼女はできあがったパネルを一枚とって、コンコン叩いて確かめた。


「さすが会長、仮組用としちゃ上等すぎますよ!」

「おー、凄いですね。これだけの強度があれば、本番用でも十分です。早速使わせてもらいます」

「そんじゃあ、イケるところから運び入れて敷き詰め始めるか!」

「そういや、内装屋はまだなのか? 完全にぎっちり壁まで詰めちまうと、あとが面倒だぞ」

「空気の取入れや排水のことも設計には考慮されてるから、ちゃんと親方の指示に従ってやるように! 魔道具を配置する場所もあるからね!」


 建設局のメンバーはプリエネの影響か、みんな元気がいいわね。

 全員で作業に取り掛かり始めたみんなに別れを告げると、邪魔をしないように退散した。



 一旦本部に戻って小型装甲車を停めると、今度は徒歩で六番通りに向かう。

 仕事じゃなく趣味の時間だ。目的地は六番通りの奥の奥、ドミニク・クルーエル製作所。期待に胸がときめく。

 寄り道せずに真っ直ぐ向かい、早々と目的地に到着。開けっ放しのガレージから中を見ると盛況も盛況。前は一人しかいなかった製作所も、いまは多くの働き手で賑々しい。

 奥のほうで設計図を睨みつけてる樽体系のご老体こそが製作所の主だ。


「ドク、きたわよ!」


 このドミニク・クルーエル製作所の主とは、バイク製作を通じたもう仲間のような感じになってる。


「おおっ、お前さんか! 待っとったぞ」

「久しぶりだけど、調子はどう?」

「そんなことより、この怪物の試乗を早くやってくれ。お前さんじゃなきゃ、試すこともできやせん」


 親し気に話す様子を若い職人たちが興味深そうに見守ってる。この製作所で働いてる以上は、趣味全開のバイクに興味がある連中ってことだろう。それだけでこいつらの趣味が良いことは分かる。なかなか見込みのある奴らよね。

 まあ、そんなことより今は。


「試乗ってことはもう乗れんの? 今日なら時間あるからさっそくやるわよ」

「それじゃ街の外に出て走ってこい。くれぐれも無茶はせんようにな」

「分かってるって」


 頼んでた改装が仕上がってるらしい。期待通りだ。

 いざ目の当たりにしたそれは、タイヤ周りが以前よりもごつくなった気がする。これはこれで重厚感が増してカッコいい。

 ドクから新機能の説明を受けると、ワクワクしながら愛車に跨った。なんだか久しぶりだ。


「じゃあ、行ってくるわ!」


 重厚なエンジン音を鳴らすブルームスターギャラクシー号のなんと気持ちのいいことか。

 ゆっくりとした速度で、超カッコ良くて超目立つバイクを走り出させた。



 六番通りの奥から中央通りを経由し、そのままずっと大通りを進んで東門から外に出てしまう。これから始める実験は街の外じゃなきゃできない。

 大陸西部への遠征中の期間も含めてドクに頼んでたのは、ブルームスターギャラクシー号のオーバーホールと更なる改装だ。

 改装の目的は単純にスピードの強化。それもぶっ飛んだスピードが出せるようにね。


 普通の領域を逸脱した私の身体能力があれば、乗り物だって普通の速度である必要はないってことに、ある時気付いたんだ。

 この世界は色々な偉い人の思惑があって、魔道具としての乗り物には酷い速度制限が課せられてる。違法改造によってそれは破ることができるけど、それでもまだ設計上の制約で時速百五十キロくらいがせいぜいだった。


 まあ一般レベルの魔力量だと、最高速度もそれ程は出せない上に、持続時間だってかなり短いとは思うけどね。そう考えれば割と真っ当な理由も込みで遅いのかもしれない。

 どこぞの誰かの考えや思惑は別にどうでもいいとして、ドクの話によれば速度制限はリミッター解除後でも安全を考慮したもので、安全を度外視すればもっと速く走るように改造することは可能とのことだった。


 私のような運動能力や魔法能力があれば、その速度に縛られる理由はない。

 もうトコトンまで魔力を注げて、それに耐えられる車体の強度があればいい。その強度だって魔力で解決できるんだ。あとは操作技術さえ伴ってれば、スピードはどれだけ出したっていいはずなんだ。出せるはずなんだ。


 街乗り用として作って貰ってる新車の中型車は普通でもいいけど、ブルームスターギャラクシー号には限界を求めて行きたい。

 世界を縮めるマシンとして、生まれ変わらせるんだ。それこそがこの私に相応しい。



 街の外に出ると、街道からは外れて人のいない方面に向かった。

 十分に距離を取って魔力感知でも人がいないことを広範囲にわたって確認。準備良し。

 風除けとして持ってきたゴーグルを装着すると、いよいよブルームスターギャラクシー号の本領発揮だ。


「さあ、真の力を見せる時よ」


 ゆっくりと始動させると、魔力認証で新機能の枷を解く。

 増設された魔力回路にバカげた量のエネルギーを注ぎ込むと、エンジンがいつも以上の唸りを上げる。これは私の中にまだ残る常識とは別次元にあるエンジンであり、魔道具でもあるマシンだ。ガソリンを燃やして運動エネルギーに変えるものとは違って、魔力がそのままエネルギーとなって動く。

 私の力がそのままブルームスターギャラクシー号に現れるのと同じこと。

 怖ろしいほどの魔力を内部に送り込み、それを蓄えた暴力の化身は莫大なエネルギーを速力として発揮、急加速で動き出した。


 舗装されてない荒れた草地だって、私に掛かれば快適な道に早変わりだ。爆速に劣らない認識力で地面の状態を把握し、でこぼこ道も平坦に変えられる。いや、悪路だって運動能力で強引に制することは可能なはずだ。私ならできる、やれる。


 速度を上げる、上げる、まだ上げられる。

 ぐんぐんと注ぎ続ける魔力を飲み込むブルームスターギャラクシー号は、歓喜の雄たけびを上げるかのようだ。


 未知のスピードに心のときめきが止まらない。わくわくで心臓が飛び出しそうだ。

 すでに未知の領域はとっくに超越した。それでもまだ車体に問題はない。私の魔法行使と運転にも問題ない。

 まだまだ、いける!


 加速する世界に加速する意識、すっ飛んでいく景色と凄まじい風圧、高鳴り続けるエンジン音と振動、全てがたまらない。


「いーーーやっほーーーーーーっ!」


 ああ、この日。私とブルームスターギャラクシー号は、風になったんだ。

 ほんの短い時間の走行実験だったと思うけど、気付けば王都の近くにまできてしまった。


 普通なら中間地点の宿場町で一泊して、王都にはその次の日に到着する距離感だ。

 エクセンブラと王都を結ぶ街道は、たしか距離にして六百キロくらいはあったと思う。

 リミッター解除してない車両だと、せいぜい時速は三十キロくらいしか出せないいからね。宿場町で休まずに行けないことはないけど、よっぽどの急ぎじゃないと普通はしない。


 以前までのブルームスターギャラクシー号でも全力で飛ばせば泊まる必要は特になかったけど、生まれ変わったこいつはもう別物だ。

 ふふん、ぶっちぎってやったわね。

仕事をしつつ、遊んだ回でした。今後は移動の面で楽になるかもしれません。

次も多少は遊びつつ、男爵と再会してお仕事に戻る予定です。


次話「新たな相棒と儲け話」に続きます!

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― 新着の感想 ―
[良い点] ハイソな高級住宅街に突如として現れた空気を読まない黒鉄の要塞www デスヨネー、旧マクダリアン一家邸跡地に建設してましたっけwww 結界魔法に劣らないレベルの城壁……外壁が出来たとの事で…
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