68、大魔女シャニル:2
シャニルの日常の一時♪
●【No.068】●
臨王国、
『修塁昌』の南側にある街の中にある家にて。
「いただきます♪」
その家の中のとある部屋で、大魔女シャニルはアルベルスやアルラトスの二人と共に、それぞれ椅子に座り、テーブルの上に置いてある昼食(パン・ハム・サラダ・目玉焼き・スープ・紅茶など)を、三人が食事しながら話し合っていた。
もぐもぐ、もぐもぐ
「うん、相変わらず美味しいわねぇ。 アルラトス」
「はーい、ありがとうございまーす。 マスター・シャニルゥ~♪」
「ねえ、美味しいわよねぇ? アルベルス」
「ええ、まぁ、そうですね。 ……まあまあ……ですね。」
「なによぉ~? アルベルス 何か不満でもあるのぉ~?」
「う~うん、なんでもないよぉ~ アルラトス」
「………」
「ふふふ、二人共……相変わらず仲が良いわねぇ~♪ ところで、この国で何か変わった事はなかったかしらねぇ~?」
「はい、情報を少し入手しましたが、西側でレイドルノが既に動き出しており、狩侯聖者と対決していた、と聞いております。」
「えぇ~? あのレイドルノが動き出したのぉ? ん~~ 彼は私とほぼ互角の実力を持っているからねぇ~~♪」
「僕が入手した情報では、先程……勇者アドーレが臨王国に戻ってきました。」
「えぇっ!? あの勇者アドーレが、この臨王国に戻って来ていたのぉ!?」
「はい! シャニル様!」
もぐもぐ、もぐもぐ
「へぇ~ なるほどねぇ~♪ 彼も戻ってきたのねぇ~ 勇者アドーレがねぇ~~♪」
「―――と言うことは、この臨王国内では、勇者アドーレとレイドルノとシャニル様の三人が、見事に揃ってますよね。」
「はーい、マスター・シャニルゥー! あともう一人、面白そうな男の人を発見しましたよぉー!」
「え? 面白そうな男……?」
「はい、勇者アドーレと同行している男の人です。 確か…名前が特徴的でしたね。」
「え…えーと、何て言う名前だったかしらねぇー? …アルベルスゥー…」
「………」
「え? アルベルス? 何で黙ったままなのぉ!?」
「僕にも名前までは……解りませんでした。」
「えぇえぇーーっ!? あんたも知らないのぉーーっ!? なにやってるのよぉーーっ!!」
「………」
もぐもぐ、もぐもぐ
「ふぅーん、そうなのねぇ。 まぁいいわ その内、何か判るでしょうねぇ。」
「その後の情報では、臨王が臨軍を派遣して、許童昌・刑布昌・四済昌にそれぞれある洞窟内の金塊や財宝を、既に回収されていると言われてますね。」
「えぇっ!? 金塊や財宝を!? 洞窟内にいる強力で凶悪なモンスターは、一体どうしたのぉ!?」
「………倒された? それが…よく解りませんが、とにかく臨軍が洞窟内の金塊や財宝を回収したそうですよ。」
「へぇ~ そうなのねぇ。 じゃあ…この修塁昌にも臨軍が来るかもしれないかしらねぇ。」
「…はい、そうですね…」
「どうしますか、マスター・シャニル?」
「ん~~ まぁいいわ、それにまた何か、動きがあるでしょうからねぇ~~♪ それよりももうそろそろ―――」
「………」
もぐもぐ、もぐもぐ
「ごちそうさま♪」
大魔女シャニルとアルベルスとアルラトスの三人は、昼食の食事を終えていて、アルベルスとアルラトスの二人は、台所で食器を洗い片付けていた。
「さぁてと、じゃあ……私はそろそろお風呂に入ろうかしらねぇ~~♪」
次に大魔女シャニルは、お風呂場の方に向かい、脱衣場で服や下着などを全部脱いでいき、全裸になっていた。
その瑞々しく透き通った細身の美肌に、美しい形で整って先端が綺麗なピンク色をした巨乳に、ウエストも細く引き締まっていて、お尻の形も大きさも程好く、お尻を手で撫でて触っていた。
「ふうぅーー♪ それではぁーー♪」
そういうと大魔女シャニルは大浴場に入っていき、まずはシャワーで身体を洗い、それから肩まで浸って入浴していった。
「はあぁーー♪ なかなか、気持ちいいーーわねぇーー♪」
その後も大魔女シャニルは、お風呂を気持ちよく楽しんで寛いでいた。
まさか、シャニルも動くつもりなのかな?




